今日は夕方までお休みをいただき、東京のJFAハウスへ行って参りました。目的はJFAアカデミー福島の説明会でございます。
アカデミーは娘がサッカーを本格的にはじめた小学校低学年の頃からひとつの目標としていた場所です。
とりあえずクルマで守谷まで行き、そこからつくばエクスプレスで行ってみました。一度乗ってみたかったのよ(笑)。
30分少々であっという間に御徒町に到着。すげー!
お昼前まではアメ横でお買い物。
お昼ごはんは・・・JFAハウスの近辺に行けば何かあるんじゃない?
というわけで、御茶ノ水へ移動。
東京医科歯科大と順大の横をすり抜けJFAハウスへ。
到着。でも飲食店ほとんどない(;´д`)
斜め向かいにあったカレー屋さんに入りました。
激ウマ。
JFA職員と思われる方々も大勢いらっしゃいました。
JR御茶ノ水駅の北側、こんなに飲食店が少ないとは思いませんでしたわ(; ̄ー ̄)
はい戻って来たよー。
併設されている日本サッカーミュージアムは午後1時開館。
説明会も午後1時からなので、残念ながらミュージアムは見てません。
JFAの受付横には天皇杯やら女子のアジア杯、U-17女子W杯などが展示されてました。
そしてこのお方も。
ずいぶんお堅い方でした。カッチコチ。
さておき。
今日のメインは説明会。
会場はほぼ満席で、椅子とテーブルが追加されるほどでした。
女子と男子の割合は6:4くらいで、女子の保護者の方が多かったような印象です。やっぱり男の子より女の子の方がいろいろと不安なのかなぁ?
アカデミーでの日常生活の説明や選考試験の内容に関する説明が1時間ほど行われました。
どこにも出ていない選考試験の概要ですが、男子の場合は以下のようなものだそうです。
【1次試験】
40m走、スキル、ゲーム(8人制)
【2次試験】
40m走、バウンディング、スキル、ゲーム
【3次試験】
VMAテスト(持久走)、ゲーム、形態測定、学力テスト、骨年齢
【最終試験】
ゲーム、作文、ASE(課題を与えて解く)、メディカルチェック、個人面接、保護者面接、グループワーク
女子の場合は1次、2次、最終試験の3段階なので、おそらく男子の1次と2次相当が初日の試験内容になるんじゃないでしょうか。例えばリフティングが何回出来なきゃダメとか、40m走を何秒で走らなきゃダメとか、そういう基準は一切ないとの事。ゲームも見て総合的に判断されるそうです。
お子さんがインターナショナルスクールに通っていて、英語は得意だけど日本語が不安(帰国子女なのかな?)・・・という保護者からの質問がありましたが、公立中学校・高校に通う事になるので日本語が出来ることが大前提で、学力テスト等は日本の小学生の標準的な学力が備わっているかどうかを見るとの事でした。
ちなみにですが、男子には試験免除制度があるそうです。県トレ選考選手、全日本少年サッカー大会の全国大会出場者は1次試験が免除。各地区のナショナルトレセン選考選手でコーチからの推薦がある選手は2次試験が免除だそうです。
ただし女子には免除制度はなし。1次選考からの受験が必須との事でした。男子とは分母の数が圧倒的に違いますからね。これは当然だと思います。
最も印象深かったお話。
質疑応答で保護者から「Jクラブのアカデミーとは何が違うのか?」という質問がありました。JFAの回答は「家から通えるならJクラブのアカデミーへ行く方がいい」というものでした。これは非常に興味深い回答です。
後の補足から、この回答にはふたつの意味が込められていると感じました。
まずひとつは中学生で親元を離れる事に対する精神面での不安という問題。1年もすればホームシックもなくなるという説明がありましたが、やはり心身ともに飛躍的な成長を遂げる時期に親の存在が子どもに与える影響はとても大きいみたいです。できれば親元から通えるクラブに行くのが一番理想的だと申しておりました。
そしてもうひとつ。
なでしこジャパンにも人材を輩出し着々と成果を残している女子。それとは対照的に、男子は数名のプロ選手や年代別の代表は誕生しているものの、未だにA代表の選手は輩出していません。
女子の場合は中学生年代より上の世代の活動の場が限られており、なでしこリーグやJリーグの下部組織としてのアカデミーはごく少数なので、将来のなでしこジャパンを目指す選手達が集まりやすい。ところが男子の場合、プロを目指すならJクラブのアカデミーを目指すのが一番の近道ですし、A代表はその延長線上にあります。必然的にJクラブのアカデミーが進路決定の最優先になるようです。
以上により結果的に、地理的な問題でJクラブに通えない男子、アカデミーの整備に乏しい女子の受け皿になっているというのが、今のJFAアカデミーの現状なのだと思います。
こういうお話を聞けただけで、この説明会に参加した意義は大きいと感じました。
アカデミーの受験は娘にとってはなでしこジャパンが世界一になる以前からのひとつの目標でした。当然、娘は合格を目指しているのでしょうけれど、私達夫婦にとっては正直、合否は二の次。
娘が自発的にこういうチャレンジをしたいと思い続けて来た、それ自体が娘の今後の人生にとってプラスになると考えています。
試験会場には全国から将来のなでしこ候補となり得る子ども達が大勢集まって来ます。そういう中で全力でチャレンジし、自分自身の未熟さや小ささを実感して欲しいです。世の中はこんなに広くてこんなに上手な子がたくさんいるんだという事を肌で感じて欲しいです。
女子の1次選考は8月下旬。まずはそこを目指してがんばれ。
おまけ。
TX秋葉原駅にランチパックのお店を発見。
紘子さんのテンションの上がりっぷりがスゴかったです(;^^)
アカデミーは娘がサッカーを本格的にはじめた小学校低学年の頃からひとつの目標としていた場所です。
とりあえずクルマで守谷まで行き、そこからつくばエクスプレスで行ってみました。一度乗ってみたかったのよ(笑)。
30分少々であっという間に御徒町に到着。すげー!
お昼前まではアメ横でお買い物。
お昼ごはんは・・・JFAハウスの近辺に行けば何かあるんじゃない?
というわけで、御茶ノ水へ移動。
東京医科歯科大と順大の横をすり抜けJFAハウスへ。
到着。でも飲食店ほとんどない(;´д`)
斜め向かいにあったカレー屋さんに入りました。
激ウマ。
JFA職員と思われる方々も大勢いらっしゃいました。
JR御茶ノ水駅の北側、こんなに飲食店が少ないとは思いませんでしたわ(; ̄ー ̄)
はい戻って来たよー。
併設されている日本サッカーミュージアムは午後1時開館。
説明会も午後1時からなので、残念ながらミュージアムは見てません。
JFAの受付横には天皇杯やら女子のアジア杯、U-17女子W杯などが展示されてました。
そしてこのお方も。
ずいぶんお堅い方でした。カッチコチ。
さておき。
今日のメインは説明会。
会場はほぼ満席で、椅子とテーブルが追加されるほどでした。
女子と男子の割合は6:4くらいで、女子の保護者の方が多かったような印象です。やっぱり男の子より女の子の方がいろいろと不安なのかなぁ?
アカデミーでの日常生活の説明や選考試験の内容に関する説明が1時間ほど行われました。
どこにも出ていない選考試験の概要ですが、男子の場合は以下のようなものだそうです。
【1次試験】
40m走、スキル、ゲーム(8人制)
【2次試験】
40m走、バウンディング、スキル、ゲーム
【3次試験】
VMAテスト(持久走)、ゲーム、形態測定、学力テスト、骨年齢
【最終試験】
ゲーム、作文、ASE(課題を与えて解く)、メディカルチェック、個人面接、保護者面接、グループワーク
女子の場合は1次、2次、最終試験の3段階なので、おそらく男子の1次と2次相当が初日の試験内容になるんじゃないでしょうか。例えばリフティングが何回出来なきゃダメとか、40m走を何秒で走らなきゃダメとか、そういう基準は一切ないとの事。ゲームも見て総合的に判断されるそうです。
お子さんがインターナショナルスクールに通っていて、英語は得意だけど日本語が不安(帰国子女なのかな?)・・・という保護者からの質問がありましたが、公立中学校・高校に通う事になるので日本語が出来ることが大前提で、学力テスト等は日本の小学生の標準的な学力が備わっているかどうかを見るとの事でした。
ちなみにですが、男子には試験免除制度があるそうです。県トレ選考選手、全日本少年サッカー大会の全国大会出場者は1次試験が免除。各地区のナショナルトレセン選考選手でコーチからの推薦がある選手は2次試験が免除だそうです。
ただし女子には免除制度はなし。1次選考からの受験が必須との事でした。男子とは分母の数が圧倒的に違いますからね。これは当然だと思います。
最も印象深かったお話。
質疑応答で保護者から「Jクラブのアカデミーとは何が違うのか?」という質問がありました。JFAの回答は「家から通えるならJクラブのアカデミーへ行く方がいい」というものでした。これは非常に興味深い回答です。
後の補足から、この回答にはふたつの意味が込められていると感じました。
まずひとつは中学生で親元を離れる事に対する精神面での不安という問題。1年もすればホームシックもなくなるという説明がありましたが、やはり心身ともに飛躍的な成長を遂げる時期に親の存在が子どもに与える影響はとても大きいみたいです。できれば親元から通えるクラブに行くのが一番理想的だと申しておりました。
そしてもうひとつ。
なでしこジャパンにも人材を輩出し着々と成果を残している女子。それとは対照的に、男子は数名のプロ選手や年代別の代表は誕生しているものの、未だにA代表の選手は輩出していません。
女子の場合は中学生年代より上の世代の活動の場が限られており、なでしこリーグやJリーグの下部組織としてのアカデミーはごく少数なので、将来のなでしこジャパンを目指す選手達が集まりやすい。ところが男子の場合、プロを目指すならJクラブのアカデミーを目指すのが一番の近道ですし、A代表はその延長線上にあります。必然的にJクラブのアカデミーが進路決定の最優先になるようです。
以上により結果的に、地理的な問題でJクラブに通えない男子、アカデミーの整備に乏しい女子の受け皿になっているというのが、今のJFAアカデミーの現状なのだと思います。
こういうお話を聞けただけで、この説明会に参加した意義は大きいと感じました。
アカデミーの受験は娘にとってはなでしこジャパンが世界一になる以前からのひとつの目標でした。当然、娘は合格を目指しているのでしょうけれど、私達夫婦にとっては正直、合否は二の次。
娘が自発的にこういうチャレンジをしたいと思い続けて来た、それ自体が娘の今後の人生にとってプラスになると考えています。
試験会場には全国から将来のなでしこ候補となり得る子ども達が大勢集まって来ます。そういう中で全力でチャレンジし、自分自身の未熟さや小ささを実感して欲しいです。世の中はこんなに広くてこんなに上手な子がたくさんいるんだという事を肌で感じて欲しいです。
女子の1次選考は8月下旬。まずはそこを目指してがんばれ。
おまけ。
TX秋葉原駅にランチパックのお店を発見。
紘子さんのテンションの上がりっぷりがスゴかったです(;^^)
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