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日高川町高津尾、(株)駒場工務店の県百年企業受賞を盛大に祝う 〈2016年6月14日〉

2016年06月14日 08時30分00秒 | 記事

孫一同から花束を受けた清浩会長(左上)や
一仁代表取締役(後列中央)


 昨年、県の百年企業表彰を受賞した日高川町高津尾の(株)駒場工務店=駒場一仁代表取締役=の受賞記念祝賀会(発起人代表・清水達成町建設業協同組合理事長)が11日、地元の日高川交流センターで開かれ、同表彰の受賞を盛大に祝うとともに、創業からまもなく200年を迎える同社の飛躍を祈念した。

 発起人の市木久雄町長、龍田安廣町議会議長ら町、町議会関係者はじめ下宏・県副知事や冨安、坂本両県議、町内外の建設業関係者ら約150人が出席。発起人を代表して清水理事長が「江戸時代後半から現在の6代目までの約200年にわたり地域の発展と雇用を守り続けてこられた。ひと言で200年と言っても並大抵のことではなく、心から賛辞を贈りたい。今回の受賞は、私ども建設業界並びに地元にとても大きな誇り。さらなる活躍を祈念しています」と述べた。
 下副知事は「200年近く事業継続され、地域の経済に多大な貢献をされたことは本当に素晴らしいこと。県内の百年企業受賞の中でも200年は数えるほどしかない」と述べ、仁坂知事のメッセージを代読。冨安、坂本両県議が受賞に敬意を表して今後の飛躍に期待を寄せ、発起人の市木町長は「社業がますます栄え、250年、300年と続いていくことを心から祈念したい」と祝辞を述べた。
 町建設業組合から記念品が贈られ、孫5人から会長の5代目・清浩氏夫妻らが花束を受け、6代目の一仁氏が「江戸時代後半に創業以来、私が6代目の子孫となる。今年で199年の時が流れ、長きにわたり地元の方々に支援を頂いた。皆さんのご支援とご協力で存続することが出来たことを心から感謝したい。この栄誉に恥じることなく、さらなる努力を重ねていきたい。心のこもった厚情と感動を胸に刻み、期待に少しでも応えられるよう精進したい」と謝辞を述べた。


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