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わかやま国体に向け5市町合同会議 御坊駅に案内所、御坊ICに看板設置へ 〈2015年4月25日〉

2015年04月25日 08時30分00秒 | 記事

5市町関係者が集まって情報交換


 9月26日に開幕する「紀の国わかやま国体」に向け、公式競技開催地の御坊市、日高町、印南町、日高川町、みなべ町が23日、御坊市中央公民館で合同国体推進会議を開き、各市町の担当者が出席。日高地方の玄関口であるJR御坊駅に総合案内所、湯浅御坊道路御坊インターチェンジ出口に案内看板を共同設置する方向で合意したほか、競技補助員の動員やボランティアの登録など8項目について情報、意見交換した。

 会議は御坊市の呼びかけで開き、同市実行委員会事務局長の龍神康宏総務部長が「情報交換を図り、国体成功を目指しましょう」とあいさつ。御坊市が提案したJR御坊駅への総合案内所の共同設置は御坊市、日高町、日高川町、印南町がシャトルバスの運行などを計画しており、共同設置の方向で合意した。みなべ町は御坊駅の利用客は見込んでいないため、JR南部駅に案内所を設置する。
 御坊市によると、JRなどと協議を進めており、総合案内所は駅構内に設置し、駅前広場西側にテントを張りシャトルバスの停留所と待合所を設ける方向で調整中。総合案内所は各市町が競技開催日にあわせて職員等を派遣し、シャトルバス運行や観光などの案内にあたる。このほか、御坊IC出口に御坊市、日高町、日高川町、印南町が会場への誘導・案内板を共同設置することでも合意した。
 会議には県担当者もオブザーバーで出席。御坊駅など特急列車が停車、あるいは県が運行するシャトルバス発着の県内13駅を対象に、県が看板や横断幕、歓迎のぼり、植栽プランターなどで装飾することを報告するとともに、歓迎のぼりについては共同設置を提案し、市、町それぞれにのぼりを持ち寄ることで意見がまとまった。
 情報交換は8項目について報告。競技補助員は日高、有田、田辺各地方の高校に協力を依頼。選手や観客らの輸送交通は民間のシャトルバス運行などを計画し、選手等の宿泊地は手配済み。駐車場は会場近くに確保しているところが多かったが、御坊市は一般観客は日高港を指定し、シャトルバスを運行。学校観戦を依頼する市町もあった。ボランティア登録は多いところで200人を超えているが少ないところは100人未満で今後の課題となる。
 市町別の競技会場、開催日程は次の通り。
【御坊市】バレーボール少年女子=9月27~30日、市立体育館と日高高校▽軟式野球成年男子=10月2~3日、御坊総合運動公園野球場。
【日高町】ホッケー少年男女=10月1~5日、マツゲンスポーツグラウンド。
【日高川町】カヌースプリント全種別=10月1~4日、美山漕艇場▽アーチェリー全種別=9月27~29日、南山スポーツ公園陸上競技場。
【印南町】ゴルフ・成年男子=9月27~29日、ラ・グレースゴルフ倶楽部和歌山コース▽同・女子=同、いなみカントリークラブフジ▽自転車ロードレース全種別=9月27日、黒潮フルーツライン特設ロードコース。
【みなべ町】軟式野球成年男子=10月2日、千里ヶ丘球場▽山岳リード全種別=10月3~5日、南部高校▽同ボルダリング全種別=同、南部小学校。


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