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2015年2月 データバンク

2015年04月10日 09時25分53秒 | データバンク

1日
第44回日本農業賞優秀賞にJA紀州みなべいなみ花き部会が選ばれる小学生サッカー新人戦日高ブロック予選で美浜が優勝、FCブラスト準V御坊LC主催、日高地方子ども暗唱大会で中野(大成中)森山(御坊小)さん個人優秀賞

2日
仁坂知事が日高川町で県行政報告会

3日
美浜町長・町議同時選告示。選挙戦へ日高町議選告示。選挙戦突入改選後初の御坊市臨時議会。議長に西本和明、副議長に山本直治両氏を選出

4日
日高地方4Hクラブ青年農業者会議実践発表で龍田さん(日高川町)最優秀賞

5日
県農林水産業賞農業部門に管内2人の受賞決まる近畿高校柔道新人大会個人78キロ級で松田なみきさん(紀央館)2連覇御坊市文自主事業の歌劇「フィガロの結婚」盛会

6日
日高川町蛇尾企業団地にメガソーラー施設完成

7日
県の平成26年度優良河川団体に印南町古屋地区愛護会

8日
美浜町長町議同時選投開票。町長に森下誠氏再選。町議は新人・谷重幸氏トップ当選日高町議選投開票。トップ当選は新人の辻村昌弘氏日高川町合併10周年農業祭にぎわう

10日
再選を果たした森下誠史美浜町長が初登庁日の岬パークでクヌッセン機関長をしのぶ会開催

11日
日高高校バレー部が元男子バレー全日本監督の植田辰哉氏を迎え同校創立百周年記念事業の講演会とバレーボール教室開催県高校書初会で川端風夏さん、樫木香乃さん(紀央館)特別賞

12日
御坊市次期介護保険料は月額350円アップの5790円。計画策定委が承認改選後初の日高町臨時議会開会。議長に清水正、副議長に西岡氏選ぶ第23回本社旗GB大会の第1回運営委員会。4月11日、野口コートで開催決まる

13日
御坊ロータリークラブ主催、第10回和田勇物語感想文最優秀賞に中井充歩さん(日高附属中)笹野文乃さん(稲原小)決まる。

15日
「松の日」に美浜町が煙樹海岸松林で間伐作業梅干しおにぎりギネス世界記録達成第14回県市町村対抗ジュニア駅伝大会で御坊市5位入賞印南町上洞の奥真妻倶楽部が開店1周年記念

17日
由良町議選告示、12年ぶりの無投票当選

18日
御坊市が県下最大級の避難タワーを完成JA紀州が女性大学を開講「紀の国わかやま国体」「紀の国わかやま大会」の管内7市町PR実行委員会結成県スポーツ賞表彰式

19日
和歌山工業高等専門学校で学力検査入試合格者発表

20日
改選後初の美浜町臨時議会。議長に鈴川、副議長に繁田両氏を選ぶ日高川町や由良町で柑橘類の収穫ピーク

21日
自民党参議院議員の世耕弘成内閣官房副長官が管内入りし国政報告日高町スポーツ賞決まる故・前田喜作さん(日高町)に民児委20年間の功績で厚労相感謝状

22日
JR御坊駅が利用者からのメッセージを寄せる掲示板を設置御坊警察署管内、平成26年人身事故多発交差点ワーストランキング発表。1位はいずれも国道42号上のロマシ前の財部交差点南側と松原通り交差点御坊市少年野球協会杯大会開幕

23日
日裏印南町長に元村区が次期町長選への出馬要請第1号

24日
御坊市が地方創生本部を設置県立高校一般出願締め切る。日高、紀央館で定員超過

25日
高速道路整備の紀南3路線開通決定紀の国わかやま国体御坊市実行委員会が基本計画と要項を最終確認日高町青少年健全育成標語入賞者決まる東京出身で日高川町でイチゴ栽培に情熱を燃やす木島賢一さんが2季目の収穫

26日
日高町の日高元気塾がなた豆あめを販売

27日
御坊市制施行60周年記念事業の写真コンテスト入賞者決まる日高川町観光協会のフォトコンテスト入賞者決まる県農業教育賞で稲原中が特別賞、和佐小に奨励賞県文化財としてみなべ町沖の「オオカワリギンチャク」生息地を天然記念物に指定、日高町の高家王子跡を記念物・史跡として追加指定

28日
日高高校創立百周年記念事業実行委員会が記念誌「日高高校百年史」発行


印南中学校が防災啓発リーフレット「津波災害」作成、配布へ 〈2015年4月10日〉

2015年04月10日 08時30分00秒 | 記事

作成した防災啓発リーフレット


 印南町中学校(木村栄一校長)は、町の防災「いなみっ子」未来プロジェクト事業を活用し、近い将来、高い確率で発生するとされる南海地震に備えて校区民の防災意識を高めようと防災啓発リーフレット「印南の津波災害Part2~過去の教訓に学び現代科学技術をいかす」を作成。同校では平成17年度から3年生の有志が印南湾における津波の挙動をテーマに研究に取り組んでおり、リーフレットは昨年度の3年生津波研究班の活動をベースに作ったもので近く校区の全世帯に配布する。

 防災啓発リーフレットの作成は前年度に続くもので、今春卒業した12人の生徒が取り組んだ研究内容を基に、生徒の指導にあたり今年3月末、同校を定年退職した阪本尚生さん(60)が編集して仕上げた。同校卒業生で東京大学大学院で津波を研究している山中悠資さん(26)の協力で生徒が作成した津波が印南湾に侵入して来る様子を示すハザードマップを時系列で掲載しているほか、フィールド学習的に取り組んだ津波の第1波のピークが実際にどのくらいの高さになるかを地区ごとに建造物で分かりやすく示した写真も添えている。
 生徒の研究内容だけでなく、表紙に県立博物館所蔵の寛政8年(1796年)に画家の谷文兆が印南村を描いた「熊野奇勝図帖」を掲載し「宝永南海地震の惨禍から約90年後の印南の姿です。集落が海岸近くに集まり、白砂青松の美しい景色だが、見方を変えれば津波や高波に対して無防備状態であったことが見てとれる」と防災意識高揚を図っている。また過去の教訓に学ぼうと同地の印定寺に残る宝永南海地震での犠牲者供養のために作られ、津波の高さなども記されている「高波溺死霊魂之墓碑(たかなみできしれいこんのぼひ)」について「津波防災の広告塔だった」と紹介している。
 4月から支援員として同校に勤めている阪本さんは「ハザードマップを参考に避難計画を立てるなどリーフレットを活用してもらい防災意識高揚の一助になれば」と期待するとともに、小さい子どもやお年寄りにはリーフレットを見ただけでは分かりにくいかも知れないとし「子どもやお年寄りを対象に説明する機会を設けたい」としている。
 今春卒業した津波研究班メンバーは次の皆さん。
 上山円華、小竹夕奈、東海華音、森愛華、岡本直樹、石井美有、岡本真奈、吉岡史恵、湯川諒磨、庄門奈々、嶋田瑠璃、浜本尚実。


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