優勝旗を受けるゆずチーム
準優勝盾を受ける本ノ脇チーム
本紙創刊70周年記念第23回紀州新聞旗日高地方ゲートボール大会は11日、御坊市野口専用ゲートボール場に43チームが出場して開き、決勝戦で那智勝浦町・串本町の合同チーム「ゆず」が、本ノ脇(美浜町)を16-13で下して初優勝。閉会式で東裏登志郎・実行委員長から優勝旗が贈られた。3位にニシトミ(御坊市)が入り、千津川(日高川町)が4位で敢闘賞を獲得。予選から選手たちの真剣なプレーが見られ、応援が飛び交うなど盛り上がった。
12コートに分かれて実施した予選では、8つのリーグ戦、2つの変則リンク戦を行い、12チームが決勝トーナメントに進出。1回戦は美浜煙樹がはやぶさを18-10、吉田団地が小谷を17-10、ゆずがいなみを16-10、3年B組が印南原を14-10で破り、準々決勝から登場の本ノ脇、千津川、ごきげんようニシトミを含めベスト8に。
本ノ脇は美浜煙樹を16-12、千津川が吉田団地を14-10、ゆずがごきげんようを23-10、ニシトミが3年B組を16-16(内容勝ち)で破ってベスト4。準決勝は本ノ脇が千津川を16-12、ゆずがニシトミを18-10で下して駒を進めた。
決勝戦は序盤から、本ノ脇がペースをつかみ、優位に試合を進めたが、残り5分でゆずが逆転して、そのまま逃げ切り、栄冠を勝ち取った。ゆず主将の山本舜子さんは「この大会には昨年から出場しており、今大会はチームみんなが粘りのプレーでがんばった。決勝は序盤から厳しい展開だったため、優勝できてうれしい」と喜んだ。
3位決定戦ではニシトミが千津川を14-12で破り、4位の千津川が敢闘賞を受賞した。
上位入賞チームメンバーは次のみなさん。
【ゆず】東真知子、山本舜子、丹野博子、東芙美代、丹野勇。
【本ノ脇】藤田稔、大谷すず代、山本正子、川上貞文、窪巌。
【ニシトミ】小畑侑輝、谷口八州男、木下澄子、木下得二、川口法男。
【千津川】長岡竹治、市ノ瀬晴夫、戸根みゆき、戸根敏治、戸根憲二、長岡貴美子。
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