瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

りんねについて

2009年10月10日 15時41分41秒 | 漫画&アニメ
何がって、留美子先生の新連載についての話なんですがね。


今週発売号分迄読んで、地味に面白いと思いつつ、ぶっちゃけ微妙と感じてる自分が居る。(汗)
面白くない訳じゃない、今のサンデー連載の中では、上位にランクインする面白さじゃないかと。(つったら他作品のファンの方には申し訳無いけど)

「貴方来世は鯖よ」
「鯖か…あれは味噌煮にすると美味い…」

無駄無くテンポ良く面白い会話は、留美子先生ならではのもの。
読んでて疲れないんだ。
絵も含めて取っ付き易いから、先生の漫画は廃れないのだろう。
ただまぁ…「うる星」描いてた頃のパワーを知ってるから、それに比較すると物足りないという感想も、正直な所持ってしまった。(汗)
若い頃のパワーそのまま作品にぶつけるなんて、誰にも出来るこっちゃないけどさ。

今作のヒーロー&ヒロインは、やけに個性薄く感じるんだけど、それは計算の内で作ってるんだろうか?
ヒーロー&ヒロイン共、特に目標を持ってない点が、作品全体に及んでる気がする。
未だ方向性定まってなく見えるんですよ。

「犬夜叉」と同じくオカルトっぽいジャンルでありながら、「犬夜叉」の様にはならないよう気を遣って進めてる――というのが、これまでの展開で自分が感じた空気だったり。

此処で敢えて少女漫画雑誌で描くっつうのも手じゃないかなと。
少年漫画に拘り持ってる先生には悪いけど、「犬夜叉」以降の先生の作品は、ストレートに少女漫画向きじゃないだろか?
てゆーか今の週刊少年サンデーその物が、少年向きなのか少女向きなのか、はたまた萌えオタク向けなのか、今一判断付かないんだが…。
「少年ジャンプ」で連載してる「バクマン」での台詞、「少年漫画雑誌のターゲットはあくまで少年」っつうのは、他少年漫画雑誌への皮肉に聞えなくもない。
微妙にオタク向けっつうのはサンデーの昔からのカラーだけどさ、今のサンデーってオタクから見てもヌルイんだよねえ。


なぞと失礼色々ヌカシといて何だけど(汗)、本日は高橋留美子先生のハッピーバースデー。

留美子先生お誕生日おめでとう御座いま~す♪♪

元々先生は伏線を特に用意せず、自然と話が転がり出すのを待つタイプ。
「らんま」も「めぞん」も始まりは静かだった。
「りんね」もテンポがアップしてく可能性は大いに有るだろうと、これからも期待して読んでます。
コメント
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