本日2/2はビビの誕生日。
――お誕生日おめでとう、ビビ!!
そんな訳で毎度アレな誕生日企画ではありますが、ビビちゃんを祝うプレゼントの積りで前回の続きです。
今回も頼んだぞ!ナレーション・コネリー!!
私の名前は「ナレーション・コネリー」、ショーン・コ○リー似なダンディールックスと若山○蔵似な渋い声で話題独占、業界で本年度バレンタインチョコ獲得数№1との予想を打ち立てられた流離いのナレーション・リポーターだ。
次元を超えてキャラの御宅に突撃リポート…さて、今宵のターゲットは――
ナ「そんな訳で雪深い帯広グリュック王国跡地から、トナカイの牽くそりに乗って参りました!ハッピーバースデー、ネフェルタリ・ビビさん!!」
ビ「キャアアアァ!!!と、突然誰ですか貴方!?一体どうやって、何の用有ってこのアルバーナ宮殿に侵入したのですか!!?」
カ「クエェェー!!!グワッ!!!グワッ!!グワァァァ!!!」
ナ「うわぁ!!?何だこの激太りなダチョウは!!?――ああっ止めて!!!嘴で胸毛を引っ張っちゃ駄目!!!そこはあたしのチャームポイントなのぉ~~!!!」
ビ「失礼な人ねっ!!カルーはアラバスタの血統正しい超カルガモなのよ!!!カルー!!構わないからその人の胸毛全部引っこ抜いちゃいなさい!!!」
カ「グワワッ!!!グワッ!!グワッ!!ガァ~~~!!!」
ナ「あああ済みません済みません!!生れて来て済みませんっ!!!許してなんて言えないよね!!…でも…お願い、許してっっ!!!」
ビ「イガラムー!!ペル!!チャカ!!お父様ァー!!!皆早く来てェー!!!曲者よォーー!!!!」
ナ「ちょっ…待っで…!怪じい者でばないでず…!!…じづばナミざんのごどで…ゾロざん、ヂョッバーざんど、メッゼージを回っ…!!」
ビ「え…ナミさん?ミスター・ブシドー?トニー君?――カルー、一旦引いて!!その人の話を少しだけ聞かせて!!!」
――番組の途中ですが、暫くお待ち下さい――
ビ「カルーには別の間に控えて貰ったわ。…失礼な真似して御免なさい。貴方の顔があんまり濃くて怪しいものだから、私、てっきり曲者かと…」
ナ「いえいえ、どうぞ御気にされずに!私も子供の頃、好きなコについ意地悪してしまったものです。気持ちは良く解りますよ!」
ビ「そんな気持ちは欠片も持ってませんが、まぁいいです。それよりルフィさん達に何が起ったんですか!?彼らについて何か御存知なら、私に教えて下さい!!」
ナ「…彼らが突如消失した件は御存知で?」
ビ「ええ…新聞を読んで知りました。『ルフィ海賊団消滅』とか『離散』とか…勿論信じては居ないし、皆に限って死ぬだなんて有り得っこ無いとは思うけど……私…」
ナ「『気が気じゃない』んですね?――大丈夫ですよ!大きな声で公表は出来ませんが、バラバラになったとはいえ、彼らは全員無事です!」
ビ「バラバラ!?何故そんな破目になったんですか!?」
ナ「政府が関ってる件なので、詳しく事情は話せません。ただ全員こうなる前に互いを引き合うアイテムを持たされてます。必ずまた麦藁チームは復活するでしょう。御安心下さい!」
ビ「そうよね…皆の絆は恋する2人を結ぶ赤い糸より強いんですもの。有難う御座います!事情を聞いて大分安心しましたわ!」
ナ「そうですか、良かった!――それじゃあ此処からは私の用件をお話致しましょう。実は私は或る者から依頼され、バラバラになった麦藁メンバーを訪ね…」
ビ「あの、もう少し訊いても良いですか?『バラバラになった麦藁メンバーを訪ね』って…貴方は皆の行方を御存知なのですか?」
ナ「ええ、そうです。実は私次元を自由に行き来するアイテムを持ってるんですよ。これ、『オカルトハンマー』って言うんですけどね、数年前特殊ルートから貰い受けた代物なんです」
ビ「………はぁ。(汗)」
ナ「例えばこうやってカキーン!!と壁にハンマーをぶち当てるでしょ?したらば、あら不思議!別次元への穴がポッカリと――」
ビ「王宮に妙な穴を開けないで下さい!!!!」
ナ「だ~いじょうぶですって!3分もすれば穴は元通りに塞がりますから♪」
ビ「…良く解らないけど、何となく解りました。つまり貴方は此処とは違う世界から、穴を通ってこちらの世界にやって来たという訳ですね?」
ナ「ザッツライト!その通~り!」
ビ「突然トナカイ牽きのソリに乗って部屋の中に現れたから、普通じゃない人とは思ったけど…」
ナ「そういやトナカイ8頭、未だそのまま部屋の中に放置しちゃってましたね。皆すっかりこの国の暑さにやられて、ぐったりしちゃってまぁ」
ビ「他人事みたいに言ってないで!!!可哀想じゃないですか!!そもそも熱砂に囲まれた王国に北国のトナカイ連れて来るなんて非常識でしょ!!」
ナ「ややっ済みません、前回クリスマスだったもんで、気分そのままで来ちゃいましたよ。キャンドルマスも迎えた事だし、元の北国に帰してやりましょう。…さ、森へお帰り。此処は貴方達の住む国じゃないんだよ…」
ビ「………貴方が自分で牽き連れて来たんでしょうが(汗)」
ナ「さて片付いた所で…え~と、何の話をしてましたっけ?」
ビ「…貴方が皆の行方を知ってる理由を尋ねたんです!」
ナ「ああそうそう!実は私が来た世界では皆さんの活躍が1本の物語に纏められてましてね。それを読んで全員の行方を掴んだ依頼者から、情報を仕入れたという訳ですよ。」
ビ「わ、私達が物語に!??そんな馬鹿な!!」
ナ「まぁ言っても信じられないとは思います。しかし宇宙が今尚拡散してるのと同じ速度で収縮をしてるなんて誰が理解出来るでしょう?未だ我々の知り得た知識のピースは不十分で、世界の真理と言う名のパズルを解き明かす事は出来ないのです」
ビ「御免なさい、貴方の言ってる事は正直全く解らないわ。…けどいいです。ただ行方を知って廻ってるなら、全員を引き合わせる為の手助けも出来るのではと…」
ナ「はははっ!私は一介のリポーターですよ!口出しはしても、彼らの冒険に直接関る様な野暮な真似は致しません!」
ビ「……もう結構、解りました!それで!?私に何の用件有って来られたんですか!?」
ナ「あれ?どうしたんですか?急にツンケンな態度になって。私何か気に障る様な事言いましたっけ?…まぁ時間も無いですし、用件をお話致しましょう。実は或る依頼者から『君はペットバトン』なる物を預かって来まして、その内の幾つかの質問に答えて頂きたいのです」
ビ「私が…答えるんですか?どんな質問でしょう?」
ナ「例えばこんな――『1.家に帰ってきたら玄関前に怪我をしたナミがいました。』どうしますかー?」
ビ「ナミさんが怪我!!?それは本当ですか!!?いい今何処でどうしてっ…!!?」
ナ「慌てないで落ち着いて!そういう想定の元でどうするかを尋ねてるだけですから!」
ビ「不吉な想定立てないで下さい!!!ただでさえ皆がバラバラって聞いてナーバスになってるっていうのに~~~!!!」
ナ「落ち着いて!!取り乱さないで!!殿中で御座るぞ、姫!!…まったくチョッパーさんと同じく冗談通じないんだから…次の質問行きましょう!!」
ナ「『2.手当てをして食事を与えてやると眠ってしまいました。何処に寝かせる?』」
ビ「手当てが必要って、必要って…!!もうっ…もうっ…そんなのばっか!!(泣)」
ナ「だからリアルにそういう状態じゃないですから!!(1人を除いて)皆ピンシャンしてますから!!考えるの嫌ならそこだけ抜いて答えて下さい!!!」
ビ「…そこだけ抜いて、ですか?」
ナ「そう!『食事を終えたら何処で寝かせるか~?』の部分!」
ビ「勿論VIPルーム、いえ、私と同じ部屋で寝て貰います♪一緒に旅してた頃みたいに、1つベッドの上枕を並べて、夜中お喋りして過すわ♪」
ナ「うんうん、女の子らしい、微笑ましい回答ですね~♪それじゃ次の質問行ってみましょう♪――『3.朝起きると、しばらくおいてください、と言ってきました。』どうしますかー?」
ビ「暫くおくだなんて、そりゃ私としては嬉しいけど…でもそんな我侭は許されないわ!だってナミさんはルフィさん達にとって、欠く事の出来ない存在だもの。もしナミさんが刹那でも離れたら船は沈んでしまう。なのに私独りで独占するだなんて…」
ナ「いや『永遠において』と想定してる訳じゃないでしょう。何かの事情有って『暫くおいて』と言って来た場合を尋ねてるんですから」
ビ「何かの事情有って、少しの間遊びに来られると言うなら、その時は国を挙げて歓待しますわ♪でもやっぱりナミさんは、来る時は皆と一緒だと思うんです」
ナ「…やっぱり皆と離れて、寂しいですか?」
ビ「ええ…そうね、寂しいわ。けど心は何時も皆と一緒だと思ってる!」
ナ「その左腕の×印、まだ残してるんですね」
ビ「お風呂に入ると消えちゃうから、その度に書き直してるの。いっそ刺青にしようかなって呟いたら、ふふふっ、流石にイガラムが血相変えて止めに来たわv」
ナ「姫という身分は、色々と大変ですな」
ビ「そうね、でも嫌だとは思わない。私の夢は『この国を護る事』、それは姫でなくちゃ叶えられないものだから」
ナ「この国の民は本当に幸せだ…次の質問参りましょう!――『4.話し合いの結果ペットとして飼うことになりました。好きな名前をつけて良いとの事、なんてつけますか?そしてあなたをなんと呼ばせますか?』」
ビ「失礼ですよ!!!ナミさんはペットなんかじゃありません!!!!」
ナ「だからこれはただの想定ですってば!!…嫌なら抜いて、他の箇所答えて下さいって!!」
ビ「他の箇所って、名前について、のトコですか?」
ナ「そう!そこ!!彼女を何て呼びたいですか?そして何て呼んで貰いたい?」
ビ「ナミさんは『ナミさん』に決まってます!…あ、でも私、1人っ子だったから…偶に『お姉さん』って呼びたいかなvナミさんって私の理想のお姉さん像ピッタリなんですもの、綺麗で優しくて凛々しくて賢くて…v」
ナ「そこで『お姉さん』から、ビビさんは何て呼ばれたい?」
ビ「わ、私は………『ビビちゃん』、なんて……キャーv」
ナ「うんうん、乙女ドリーム入ってて可愛いですね~vじゃ次の質問参りましょう!――『5.お風呂に入る様に言いつけると、怪我をしているから頭洗って、と言ってきます。洗ってあげる?』」
ビ「………怪我……ナミさんが怪我…!」
ナ「あいや済みません失言でした!!(汗)え~と『お風呂に入ったナミさんが頭洗って~と言って来たらどうしますか~?』なんて…!」
ビ「ナミさんのお申し出とあれば喜んで♪…懐かしいわ~♪宮殿の大浴場で洗いっこした日の事…♪」
ナ「『幸せパンチ』という衝撃的なシーンも飛出しましたね~」
ビ「ナミさんったら無邪気な顔して大胆なんだからもうv…けどそんな所もス・テ・キv――って何で貴方がそんな事知ってるんですかー!!?」
ナ「あああいやその無論見た訳じゃなく風の噂でゴホンゴホンッ!!…気を取り直して次の質問行ってみましょう。――『6.ナミが寝たいそうです。なんと言ってくるでしょうか?一緒に寝ますか?』」
ビ「そうですねェ…ストレートに『そろそろ寝るわ!』なんて言うんじゃないかしら?」
ナ「それで?一緒に寝る?」
ビ「ええ、勿論♪けどナミさん、ばらしちゃうとすんごい寝惚け癖有るんですよ!寝言も頻繁に呟くし…」
ナ「例えばどんな?」
ビ「ルフィさんとかミスター・ブシドーとかウソップさんサンジさん、それから御家族の方らしき名前とか…」
ナ「ふんふん、名前を呟くんですか…誰の名前を1番多く呟かれてました?」
ビ「あ、駄目です!そんなの言えません!」
ナ「良いじゃないですか!リポーターとしてはそこん所を追求したいな~!きっと全国に居るファンも真相を訊きたがってますよ~?」
ビ「絶対言いません!!乙女のプライバシーは何人たりとも不可侵です!無理に暴こうとするならカルー呼びますよ!!」
ナ「わわ解りました諦めて退きますからっっ!!…えっとじゃあ、最後の質問!――『7.他にペット(ナミ)にどんな事をしたいですか?』」
ビ「しつこい人ですねぇ…………ナミさんはペットじゃないって言ったでしょおぉぉぉ?」
ナ「済みません済みませんっっ!!失言謝りますから怒りをお静め下さいビビ様ぁぁ!!!」
ビ「まったくもう、女の子をペットにしようだなんて、発想が不健全極まりないですよ!リポーターだからって何訊いても許されるなんて思わないで下さい!」
ナ「はいっ!はいっ!水でも被って反省します!!猛省します!!懺悔のクロスチョップ受けて川に飛び込んで来ます!!…って事で私、これからロビンさんの所へリポートに参りますので…!!」
ビ「……ロビン?」
ナ「あああ重ねてトラウマ抉じ開けて済みません!!怖いからオドロ線背負って怒らないでぇ~!!」
ビ「ちょちょっと…誤解しないで下さい!私、もう彼女の事は全然気にしてませんから!」
ナ「…気にしてないって…本当に?ちょっとも…?」
ビ「ええ!ちょっとも!」
ナ「ひょっとしたら大事な国を失くしたかもしれない、計画の首謀者だったってぇのに…?」
ビ「仲間になったって聞いて、動揺しなかったと言えば嘘になる…けどあの船長が決めたなら、皆が仲間と認めたなら、彼女も同じ魂を持ってるって事だわ。だから同じく魂を持つ仲間として、私もそれを信じようって決めたの!」
ナ「……ビビさん…あんた……お優しい!!優し過ぎるよ貴女ぁぁ!!」
ビ「や、やだ!男の人が泣いたりしないで下さい!――そうだわ!彼女の元を訪ねるのなら、仲直りのプレゼントでも持ってって貰おうかしら!『お互い過去は水に流しましょう』ってメッセージも伝えて頂ければ嬉しいんだけど」
ナ「任せて下さい!!このナレーション・コネリー、ビビさんの女神の様な慈悲深さに、すっかり感服してしまいました!必ずやその崇高な御言葉&贈り物を、ロビンさんにお届け致す事を誓いましょう!!」
…こうしてアルバーナ宮殿を後にした私は、次元の壁を超えて鳥取砂丘からレンタルしたラクダに乗り、「8.次の御方(ターゲット)へ」の方角を照らす星を頼りに歩き出した。
砂塵に巻かれて汚したりしないよう、彼女から託されたプレゼントの箱を、マントの下で丁重に抱える。
それ程大きい物ではないが結構重たい…果たして何が入ってるのだろう?
疑問に思ったその時、中から奇妙な音が聞えた。
赤いリボンの巻いてある包み紙に耳を当てる。
…カチコチカチコチ…!――聞える、確かに。
一定のリズムを刻むその音から判断するに、どうやら包みの中身は時計らしかった。
うんそうか、時計か、重さから推理するに、金属製の置き時計だろう。
姫様からのプレゼントだからな、ひょっとしたら純金製かもしれない。
今度訪ねる日はロビンさんの誕生日だ、きっと喜んでくれる事だろう。
…カチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
何故だろう…?胸がざわめいて仕方ない。
時計だ、これは時計だ、時計でなくちゃ何だと言うんだ!?
時計以外にカチコチ言う物が他に有るとでも言うのか!?
いや有る、月並みだが頭の中浮んでしまう。
だが想像したくない、疑ってはいけない。
あの優しい姫様がそんなそんな!…「もう全然気にしてない」って言ったじゃないか!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
優しさを信じなかった訳じゃない…ただちょっと、月の隠れた夜だったから…。
こんな暗い晩は、人の心に鬼が棲む。
どうかお目溢し下さい女神様、私は心の弱い人間です。
優しさを信じなかった訳じゃない…ただちょっと、闇が心に忍び込んだから…。
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
遠ざかる私を追い駆ける様に、音は何時までも闇の中響いていた。
それはどんなに離れても、両手ですっかり塞いでも、何故か間近で耳を衝いてる様思えた。
【2/6、ロビン編へ続く】
…後味ブラックで申し訳無い。
いやそれはあんたの考え過ぎだよ。
きっと置き時計だよ、メトロノームだよ、或いはお茶目な悪戯だったんだよ。
なのに台無しにするなんて…悪いやっちゃな~。(笑)
取敢えず読んだ方、本気で怒らないでね。(汗)
ちなみに「オカルトハンマー」はアニメ『ポールのミラクル大作戦』からのネタ…古くてゴメン。(汗)
写真は去年クリスマス用にハウステンボスで注文したケーキ。(って何個クリスマスに注文したんだか…)
スフレロールショコラって言って、小麦粉を使わずに作ったチョコロールケーキだそうな。
生クリームが多い割りにしつこくなく、あっさりした甘さで美味しいv
ビビちゃんに捧ぐケーキって事で。
↑これが外箱、チョコレートハウスの季節限定品。
↑1人分にカット、小麦粉使ってないのに、ちゃんとスポンジ部分は有るのです。
【突発的TVアニメワンピ感想】
こちら昨日「第387話 因縁の再会!囚われの魚人を救い出せ」が放送されました。
ぶっちゃけ面白かった!原作をナイスフォローしてたと思う。
ケイミー達を救いたくとも、己の力足りずにどうする事も出来ず、泣いて暴れるハチ。
それを見てかつての自分を重ね合せ、助ける事を決断するナミ。
それだけのシーンを挿入しただけでも随分救われたと思う。
ゾロの原作を超える迫力顔には、あまりの恐怖に爆笑しちゃったよ。(笑)
今回の演出担当、中尾幸彦氏ですか。
絵コンテは何方が担当したのだろう?同じ方だろうか?
テンポの良い演出に感じられた。
作画も悪くなかったし、久々グッジョブな回でした!
制作を担当された方々に有難うと言いたい。
――お誕生日おめでとう、ビビ!!
そんな訳で毎度アレな誕生日企画ではありますが、ビビちゃんを祝うプレゼントの積りで前回の続きです。
今回も頼んだぞ!ナレーション・コネリー!!
私の名前は「ナレーション・コネリー」、ショーン・コ○リー似なダンディールックスと若山○蔵似な渋い声で話題独占、業界で本年度バレンタインチョコ獲得数№1との予想を打ち立てられた流離いのナレーション・リポーターだ。
次元を超えてキャラの御宅に突撃リポート…さて、今宵のターゲットは――
ナ「そんな訳で雪深い帯広グリュック王国跡地から、トナカイの牽くそりに乗って参りました!ハッピーバースデー、ネフェルタリ・ビビさん!!」
ビ「キャアアアァ!!!と、突然誰ですか貴方!?一体どうやって、何の用有ってこのアルバーナ宮殿に侵入したのですか!!?」
カ「クエェェー!!!グワッ!!!グワッ!!グワァァァ!!!」
ナ「うわぁ!!?何だこの激太りなダチョウは!!?――ああっ止めて!!!嘴で胸毛を引っ張っちゃ駄目!!!そこはあたしのチャームポイントなのぉ~~!!!」
ビ「失礼な人ねっ!!カルーはアラバスタの血統正しい超カルガモなのよ!!!カルー!!構わないからその人の胸毛全部引っこ抜いちゃいなさい!!!」
カ「グワワッ!!!グワッ!!グワッ!!ガァ~~~!!!」
ナ「あああ済みません済みません!!生れて来て済みませんっ!!!許してなんて言えないよね!!…でも…お願い、許してっっ!!!」
ビ「イガラムー!!ペル!!チャカ!!お父様ァー!!!皆早く来てェー!!!曲者よォーー!!!!」
ナ「ちょっ…待っで…!怪じい者でばないでず…!!…じづばナミざんのごどで…ゾロざん、ヂョッバーざんど、メッゼージを回っ…!!」
ビ「え…ナミさん?ミスター・ブシドー?トニー君?――カルー、一旦引いて!!その人の話を少しだけ聞かせて!!!」
――番組の途中ですが、暫くお待ち下さい――
ビ「カルーには別の間に控えて貰ったわ。…失礼な真似して御免なさい。貴方の顔があんまり濃くて怪しいものだから、私、てっきり曲者かと…」
ナ「いえいえ、どうぞ御気にされずに!私も子供の頃、好きなコについ意地悪してしまったものです。気持ちは良く解りますよ!」
ビ「そんな気持ちは欠片も持ってませんが、まぁいいです。それよりルフィさん達に何が起ったんですか!?彼らについて何か御存知なら、私に教えて下さい!!」
ナ「…彼らが突如消失した件は御存知で?」
ビ「ええ…新聞を読んで知りました。『ルフィ海賊団消滅』とか『離散』とか…勿論信じては居ないし、皆に限って死ぬだなんて有り得っこ無いとは思うけど……私…」
ナ「『気が気じゃない』んですね?――大丈夫ですよ!大きな声で公表は出来ませんが、バラバラになったとはいえ、彼らは全員無事です!」
ビ「バラバラ!?何故そんな破目になったんですか!?」
ナ「政府が関ってる件なので、詳しく事情は話せません。ただ全員こうなる前に互いを引き合うアイテムを持たされてます。必ずまた麦藁チームは復活するでしょう。御安心下さい!」
ビ「そうよね…皆の絆は恋する2人を結ぶ赤い糸より強いんですもの。有難う御座います!事情を聞いて大分安心しましたわ!」
ナ「そうですか、良かった!――それじゃあ此処からは私の用件をお話致しましょう。実は私は或る者から依頼され、バラバラになった麦藁メンバーを訪ね…」
ビ「あの、もう少し訊いても良いですか?『バラバラになった麦藁メンバーを訪ね』って…貴方は皆の行方を御存知なのですか?」
ナ「ええ、そうです。実は私次元を自由に行き来するアイテムを持ってるんですよ。これ、『オカルトハンマー』って言うんですけどね、数年前特殊ルートから貰い受けた代物なんです」
ビ「………はぁ。(汗)」
ナ「例えばこうやってカキーン!!と壁にハンマーをぶち当てるでしょ?したらば、あら不思議!別次元への穴がポッカリと――」
ビ「王宮に妙な穴を開けないで下さい!!!!」
ナ「だ~いじょうぶですって!3分もすれば穴は元通りに塞がりますから♪」
ビ「…良く解らないけど、何となく解りました。つまり貴方は此処とは違う世界から、穴を通ってこちらの世界にやって来たという訳ですね?」
ナ「ザッツライト!その通~り!」
ビ「突然トナカイ牽きのソリに乗って部屋の中に現れたから、普通じゃない人とは思ったけど…」
ナ「そういやトナカイ8頭、未だそのまま部屋の中に放置しちゃってましたね。皆すっかりこの国の暑さにやられて、ぐったりしちゃってまぁ」
ビ「他人事みたいに言ってないで!!!可哀想じゃないですか!!そもそも熱砂に囲まれた王国に北国のトナカイ連れて来るなんて非常識でしょ!!」
ナ「ややっ済みません、前回クリスマスだったもんで、気分そのままで来ちゃいましたよ。キャンドルマスも迎えた事だし、元の北国に帰してやりましょう。…さ、森へお帰り。此処は貴方達の住む国じゃないんだよ…」
ビ「………貴方が自分で牽き連れて来たんでしょうが(汗)」
ナ「さて片付いた所で…え~と、何の話をしてましたっけ?」
ビ「…貴方が皆の行方を知ってる理由を尋ねたんです!」
ナ「ああそうそう!実は私が来た世界では皆さんの活躍が1本の物語に纏められてましてね。それを読んで全員の行方を掴んだ依頼者から、情報を仕入れたという訳ですよ。」
ビ「わ、私達が物語に!??そんな馬鹿な!!」
ナ「まぁ言っても信じられないとは思います。しかし宇宙が今尚拡散してるのと同じ速度で収縮をしてるなんて誰が理解出来るでしょう?未だ我々の知り得た知識のピースは不十分で、世界の真理と言う名のパズルを解き明かす事は出来ないのです」
ビ「御免なさい、貴方の言ってる事は正直全く解らないわ。…けどいいです。ただ行方を知って廻ってるなら、全員を引き合わせる為の手助けも出来るのではと…」
ナ「はははっ!私は一介のリポーターですよ!口出しはしても、彼らの冒険に直接関る様な野暮な真似は致しません!」
ビ「……もう結構、解りました!それで!?私に何の用件有って来られたんですか!?」
ナ「あれ?どうしたんですか?急にツンケンな態度になって。私何か気に障る様な事言いましたっけ?…まぁ時間も無いですし、用件をお話致しましょう。実は或る依頼者から『君はペットバトン』なる物を預かって来まして、その内の幾つかの質問に答えて頂きたいのです」
ビ「私が…答えるんですか?どんな質問でしょう?」
ナ「例えばこんな――『1.家に帰ってきたら玄関前に怪我をしたナミがいました。』どうしますかー?」
ビ「ナミさんが怪我!!?それは本当ですか!!?いい今何処でどうしてっ…!!?」
ナ「慌てないで落ち着いて!そういう想定の元でどうするかを尋ねてるだけですから!」
ビ「不吉な想定立てないで下さい!!!ただでさえ皆がバラバラって聞いてナーバスになってるっていうのに~~~!!!」
ナ「落ち着いて!!取り乱さないで!!殿中で御座るぞ、姫!!…まったくチョッパーさんと同じく冗談通じないんだから…次の質問行きましょう!!」
ナ「『2.手当てをして食事を与えてやると眠ってしまいました。何処に寝かせる?』」
ビ「手当てが必要って、必要って…!!もうっ…もうっ…そんなのばっか!!(泣)」
ナ「だからリアルにそういう状態じゃないですから!!(1人を除いて)皆ピンシャンしてますから!!考えるの嫌ならそこだけ抜いて答えて下さい!!!」
ビ「…そこだけ抜いて、ですか?」
ナ「そう!『食事を終えたら何処で寝かせるか~?』の部分!」
ビ「勿論VIPルーム、いえ、私と同じ部屋で寝て貰います♪一緒に旅してた頃みたいに、1つベッドの上枕を並べて、夜中お喋りして過すわ♪」
ナ「うんうん、女の子らしい、微笑ましい回答ですね~♪それじゃ次の質問行ってみましょう♪――『3.朝起きると、しばらくおいてください、と言ってきました。』どうしますかー?」
ビ「暫くおくだなんて、そりゃ私としては嬉しいけど…でもそんな我侭は許されないわ!だってナミさんはルフィさん達にとって、欠く事の出来ない存在だもの。もしナミさんが刹那でも離れたら船は沈んでしまう。なのに私独りで独占するだなんて…」
ナ「いや『永遠において』と想定してる訳じゃないでしょう。何かの事情有って『暫くおいて』と言って来た場合を尋ねてるんですから」
ビ「何かの事情有って、少しの間遊びに来られると言うなら、その時は国を挙げて歓待しますわ♪でもやっぱりナミさんは、来る時は皆と一緒だと思うんです」
ナ「…やっぱり皆と離れて、寂しいですか?」
ビ「ええ…そうね、寂しいわ。けど心は何時も皆と一緒だと思ってる!」
ナ「その左腕の×印、まだ残してるんですね」
ビ「お風呂に入ると消えちゃうから、その度に書き直してるの。いっそ刺青にしようかなって呟いたら、ふふふっ、流石にイガラムが血相変えて止めに来たわv」
ナ「姫という身分は、色々と大変ですな」
ビ「そうね、でも嫌だとは思わない。私の夢は『この国を護る事』、それは姫でなくちゃ叶えられないものだから」
ナ「この国の民は本当に幸せだ…次の質問参りましょう!――『4.話し合いの結果ペットとして飼うことになりました。好きな名前をつけて良いとの事、なんてつけますか?そしてあなたをなんと呼ばせますか?』」
ビ「失礼ですよ!!!ナミさんはペットなんかじゃありません!!!!」
ナ「だからこれはただの想定ですってば!!…嫌なら抜いて、他の箇所答えて下さいって!!」
ビ「他の箇所って、名前について、のトコですか?」
ナ「そう!そこ!!彼女を何て呼びたいですか?そして何て呼んで貰いたい?」
ビ「ナミさんは『ナミさん』に決まってます!…あ、でも私、1人っ子だったから…偶に『お姉さん』って呼びたいかなvナミさんって私の理想のお姉さん像ピッタリなんですもの、綺麗で優しくて凛々しくて賢くて…v」
ナ「そこで『お姉さん』から、ビビさんは何て呼ばれたい?」
ビ「わ、私は………『ビビちゃん』、なんて……キャーv」
ナ「うんうん、乙女ドリーム入ってて可愛いですね~vじゃ次の質問参りましょう!――『5.お風呂に入る様に言いつけると、怪我をしているから頭洗って、と言ってきます。洗ってあげる?』」
ビ「………怪我……ナミさんが怪我…!」
ナ「あいや済みません失言でした!!(汗)え~と『お風呂に入ったナミさんが頭洗って~と言って来たらどうしますか~?』なんて…!」
ビ「ナミさんのお申し出とあれば喜んで♪…懐かしいわ~♪宮殿の大浴場で洗いっこした日の事…♪」
ナ「『幸せパンチ』という衝撃的なシーンも飛出しましたね~」
ビ「ナミさんったら無邪気な顔して大胆なんだからもうv…けどそんな所もス・テ・キv――って何で貴方がそんな事知ってるんですかー!!?」
ナ「あああいやその無論見た訳じゃなく風の噂でゴホンゴホンッ!!…気を取り直して次の質問行ってみましょう。――『6.ナミが寝たいそうです。なんと言ってくるでしょうか?一緒に寝ますか?』」
ビ「そうですねェ…ストレートに『そろそろ寝るわ!』なんて言うんじゃないかしら?」
ナ「それで?一緒に寝る?」
ビ「ええ、勿論♪けどナミさん、ばらしちゃうとすんごい寝惚け癖有るんですよ!寝言も頻繁に呟くし…」
ナ「例えばどんな?」
ビ「ルフィさんとかミスター・ブシドーとかウソップさんサンジさん、それから御家族の方らしき名前とか…」
ナ「ふんふん、名前を呟くんですか…誰の名前を1番多く呟かれてました?」
ビ「あ、駄目です!そんなの言えません!」
ナ「良いじゃないですか!リポーターとしてはそこん所を追求したいな~!きっと全国に居るファンも真相を訊きたがってますよ~?」
ビ「絶対言いません!!乙女のプライバシーは何人たりとも不可侵です!無理に暴こうとするならカルー呼びますよ!!」
ナ「わわ解りました諦めて退きますからっっ!!…えっとじゃあ、最後の質問!――『7.他にペット(ナミ)にどんな事をしたいですか?』」
ビ「しつこい人ですねぇ…………ナミさんはペットじゃないって言ったでしょおぉぉぉ?」
ナ「済みません済みませんっっ!!失言謝りますから怒りをお静め下さいビビ様ぁぁ!!!」
ビ「まったくもう、女の子をペットにしようだなんて、発想が不健全極まりないですよ!リポーターだからって何訊いても許されるなんて思わないで下さい!」
ナ「はいっ!はいっ!水でも被って反省します!!猛省します!!懺悔のクロスチョップ受けて川に飛び込んで来ます!!…って事で私、これからロビンさんの所へリポートに参りますので…!!」
ビ「……ロビン?」
ナ「あああ重ねてトラウマ抉じ開けて済みません!!怖いからオドロ線背負って怒らないでぇ~!!」
ビ「ちょちょっと…誤解しないで下さい!私、もう彼女の事は全然気にしてませんから!」
ナ「…気にしてないって…本当に?ちょっとも…?」
ビ「ええ!ちょっとも!」
ナ「ひょっとしたら大事な国を失くしたかもしれない、計画の首謀者だったってぇのに…?」
ビ「仲間になったって聞いて、動揺しなかったと言えば嘘になる…けどあの船長が決めたなら、皆が仲間と認めたなら、彼女も同じ魂を持ってるって事だわ。だから同じく魂を持つ仲間として、私もそれを信じようって決めたの!」
ナ「……ビビさん…あんた……お優しい!!優し過ぎるよ貴女ぁぁ!!」
ビ「や、やだ!男の人が泣いたりしないで下さい!――そうだわ!彼女の元を訪ねるのなら、仲直りのプレゼントでも持ってって貰おうかしら!『お互い過去は水に流しましょう』ってメッセージも伝えて頂ければ嬉しいんだけど」
ナ「任せて下さい!!このナレーション・コネリー、ビビさんの女神の様な慈悲深さに、すっかり感服してしまいました!必ずやその崇高な御言葉&贈り物を、ロビンさんにお届け致す事を誓いましょう!!」
…こうしてアルバーナ宮殿を後にした私は、次元の壁を超えて鳥取砂丘からレンタルしたラクダに乗り、「8.次の御方(ターゲット)へ」の方角を照らす星を頼りに歩き出した。
砂塵に巻かれて汚したりしないよう、彼女から託されたプレゼントの箱を、マントの下で丁重に抱える。
それ程大きい物ではないが結構重たい…果たして何が入ってるのだろう?
疑問に思ったその時、中から奇妙な音が聞えた。
赤いリボンの巻いてある包み紙に耳を当てる。
…カチコチカチコチ…!――聞える、確かに。
一定のリズムを刻むその音から判断するに、どうやら包みの中身は時計らしかった。
うんそうか、時計か、重さから推理するに、金属製の置き時計だろう。
姫様からのプレゼントだからな、ひょっとしたら純金製かもしれない。
今度訪ねる日はロビンさんの誕生日だ、きっと喜んでくれる事だろう。
…カチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
何故だろう…?胸がざわめいて仕方ない。
時計だ、これは時計だ、時計でなくちゃ何だと言うんだ!?
時計以外にカチコチ言う物が他に有るとでも言うのか!?
いや有る、月並みだが頭の中浮んでしまう。
だが想像したくない、疑ってはいけない。
あの優しい姫様がそんなそんな!…「もう全然気にしてない」って言ったじゃないか!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
優しさを信じなかった訳じゃない…ただちょっと、月の隠れた夜だったから…。
こんな暗い晩は、人の心に鬼が棲む。
どうかお目溢し下さい女神様、私は心の弱い人間です。
優しさを信じなかった訳じゃない…ただちょっと、闇が心に忍び込んだから…。
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
…カチコチカチコチカチコチカチコチカチコチカチコチ…!
遠ざかる私を追い駆ける様に、音は何時までも闇の中響いていた。
それはどんなに離れても、両手ですっかり塞いでも、何故か間近で耳を衝いてる様思えた。
【2/6、ロビン編へ続く】
…後味ブラックで申し訳無い。
いやそれはあんたの考え過ぎだよ。
きっと置き時計だよ、メトロノームだよ、或いはお茶目な悪戯だったんだよ。
なのに台無しにするなんて…悪いやっちゃな~。(笑)
取敢えず読んだ方、本気で怒らないでね。(汗)
ちなみに「オカルトハンマー」はアニメ『ポールのミラクル大作戦』からのネタ…古くてゴメン。(汗)
写真は去年クリスマス用にハウステンボスで注文したケーキ。(って何個クリスマスに注文したんだか…)
スフレロールショコラって言って、小麦粉を使わずに作ったチョコロールケーキだそうな。
生クリームが多い割りにしつこくなく、あっさりした甘さで美味しいv
ビビちゃんに捧ぐケーキって事で。
↑これが外箱、チョコレートハウスの季節限定品。
↑1人分にカット、小麦粉使ってないのに、ちゃんとスポンジ部分は有るのです。
【突発的TVアニメワンピ感想】
こちら昨日「第387話 因縁の再会!囚われの魚人を救い出せ」が放送されました。
ぶっちゃけ面白かった!原作をナイスフォローしてたと思う。
ケイミー達を救いたくとも、己の力足りずにどうする事も出来ず、泣いて暴れるハチ。
それを見てかつての自分を重ね合せ、助ける事を決断するナミ。
それだけのシーンを挿入しただけでも随分救われたと思う。
ゾロの原作を超える迫力顔には、あまりの恐怖に爆笑しちゃったよ。(笑)
今回の演出担当、中尾幸彦氏ですか。
絵コンテは何方が担当したのだろう?同じ方だろうか?
テンポの良い演出に感じられた。
作画も悪くなかったし、久々グッジョブな回でした!
制作を担当された方々に有難うと言いたい。