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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

歌え!!アニソン!!~ルパン三世PartIII~

2009年02月14日 15時25分05秒 | アニソン
――今度コナンと共演するんですってね。




――ズズンッ♪――ズズズンズンズンズンッ♪

チャ~ラララララァ~ララァ~~~♪(ハァーー…!)

チャッララララララランッ♪――ズズズンズンズンズンッ♪

揺れるぅ…♪ 瞳ぃ…♪

神秘ぃ~~のぉ…♪ 海かぁ…♪

胸のぉ…♪(胸のぉ…♪) 奥はぁ…♪(奥はぁ…♪)

妬け付ぅ~~くぅ~…♪ 砂漠ぅ~~かぁ~~~~♪

あ・ざぁ~むくぅ~言葉ぁにぃ♪ と・どぉ~ろくぅ~銃声~♪

セクシーーーーーィ…♪ アドベンチャーーーーーァ♪

危険なゆぅ~~めと♪ 言~われてぇもぉ~~~~♪(ルパンザ・サーード…!)

スリルのたぁ~~めにっ♪ すぅ~べってを♪

お~れは賭けてもいいっ♪

――ッチャン♪

イッツザターーイムトゥ・プレーイザゲーーィム♪

熱い~ときめっきぃ~~~~♪

甘っい~♪ コロン~にぃ♪ 火ぁ~薬の匂~い~~♪

イッツザターーイムトゥ・ティークァチャーーンス♪

派手にぃ~決めるっぜぇ~~~~♪

デリィ~シャスな勝ぉ~利がぁ♪ おれを~~~~~♪

待ぁっているぅ~~~~♪

今夜こそ女ぇ~神のぉ♪ キスを~~~~~♪

――ズッズーン♪

奪うのさぁ~~~~~~~♪

――ジャララッジャッジャッジャジャッジャンッ♪――チャンッ…♪




1984年3/3~1985年12/25迄日本TV系で放送された、東京ムービー新社制作のアニメ。
原作はモンキー・パンチこと加藤一彦氏が、『WEEKLY漫画アクション』1967年8/10創刊号~連載開始した青年漫画。
余談だが当初は実の兄弟である加藤輝彦氏と共同で執筆しており、2人合せて「モンキー・パンチ」と名乗っていたそうな。
ストーリーやキャラ自体は加藤一彦氏が請負っていて、それが段々と独りで作画もこなすようになったらしい。
話も作画も手掛けられる天才故、独りで気侭に創る道を選んだのかもしれない。

OPタイトルは『セクシー・アドベンチャー』、作詞は宮原芽映氏、作曲&編曲は大野雄二氏、歌ってるのは中村裕介氏。
ルパンの歌はどれも粋で格好良いが、この歌も負けず劣らずです。
ただ今迄の歌含めて通しで聴くと浮いて思えてしまう。
「ルパンザサード」コールが極めて少ないからか?
このOPの浮き加減が、シリーズに於いての立ち位置をも表してるような…。


――怪盗アルセーヌ・ルパンの孫にして神出鬼没の大泥棒、「ルパン三世」。
相棒の凄腕ガンマン「次元大介」、剣の達人十三代目「石川五ェ門」、謎の女「峰不二子」らと組んで、世界中の至宝を狙う。
そんな彼らを不屈の執念で追うのがICPO所属ルパン専任捜査官、「銭形のとっつあん」。
最早説明不要の無敵チームが、所狭しと繰り広げる大活劇――


いや本当、最早粗筋不要だとは思うんですがね、観た事無い人でもどんな内容かイメージつくような、そんな国民的メジャーアニメじゃないでしょか?
もっとも最初から人気高かった訳じゃないんですけどね…それについては以前記事に書いたから割愛するとして。

人気のビッグウェイブに乗って、終了しても度々リメイクされるのは良く有る話。
ルパンも鳴り止まぬラブコールに押されて、前シリーズ終了から約4年の時を置き、復活した訳ですよ。
その割にはこの「PartIII」、ファンからの認知度は低い。
ファンには存在を知られてても、ひょっとして一般からは「在ったの?」扱いかも。(汗)

最大の原因は毎週土曜日19時~19時半という放送時間に有ったと言われてる。
未だ娯楽がTV観賞にほぼ絞られてた当時、この時間帯は強力な人気番組が並び立つ激戦区だったのです。
先ず裏にあの『まんが日本昔ばなし』が在った。
子供の教育に相応しいとPTAが推奨するこのアニメの裏じゃ、幾ら無敵の大泥棒といえど戦わずして勝負有ったなと。
それくらい当時『まんが日本昔ばなし』の人気は凄まじかった、例えるなら日曜18時半の『サザエさん』、好むと好まざるとに関らず、日本国民は習慣でチャンネル合せてしまう様な、そんな番組だったのだ。
ちなみに19時半からはクイズダービー、20時からはドリフ、21時からはGメン観る習慣でした。(え?訊いてない?)

加えて放送していた時代は未だ巨人の人気も下がってなく、ナイター中継は確実に20%以上の数字が取れるコンテンツだった。
土曜の夜はビール片手にナイター中継、これ仕事帰りのお父さんにとってお約束…そういう高度成長期時代だったんすよ。
日本(読売)TVは巨人戦を何より重要視し、結果主に割を食ったのがアニメ番組だったのです。
殆どがゴールデンタイムに据え置かれてた割には、当時のアニメ番組の地位は低かったからねぇ。(今もジブリアニメ以外は高いと言えないが)

一応『日本昔ばなし』と交互に観てたけど(御免…好きだったんだよ、昔話)、ルパンいっつもナイター中継でお休みしてた印象が有る。(汗)
そんなんが続いてる内に観る気無くして…気が付いたら終ってたという。
日テレはルパンPartIIIの制作スタッフに謝罪すべきだと思うよ。(笑)

「PartIII」自体にも原因が無かった訳じゃないでしょうけどね。
ルパンのジャケットがピンクだったり、次元の目が帽子で隠されてなかったり、タイトルがルパン独特のタイプライター演出で出るんじゃなかったり…OPが普通に歌付きってのも今迄のルパンらしくないよなぁ。
今迄のルパンノリから敢えて脱却した事で、付いてたファンから違和感持たれたんだと思う。
自分も告白すればその1人で、ぶっちゃけるとまともに観てなかったから、今回語れる感想殆ど無いのです。(汗)

ウィキでの情報によると、総作画監督を置かない手法で、毎回の演出&作画スタッフに任せるという、大胆な制作体制を敷いてたらしい。
結果毎回作風が違ってたと…思い起せば特に前半と後半じゃ、全然絵が違ってた覚えが有る。
OP映像も歌は同じだけど、フィルムが2本在りまして、前半と後半絵が著しく違ってる。
後半はルパンスペシャル第1回「バイバイ・リバティー」の作画に似たアクの強いギャグタッチ。
生憎前半しか見付からなかったんですが、毎度ようつべより…。(→http://www.youtube.com/watch?v=K9v21NURE1U)
こうして観直すとカラーセンスとか悪くないっつか好きだ。
五ェ門が刀を鞘に収めるタイミングに合せて音が入るトコとか、不二子ちゃんがマシンガン抱えてビルの鉄骨に立つシーンとかも格好良い。
はっきり言って好きなOPだから採り上げたという。(笑)

毎回作風が変る様な実験的アニメは大好きだ、再放送してくれれば観るんだけどなぁ。
他シリーズと違って殆ど再放送してくれないから…DVD借りて来るしか無いんだろうか?(汗)
何だかんだで1年以上放送してた点見ると、それなりに人気付いてたんだろうに…TV局に愛されてない不遇な作品に思えて仕方なく。




参考)…ウィキペディア、月刊『OUT』。
コメント
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