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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その6

2019年12月26日 21時26分29秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
日本は昨日でクリスマスが終了して「次、正月行ってみよー!!」って雰囲気よね?
でもヨーロッパでは12月25日~新年を過ぎるまで祝うのが多数派、どころか未だクリスマスを迎えてないって国も在るのよ。
カトリック・プロテスタントを含む西方教会側ではクリスマスは12月25日、でも東方教会圏に入る中東・東欧・ロシア等では1月7日がクリスマスなの。
何故1月7日にクリスマスを祝うかについては、メリーが以前書いた記事を読んでねv
前置きはここまで…今夜取り上げる世界のクリスマス・スイーツは、ロシアの「ブリヌイ」よ!

「ブリヌイ」は円形に薄く伸ばして焼いた料理、ロシア版クレープって表現したら解り易いかしら?
「ブリン」、「ブリーン」とも呼ばれ、ロシアでは非常にポピュラーな料理かつスイーツなの。
作る段階でヨーグルトを加えたり、イーストで発酵させる為、酸味を含んだモチモチ生地になるわ。
クリスマスはこの「ブリヌイ」生地に、サワークリーム(スメタナ)と、キャビア等の魚卵をたっぷり載せ、巻いて食べる習慣が有るんですって。
その理由ははっきり判ってないけど…ロシア人のルーツと言われるスラブ民族の風習から来たって説が有るわ。
文献によるとスラブ民族は冬至祭に「ブリヌイ」を祖先の霊に供えてたんですって。
「ブリヌイ」を丸く焼くのは満月を表してる為――太陰暦を用いてた大昔の農耕民族は、太陽と同じくらい月を崇めていたの。
それからクリスマスに魚卵を載せた「ブリヌイ」を食べるのは、日本で正月に子孫繁栄を祈願して数の子を食べるのと同じ理由かしら?
こちらも良く解ってないそうなの……え?「そもそも魚卵を載せたクレープはスイーツに入るのか?」って?
ん~~やっぱり苦しいかしら?(汗)まー特別な席の御馳走には違いないし、大目に見てちょうだい!(汗)

日本で「ブリヌイ」を食べられる店の内の1軒、「ゴドノフ東京」丸ビル店を訪ねたわ!
東京駅丸の内口より直結してる地下通路を歩いて約2分、真向かいに聳える丸の内ビルディング5階に在る為、夜はライトアップした東京駅を間近で観賞出来るの。
レトロな赤煉瓦の駅舎が暖かな橙の光に照らされて、とってもロマンチックな眺めだったわ!
本店はロシアの首都モスクワに在るんですって、店頭に飾られたマトリョーシカがキュートでしょ?
 

 
ゴドノフ東京ではブリヌイを「ブリンチキ」の名で提供、生地に添えられてたのはサラダにツナ、サワークリーム、スモークサーモン、鱒と飛び魚の卵。
お皿に盛られた素材を、分けて食べるも、クレープみたく巻いて食べるも自由。
独特な酸味の有るクリームが、魚卵の生臭さを消していて、食べ易かったわ。
写真の物はSサイズで、生地は2枚。
量が少ないって人はMサイズがお勧めよ。
 

 
ロシア風バーという事で、ロシア産のワインを20種類程揃えてるそうだけど、お酒が苦手なメリーはロシアンティーを注文。
回転式の茶漉しって珍しいと思わない?
紅茶に入れるジャムはマーマレードとストロベリーの2種類で、小菓子にチョコ風味のウエハースが添えられたわ。

日本から見ると近くて遠い地な印象のロシア。
でもやっぱりお隣さんの国ね、想像してた以上にロシア料理を出すレストランが見付かって少しビックリ。
ピロシキとかビーフストロガノフとかボルシチとか、日本に根付いたロシア料理って案外多いものね。
ちなみにシベリアケーキ、あれはロシアとは無関係ですって。(え?シベリアケーキ知らない?)

それじゃあ、ここでクリスマスソングを紹介、日本人にもよく知られてるロシア民謡――「トロイカ」!
以前に音楽の授業で歌った、或いはNHK「みんなのうた」で放送されたのを聴いた事有るって人、居るんじゃないかしら?
歌のタイトルの「トロイカ」は、3頭立ての馬車、又は3頭立ての馬ソリの事。
ロシアでは20世紀初頭から歌われているけど、誰が作詞・作曲したかは解らないんですって。
日本には、戦争捕虜としてシベリアに抑留されてた楽団が、帰還後に「音楽舞踊団カチューシャ」を立ち上げ、伝えたそうよ。
カチューシャは他にも数多くのロシア民謡を日本に広めたの。
「日曜日に市場へ出掛け…♪」でお馴染みの「1週間」も、楽団カチューシャによって日本に紹介された歌よ。
ただ日本に広まった歌は、オリジナル版の歌詞やリズムとは、大分違ってるわ。
「トロイカ」も金持ちに恋人を奪われた若い馭者の哀歌だったのが、日本版では雪原を陽気に走る馬ソリを歌ったものに…これは一体どうしてかしら?
日本版の作詞を担当した楽団員の1人である森おくじの証言によると、「元歌は内容があまりに淋し過ぎたので、速いリズムでソヴィエトの若者の明るい喜びを表現した」んですって。
…確かに…↓な暗い歌じゃ、小学校児童に薦められないものね。(汗)


【オリジナルのロシア版歌詞】

ほら、郵便トロイカが駆けている
冬の母なるヴォルガ(河)にて
悲し気に歌う馭者は、
激しく頭を揺らしている

君は何を考えているんだね、兄さんよ?
乗客は愛想良く尋ねた
心の中にどの様な悲しみが有るのか
誰が貴方を悲しませたのか教えてくれないかい?


嗚呼、お客さん、お客さん、優しいお客さん
私が恋をしてからもう少しで1年
しかし、異教の家長タタール人が
私を譴責(けんせき)するが、私はそれに耐えてるんだ

嗚呼、親切なお客さん、もう直ぐクリスマスになるが
彼女は決して私のものではない
お金持ちが選び取ったんだ、そう憎らしい奴だ
彼女は幸せな日々など見る事は無いだろう…


馭者は沈黙し、鞭をベルトに
煩わし気に仕舞いこんだ
「親愛なる友よ、止まれ!落ち着きのない!」
と彼は言い、悲し気に息を吐いた

ほら、郵便トロイカが駆けている
冬の母なるヴォルガにて
悲し気に歌う馭者は、
激しく頭を揺らしている

悲し気に歌う馭者は、
激しく頭を揺らしている


歌詞はこちらを参考にさせて貰ったわ。
あまりの暗さにメリーも鬱に包まれそう…ロシア帝国の栄光の陰で、国民がどれだけ貧しさに喘いでいたか想像つくわ。
当時の民の貧しさが、ロシアを社会主義国に導いたのね…。
一応これでもクリスマス前の情景を歌ってるのだけど、楽しい気分には到底なれないわよね?(汗)

そういう訳で、改めて日本版の歌詞を紹介!
歌詞にクリスマスは出て来ないけど、ロシア版ジングルベルな雰囲気で、気分爽快になれるでしょ?
ちなみに歌に出て来る「バイヤン」は、ロシア式のアコーディオンの事。
こちらを参考に歌ってね!
また明日、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【トロイカ】




【日本版歌詞】

雪の白樺並木♪
夕日が映える♪

走れトロイカ♪
朗らかに♪
鈴の音高く♪

走れトロイカ♪
朗らかに♪
鈴の音高く♪


響け若人の歌♪
高鳴れバイヤン♪

走れトロイカ♪
軽やかに♪
粉雪蹴って♪

響け若人の歌♪
高鳴れバイヤン♪

走れトロイカ♪
軽やかに♪
粉雪蹴って♪


雪の白樺並木♪
夕日が映える♪

走れトロイカ♪
朗らかに♪
鈴の音高く♪

走れトロイカ♪
朗らかに♪
鈴の音高く♪


…こんばんは、びょりです。
ロシアの歌って全体的に暗いイメージ、やっぱ民が虐げられた歴史が背景に有るんでしょうか?
でも「ポーリュシカ・ポーレ」とか好きだなあ、物悲しいメロディーが心に沁みる。

クリスマスディナーったら鳥(鶏)のイメージだけど、魚(海鮮)系を出すのが慣わしの国も少なくないらしい。
ロシアではキャビア等の魚卵、イタリアでは鰻、オーストリアでは鯉、フランスでは生牡蠣、等々…海有り国ならともかく、四方を山に囲まれたオーストリアの様な国まで、クリスマスの特別なディナ―にそれを選ぶというのが興味深いです。
魚は多産のモチーフという事で、来年の豊作・子宝祈願で食べるのかもしれない、仮説止まりですが。
ちなみにロシアで「イクラ」は魚卵の総称、キャビアは「黒イクラ」の名で呼ばれます。
…て事は日本で呼ぶ所のイクラは「赤イクラ」になるのか?






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2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その5

2019年12月25日 00時03分32秒 | クリスマス
数分遅れたけどメリークリスマーース♪
今年も無事にクリスマスを祝えた奇跡に乾杯!
…ところで今更な質問になるけど、「クリスマス」って言葉の意味を貴方は御存知?
そう!「キリストのミサ」って意味よ!
信教の自由を重んじる現代では、他宗教を信じる人々に配慮すべきって考えから、「Merry Christmas(良いクリスマスを)」って挨拶文は使うべきじゃない、使うなら「Happy Holidays(良い休日を)」って運動がジワジワ広がりつつあるけど…「Happy Holidays(良い休日を)」だと他の休日も含まれてしまうから、メリー的にはイマイチしっくり来ないの。
「キリスト」とは「救い主」を意味する言葉で、イエスだけに限定されるわけじゃない。
「クリスマス」も辿ればキリスト教成立以前から在る行事。
人は誰でも心に救いを求めて神に祈る生き物よ、信教の自由を重んじるからこそ、メリーは「クリスマス」って言葉を大事に使いたいの――屁理屈に思われるかしら?

前置きはさて置いて、今夜取り上げる世界のクリスマス・スイーツは、オーストリアの「クグロフ」よ!
「クグロフ」はオーストリアの他、スイス、ドイツ、フランスのアルザス地方等、主に東欧や中欧で一般的に食べられてるスイーツ。
かなり昔から在った記録が残ってて、何処がルーツかは判明してないの。
作り方は各地域によって様々、唯一同じなのは「クグロフ型」を使って焼いてる点。
このクグロフ型、形は鐘に似ており芯は空洞、周りには捩じれ模様が入ってるという独特な金型で、誰が発明したかも定かでないらしいわ。
バターケーキみたいに焼く所も在るけど、オーストリアでは一般的にイースト菌が使われ、パンの様に弾力の有る生地に焼くらしいわ。
オーストリアのハプスブルク家からフランス王家に嫁いだマリー・アントワネットの大好物で、彼女が宮廷にクグロフを持ち込んだ事により貴族社会で流行した…なんて伝説が残ってるわ。
マリー・アントワネットに限らず、フランスの料理や菓子の文化は、他国から嫁いだ王女によって花開いたそうよ。

…「クグロフ」の話に戻るわね。
オーストリアでクリスマスにクグロフが食べられる理由は判ってないわ。
てゆーかオーストリアには、ドイツのシュトーレンやイタリアのパネットーネの様に、クリスマス限定のスイーツは特に無いの。
クグロフも「クリスマスに食べられる事が多い」ってだけ。
オーストリアではクグロフ型を置いてる家庭が多いから、家族が集まるクリスマスには自然と選ばれるのかも。

中欧オーストリアは近隣諸国から幾度も干渉を受けた国。
そこで歴代の王族は近隣の王族と政略結婚する事で国を護り、結果として様々な文化が入り交じる多民族国家が形成されたの。
そういう訳でクリスマスの風習も地域によってまちまち、ドイツにフランスにスイス…オスマントルコからの影響を感じるものまで有るわ。
クグロフ同様クリスマスに食べられるクッキー、オーストリアではドイツやベルギー同様、香辛料を効かせた物や、ジャムを挟んだ物等、色んなクッキーを用意するわ。
「ヴァニラ・キッフェルン」と呼ばれる三日月型のクッキーがクリスマスの定番らしいけど、この形はオスマン帝国から来たって説が有るの。
ちなみにオーストリアでは、サンタクロースではなく「クリスト・キント」と呼ばれる天使の様な存在が、プレゼントを持ってやって来るんですって。

クリスマスにクッキーが食べられる理由は「スペキュロス」回で散々語った事だし、今回は「クグロフ」のみ紹介させて貰うわね。
日本で「クグロフ」を提供する店は………いっぱい在り過ぎて挙げ切れないわ。(汗)
取敢えずはメリーお勧めの店を紹介!
本店は横浜元町に在るパウンドケーキ専門のパティスリー、「パブロフ」のクグロフ――あら?何だか語呂が良いわ。(笑)
 
メリーが訪ねたのは本店ではなく、銀座SIX地下2階に在る店の方だけど。
 


手前より時計回りで、白は杏風味、黄色はシトラス風味、ピンクはフランボワーズ風味、黒はアーモンド風味――プチサイズの割にお値段高いけど、細工が可愛いからプレゼントに選んだら喜ばれそう♪
日本ではクグロフってプチサイズな物が売られる事多いけど何故なのかしら?
食べた気がしない、もっと大きい物がいい~~!!って人は、栃木県那須の「ル・クグロフ」と言う店は如何?(フランス・アルザス地方の料理とスイーツが店のコンセプトだけど)
メリーは未だ行った事無いの、でも写真のスイーツが可愛くて惹かれるわv
オーストリア流に拘りたい人には、オーストリア国家公認日本人マイスターの店、「ツッカベッカライカヤヌマ」と言う店はどうかしら?

それじゃあ、ここで今夜のクリスマスソングを紹介!音楽の都オーストリアが世界に誇る、珠玉のクリスマスキャロル「Silent Night」の日本バージョン――「きよしこの夜」!
歌詞はこちらを参考にして歌ってちょうだい♪
元の作詞はヨゼフ・モール、作曲はフランツ・グルーバー。
多分、世界で最も知られてる賛美歌じゃないかしら?
また明日、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【きよしこの夜】




聖し♪ この夜♪
星は♪ 光り♪

救いの御子は♪
馬槽の中に♪

眠り給う♪
いとやすく♪


聖し♪ この夜♪
御告げ♪ 受けし♪

牧人達は♪
御子の御前に♪

額づきぬ♪
畏みて♪


聖し♪ この夜♪
御子の♪ 笑みに♪

恵みの御代の♪ 明日の光♪
輝けり♪ 朗らかに♪



…メリークリスマス、びょりです。
オーストリアは歴史的にドイツとの関わりが非常に濃く、ドイツのクリスマスパンとして有名な「シュトーレン」も食べるとの事
あとオーストリア人はとにかく生クリームが大好きで、ケーキや珈琲にまで載せる習慣が有るそうです。
そう聞いて思い起こすのはウインナー珈琲…ザッハトルテの場合、載せるんではなく、たっぷり添える感じで。
オーストリアのケーキは、生クリームと一緒に食べる事で完成するよう、敢えてパサパサのスポンジに仕上げてるそうな。
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2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その4

2019年12月24日 21時29分03秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今夜は皆が楽しみにしてたクリスマス・イブね♪
今年の12月24日は平日な上に週の前半って所がイマイチ都合悪いけど…明日に疲れを残さない程度に浮かれて楽しみましょ♪

さて今夜取り上げる世界のクリスマス・スイーツは、中国の「リンゴ」よ!
「ただのリンゴがスイーツ?」って思った貴方!フルーツを侮ってはいけないわ!
果物こそが甘くて美味しいスイーツのルーツなの。
日本でも漢字で「菓子」って書くでしょ?
そういう訳でクリスマスにリンゴを食べるのも納得行く話…けど何故「リンゴ」が選ばれるのかしら?

クリスマス・イブは中国語で「平安夜(ピィンアンイエ)」と呼ばれるの。
この「平(ピィン)」という字の発音が、中国語でリンゴを表す「苹果(ピィングゥオ)」の「苹(ピィン)」と発音が同じ事から、「リンゴをクリスマスに贈って平安を祈りましょー」って習慣が生まれたらしいわ。
中国人も語呂合わせが好きなのね。
クリスマス・イブには綺麗にラッピングしたリンゴを親しい人に贈る習慣が有るらしいわ。

実は商業的目論見から近年生まれた習慣なんですって。(笑)
日本や中国でのクリスマスは、あくまで商業イベント扱い。
元から在る年越しの行事とは分けて、別々に祝うスタイル。
キリスト教圏の人には、年越しを1年に2度も行ってる様な、奇妙な習慣に映るでしょうね。

中国の場合、共産党政府が宗教弾圧した事も影響して、クリスマスに宗教色を出すのは避けてるの。
それでもクリスマスを商機と捉え、西洋式にツリーを立てたり、イルミネーションで町中飾ったり、セールを開催したりと、近年は派手に祝ってるわ。
日本みたいに12月25日を過ぎたら飾りを一旦降ろし、正月飾りに取り替えて~なんて事もせず、そのまま残して年を越し、1月末~2月にかけての大行事「春節(中華圏での旧正月)」が始まるまで延長するのが、現代中国人のトレンドなんですって。
商魂逞しい中国人らしいわ。(笑)

中国のクリスマス関わりで、もう1つ興味深いエピソードを紹介。
中国浙江省金華市に在る「義烏(ぎう)市」は、近年「クリスマス村」と呼ばれるスポットで、なんと世界の6割にも上るクリスマス関連商品を生産してる場所なの。
小さな村は一年中ピカピカ光るツリーやLED電球に彩られていて、さながらサンタクロースを支える小人達のプレゼント工房。
クリスマスのプレゼントもデコレーションも、今や中国の一村が支えていると言うんだから、チャイナパワー恐るべしね!

…リンゴの話に戻るわ。
今回上げたリンゴ写真は、見て解るでしょうけど本物ではなく、(株)サザビーリーグが経営する喫茶チェーン、「アフタヌーンティー・ティールーム」店頭を飾ってたクリスマス・ツリーの物よ。
 
「アフタヌーンティー・ティールーム」については後日また改めて紹介するとして…偽物だけだとなんだから本物の写真と並べてみたわ。(汗)
本物のリンゴは全国物産展で買った、青森県西目屋村の特産品よ。
頬っぺた落ちるかと思うほど美味しかったわ!!
青森ったら全国的に有名なリンゴの産地ですものね。
地図で調べたら世界遺産の白神山地近くに在る村だったわ、「白神山地りんご」絶対お勧め!見掛けたら是非買って食べてみて!

じゃあ、そろそろ今夜のクリスマスソングを紹介、世界で一番有名なトナカイ、「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」――「赤鼻のトナカイ」♪
元はジョニー・マークスが作詞・作曲した米国発の王道クリスマス・ソング、日本版の歌詞はこちらを参考にしてちょうだい♪
明日の聖クリスマスも、一緒に楽しくクリスマスソングを歌いましょ♪



【赤鼻のトナカイ】




真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪

でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪

暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪

何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪


真っ赤なお鼻の♪
トナカイさんは♪
何時も皆の♪
笑いもの♪

でも♪ その年の♪
クリスマスの日♪
サンタのお爺さんは♪
言いました♪

暗い夜道は♪
ピッカピッカの♪
お前の鼻が♪
役に立つのさ♪

何時も泣いてた♪
トナカイさんは♪
今宵こそはと♪
喜びました♪



…こんばんは、びょりです。
クリスマス村については最近、米中貿易摩擦関連のニュースで知りました。
小さな村にクリスマスグッズを取り扱う店が7万5000件以上ひしめき合ってるとの事。
もしこの村に何か起これば、世界中のクリスマスが消失するそうな。(怖ろしい…)

最後に――チョッパー誕生日おめでとう!!
ハウステンボスにサニー号が戻って来たのが地味に嬉しい。
…観光丸も戻って来てくれたら尚嬉しいんだけど。
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2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その3

2019年12月23日 21時27分12秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
明日はお待ちかねのクリスマス・イブね!
日本ではクリスマスのイブ(前夜)こそ本番!って雰囲気だけど、本当のクリスマスは12月25日からの十二夜。
…だからそこの貴方!12月25日を過ぎても、このブログを観に来てちょうだいね!
メリーの記事はまだまだ続くんだから!!

さて今夜取り上げる世界のクリスマス・スイーツは、ベルギーのクリスマスクッキー「スペキュロス」!
主にブラウンシュガーを使い、シナモンやクローブ等のスパイスを効かせた固焼きクッキーで、ベルギーの他、オランダでもクリスマスに食べる習慣が有るの。
オランダでは「スペキュラース」の名で知られてるわ。
食べるのは12月24日、25日ではなくて、オランダでは12月5日、ベルギーでは12月6日の「聖ニコラウスの日」。
聖ニコラウス…聞いた事有る名前でしょ?――そう、サンタクロースのモデルと言われてる人物よ!
御存知でない方は以前メリーが書いた幾つかの記事を御覧になってね!(その1その2その3その4その5
全ての記事を読めば、聖ニコラウスが何者か?何故オランダやベルギー等ではクリスマスと別に、12月5日前後にサンタクロースの日が在るのか、その謎が解る筈よ。
ついでにクリスマスクッキーについても幾つか記事を書いてるから、併せて読んでくれると嬉しいわv(その1その2

日本ではクリスマスに食べるスイーツったら、一般的に生クリームでデコレーションしたケーキだけど、ヨーロッパの多くの国ではパンやクッキーを食べるのが伝統なの。
ただのパンやクッキーではなく、スパイスを大量に使用したり、ナッツやドライフルーツをふんだんに練り込んだ物よ。
厳格なキリスト教国では無発酵のパンに拘ったりするわ。
発酵させるのは腐らせる事に繋がり、神に捧げるには相応しくないって考えからね。
一方で、スパイスを大量に使用し、ナッツやドライフルーツをふんだんに練り込み、発酵させて焼いた、クリスマスの祝い菓子が在るのは何故かしら?
勿論、美味しくする為…何だか矛盾して聞えるでしょうけど、神様へのお供えだから、贅沢で良い物をって考えもしたの。
ヨーロッパ最古の焼き菓子は修道院で作られたって云うわ。
バターに蜂蜜、遠い異国から運ばれた砂糖や香辛料…これらはとても高価な材料で、宗教施設でもなきゃ揃わなかった。
民間でも菓子が食べられる時代になると、長期保存を考えて砂糖やスパイスやお酒に浸ける工夫が凝らされたわ。

キリスト教徒が多いヨーロッパで、クリスマスにパンやクッキーが食べられる理由、それは神様に最初に御供えしたのがパンだったからよ。
粉を練って膨らまさず焼いたクッキーは、御供えの無発酵パンがルーツで、動物や人を象るのは生け贄の名残じゃないかって、衝撃の説を唱えた研究者が居るわ。
それから、クリスマスに食べるパンやクッキーに、ナッツやドライフルーツが大量に使用されるのは、クリスマスのルーツが冬至祭だから――冬至を年の終わりに定めていた大昔、来年の豊かな収穫を祈って木の実を御供えした習わしから来てるって説が有力よ。
纏めるとこんな所かしら?

ベルギーの「スペキュロス」に話を戻すわね。
現代では通年食べられる物になったそうだけど、聖ニコラウスを象った大きなクッキーはクリスマスシーズンにしか販売しないんですって。
東京の大丸デパートに入ってるベルギー菓子店「MAISON DANDOY(メゾン・ダンドワ)」でも、クリスマスシーズン限定で、聖ニコラウス型とジンジャーマン型のスペキュロスが売り出されるの。
 

 
風車柄のクッキー(この店ではビスケットとして売ってるけど)は通年で販売してる物で、「聖ニコラウス」型と「ジンジャーマン」型は12月でないと買えないの。
聖ニコラウス型の物は通常品より分厚くて、その分かなり硬め。
軟らかい食べ物が好みな日本人に向かないかしら?
ワッフルを買うお客さんの方が多い様に思えたわ。
ここメゾン・ダンドワではベルギーワッフルの二大流派、四角いブリュッセルワッフルに円いリエージュワッフル、どちらも買えるの。
でもメリー的にはシナモンが香るスペキュロスの方が好み、ソフトなクッキーも良いけど、ハードなクッキーも偶には食べたいわ。

ベルギーのクリスマスと言えば、首都ブリュッセルに立つ巨大クリスマス・マーケットが有名ね。
毎年11月末から新年初めまで催すそうよ。
クリスマスを熱心に祝うベルギー人の魂が伝わって来るわね。

じゃあここで今夜のクリスマスソングを挙げましょ、フレッド・クーツが作曲した「Santa Claus is Coming to Town」の日本バージョン
――「サンタが町にやって来る」♪
歌詞はこちらを参考にしてねv
今夜はここまで、明日また、一緒に楽しく歌いましょう♪



【サンタが町にやって来る】




さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

待ち切れないで♪
おやすみした子に♪
きっと素晴しい♪ プレゼント持って♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

ねぇ♪ 聞えて♪
来るでしょ♪
鈴の音が♪ 直ぐそこに♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪

クリスマスイブを♪
指折り数えた♪
幼い思い出も♪ 今宵懐かし♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウン♪


待ち切れないで♪
おやすみした子に♪
きっと素晴しい♪ プレゼント持って♪

さぁ♪ 貴方から♪
メリークリスマス♪
私から♪ メリークリスマス♪
サンタクロース・イズ・カミィン・トゥ・タウンーー♪



…こんばんは、びょりです。
普段は軟らかいクッキーが人気の国でも、クリスマス等の宗教行事には硬いクッキーを食べるんだとか。
ドイツに旅行した友人からお土産に貰ったクリスマスクッキーは、歯が立たないくらい硬かった…。
「レープクーヘン」と呼ばれる物で、腐らないからオーナメントとしてツリーに飾ったりします。
それに比べたらメゾン・ダンドワ東京支部のクッキーつうかビスケットは、日本人に合わせてソフトに焼いてあるよう思う。
昔は王侯貴族や上級宗教家しか菓子を口に出来ず、庶民は精々葬儀等のお供えを目にする程度だったとか。
焼き菓子やパンの前身が御供えだった事を考えれば、今もクリスマスや冠婚葬祭の食卓に登場するのに納得行きます…日本で言えば「餅」に相当しますね。
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2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その2

2019年12月22日 20時40分08秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
今日は冬至、北半球では太陽の位置が1年で最も低くなり、最も日が短くなる日よ。
冬至はその年によって日付に若干ズレが起こるものだけど、今年は去年と一緒で12月22日。(日本での場合)
ちなみに来年は12月21日が冬至に当たるそうよ。
日本での冬至の習慣と言えば、柚子湯に入ったり南瓜を食べたりだけど、クリスマスの起源が冬至祭な事を思い起こせば、この日にクリスマスパーティーを開くのもグッドかもしれないわ。
都合の良い事に今年の12月22日は日曜日だし♪

前置きはこれくらいに留めて、今夜取り上げるクリスマス・スイーツは、ポルトガルの「パン・デ・ロー」!
日本で一時流行した半熟カステラを覚えているかしら?
あれと似た感じで、外側はフワフワしたスポンジだけど、中はしっとり半熟状のスイーツなの。
もっとも地方毎に焼き方が違ってて、中が半熟状でない物も在るみたい。
一説には日本のカステラのルーツとも云われてるわ。

安土桃山時代の頃、日本はポルトガルとの貿易を通じて、異国文化を取り入れてたの。
現在でも日本の調理法や菓子等にその名残が有るわ。
例えば天婦羅や金平糖のルーツはポルトガルに在る事、テレビのクイズ番組なんかで知った人は多いでしょうね。
そしてキリスト教…日本に最初に伝えたのはポルトガルだって、歴史の教科書で学んだでしょう?
記録に残る日本で最初のクリスマスは、1552年(1553年と記述してる書籍も有)に宣教師のコスメ・デ・トーレスが、山口県でキリスト教の信徒を集めて12月24日に行ったミサだって言うわ。
トーレスは日本でも有名な宣教師フランシスコ・ザビエルに心酔し、弟子入りした方よ。
そしてフランシスコ・ザビエルは、当時のポルトガル王ジョアン3世より派遣されて、遠い日本へ布教しにやって来た。
ザビエルもトーレスも出身はスペインだけど、日本へのクリスマス伝来にポルトガルは強く関わってるというわけ。(少し無理有るかしら?)
う~ん、鉄砲伝来に次ぐ重要な史実だわ!
山口県は「クリスマス伝来の地」ってPRして町興しのチャンスよ!!――え?既にしてる??

…話をパン・デ・ローに戻しましょ。(汗)
「パン・デ・ロー」はポルトガルの修道院で生まれ、教会へ献上していた伝統から、今でもキリスト教関連の行事に振る舞われる事が多いんですって。
クリスマスだけでなく3月に行われる復活祭や、北部では結婚式や洗礼式等でも食卓に上がる事が多いみたい。
ポルトガルでのクリスマスのポピュラーな祝い方は、家族や親戚が集まってのホームパーティー。
例えるなら日本の正月の情景の様に、ポルトガルの人はクリスマスを厳かに祝うそうなの。
そういう訳で、クリスマスは商店の多くが、お休みになるらしいわ。

日本の東京で「パン・デ・ロー」が買える店を1軒紹介するわね。
地下鉄千代田線代々木公園駅近くのポルトガル菓子店、「ナタ・デ・クリスチアノ」。
上で紹介した半熟タイプのパン・デ・ローにエッグタルトを通年販売してるわ。
クリスマスシーズンにはエッグタルトとパン・デ・ロー、それに同じくクリスマスの祝い菓子「ボーロ・レイ(王様のケーキ)」の3種セットが登場するの。
人気が高い店だから、事前に電話で予約するか、通販で買うのが無難よ。
 

 
メリーが頂いたパン・デ・ローはキャラメル味、少し焦げた上面が甘苦く、とっても美味しかったわv
外はふわっふわなのに、中はトロッとしてるのって不思議…カステラよりもスフレに似た食感だったわ。
剥がした紙に付いたスポンジまでフォークで刮げ取って食べたの…はしたないわね。(恥)
多少解り難い場所に在る店なので、初めて訪ねる人は地図確認必須よ。

じゃあ、ここで今夜のクリスマスソングを紹介――「もろびとこぞりて」♪
アイザック・ワッツが作詞し、ローウェル・メーソンが作曲した、クリスマスキャロルの傑作、「Joy to the World! the Lord is come」が元。
今年も日本版の歌詞を紹介するので、歌はこちらを参考にしてね!
また明日、一緒に楽しく歌いましょう♪



【もろびとこぞりて】



諸人こぞりて♪ 迎えまつれ♪
久しく♪ 待ちにし♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪

この世の闇路を♪ 照らし給う♪
妙なる♪ 光の♪
主は来ませり♪
主は来ませり♪
主は♪ 主は♪ 来ませり♪


平和の君なる♪ 御子を迎え♪
救いの♪ 主とぞ♪
褒め称えよ♪
褒め称えよ♪
褒め♪ 褒め♪ 称えよ♪



…こんばんは、びょりです。
「ボーロ・レイ(王様のケーキ)」については来年のクリスマスに紹介予定…ってメリーさんが言ってました。(汗)
長崎平戸や佐賀辺り行くと、如何にもポルトガルやオランダから製法伝わったと思しき菓子が現在まで沢山残ってて興味深いです。
佐賀名物「丸ぼうろ」とか…興味有る方は「千鳥屋」等でお買い求めください。
長らく東京で営業してるから御存じない方居られるかもしれませんが、実は創業1630年の佐賀発老舗菓子店なのです。
ひよ子饅頭や文明堂カステラ等、早くに東京へ進出した為に、東京土産と誤認されてる九州の菓子って多い気がする。
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2019年、クリスマスには歌を歌おう♪その1

2019年12月21日 17時55分39秒 | クリスマス
聞える、聞える、私を呼ぶクリスマスソングの調べ…
私の名前はミス・メリー!!――クリスマスの妖精よv
一年振りに会う貴方も、初めましての貴女も、一緒にクリスマスを楽しく歌ってお祝いしましょ♪
クリスマスに纏わる事ならメリーにおまかせ!今回のテーマは「世界のクリスマス・スイーツ」よ!!
…ここ数年は元のブログ主の趣味でオタクな方向に引き摺られてたから、原点回帰をしようって思ったの。
クリスマスに御馳走は欠かせない、中でも甘ーいスイーツには深い意味が篭められてる。
日本では生クリームとフルーツが載ったケーキが主流になってるけど、これは世界的に見て珍しい習慣だって知ってるかしら?
ケーキを食べないなら、他国ではクリスマスに何を食べるの?――その答えを十二夜かけて探って行きましょ!

探らなくてもネットが全盛の時代、ポンと一発検索すれば、求める解答が出て来る様になったわね。
それどころか日本に居ながら世界のスイーツを食べられるのよ、ワンダフル!
……ひょっとしてメリー、もうお呼びでない?
な~んてちょっとばっかし落ち込んだけど、折角だから日本の首都東京で、世界のクリスマススイーツがどれだけ頂けるか、足と金懸けて体験してみよーじゃないの!!
というわけで今回紹介するのはオーストラリアのクリスマス・スイーツ、「パヴロヴァ」!

南半球に在る国オーストラリアは、クリスマスを真夏に迎えるの。
したがってサンタクロースは橇に乗って来ない、水上バイクやサーフィン等に乗って、海からやって来るんですって!
メリー、以前にニュースで観た事有るわ。
トナカイもここには居ないから、代わりにカンガルーがサンタのお手伝いをするんですって。
常夏のクリスマス…北半球で暮らすメリーにはイメージし難いわ。

そんなオーストラリアで、クリスマスの時期、ポピュラーに食べられるスイーツが「パヴロヴァ」。
メレンゲをホールケーキのスポンジの如く大きく焼き、生クリームと果物をたっぷり載せた物よ。
デコレーションケーキみたいに華やか、それでいて土台はさっくり軽い味わいのメレンゲだから、スポンジケーキよりも低カロリーで乙女的に嬉しいわv
「パヴロヴァ」と言う名前の由来は、20世紀初めに世界各地で公演を行ったロシアの女性バレエダンサー、「アンナ・パヴロワ」。
1926年にオーストラリアで公演したアンナ・パヴロワは、滞在先のホテルで「美味しいデザートを出して」とオーダー、その時に提供された物が、後に彼女の名に因んで「パヴロヴァ」と呼ばれたそうよ。
広がって重なり合うメレンゲと生クリームは、バレリーナの舞台衣装であるチュチュを表してるのね。

――と・こ・ろ・が!!…この「パヴロヴァ」オーストラリア発祥説に、ニュージーランドが異を唱えたの!
「パヴロヴァ」発祥国はニュージーランドだって――オーストラリアで公演したのと同じ年に、ニュージーランドにもアンナ・パヴロワは来ていて、そこでホテルで提供されたスイーツに、「パヴロヴァ」の名が付けられたとの由来が残ってるんですって。
えええ~~~!?一体どっちが正解なの~~~!?
両国でパヴロヴァ元祖を主張し、長年争って来たけど、近年、ニュージーランドのゼラチンメーカーが1927年に発行した料理本に「パヴロヴァ」のレシピが載ってる事実が判明し、発祥国はニュージーランドで落着するかと思われた。
思われたんだけど……そのレシピには、「色付けしたゼリーを何層も重ねて固め、バレリーナのチュチュに似せたデザート」と書いてあったの…今に伝わる「パヴロヴァ」とは大分違う物に思えるでしょ?

更に2015年になって「アメリカとイギリスこそパヴロヴァの発祥国!!」と新説を唱える研究者が出現!
日本の苺大福や温泉饅頭の元祖騒動を思い起こさせる複雑な展開になって来たわ。(汗)
研究者によると、多数の料理本や菓子関連のニュースを調査した結果、1901年~1926年にかけ、今のパヴロヴァそっくりにメレンゲを使用したケーキのレシピが150以上見付かり、その殆どがアメリカ発祥だったらしいの。
調査の過程で、パヴロヴァ名が載ってる最古のレシピはニュージーランド発な事も判明したけど、現在の物とは似つかないベリーを使ったジェラートで、しかもアンナ・パヴロワが両国を訪れる15年前の1911年に出版されてるんですって。
だったら「アンナ・パヴロワの名に因んだ」ってエピソードは一体何処から出て来たのよ~~~??

確かなのは、オーストラリアにとっても、ニュージーランドにとっても、「パヴロヴァ」は特別なデザートで、それ故にクリスマスと言う特別な日に食卓を飾るって事。
2つの国ではクリスマスは真夏のイベント、当日は屋外で豪快にバーベキューパーティーをしたりと、「パヴロヴァ」以外でも似た祝い方をするみたい。

日本で「パヴロヴァ」を食べられる何軒かのお店の内、メリーが訪ねたのはオーストラリアのシドニー発レストラン「Bills銀座」。
日本ではパンケーキが人気のレストランだけど、メリーが敢えて注文したのは苺のパヴロヴァ!
パンケーキに負けず劣らずバエるでしょ?
さっくりと軽く真っ白なメレンゲの上に、甘酸っぱいクリームと苺がたっぷり載っててゴージャスv
仄かに酸っぱいサワークリームのお蔭で、見た目に反してしつこくなく食べられるの。
ピスタチオ等ナッツ類の食感も効いてる。
ハートが描かれたピッコロラテと一緒に、美味しく頂いたわv

 

 
大きな硝子窓から陽が射し込んで明るい店内が、如何にもオーストラリア発レストランの雰囲気ね♪

スイーツを紹介し終えた所でクリスマスソングの1曲目――「ジングル・ベル」を歌いましょうか?
元々は1857年にアメリカのジェームズ・ピアポント牧師が感謝祭の為に作った歌だけど、今や定番クリスマスソングとして知られる様になっちゃった。
去年に引き続いて今年も日本語版の歌詞を紹介――歌う時はこちらを参考にしてね。
それじゃあ今夜から十二夜、楽しくクリスマスソングを歌いましょう♪



【ジングル・ベル】




走れソリよ♪ 風のように♪ 雪の中を♪ 軽く早く♪
笑い声を♪ 雪に撒けば♪ 明るい光の花になるよ♪

ジングルベル♪ ジングルベル♪ 鈴が鳴る♪
鈴のリズムに光の輪が舞う♪

ジングルベル♪ ジングルベル♪ 鈴が鳴る♪
森に♪ 林に響きながら♪


走れソリよ♪ 丘の上は♪ 雪も白く♪ 風も白く♪
歌う声は♪ 飛んで行くよ♪ 輝き始めた星の空へ♪

ジングルベル♪ ジングルベル♪ 鈴が鳴る♪
鈴のリズムに光の輪が舞う♪

ジングルベル♪ ジングルベル♪ 鈴が鳴る♪
森に♪ 林に響きながら♪

森に♪ 林に響きながら♪



…こんばんは、びょりです。
今年のクリスマスも始まってしまったなって感じですな~。
初めて来た方は「ここのブロガーはイカれてしまったのか?」と思われるでしょうが、今夜から12回記事を書いてるのはクリスマスの妖怪ミス・メリーだと思って、生暖かく見守ってください。(汗)

さて、語られたパヴロヴァミステリーについてですが…私が考えるに記憶の摩り替えが起きたのではないかと。
偶々パヴロワさんの名前と似たスイーツが存在した事から、彼女に提供されたデザートのエピソードと、以前から在ったそのデザートが一体化。
更には英米から伝わったデザートが人気を集め、その調理法との摩り替えが起きたんではないかと…。
有名人のエピソードが記憶の改竄を容易に進めたと見るね。

日本で夏の風物詩的に語られる「冷やし中華始めました」なる宣伝文句、実際に調査したら過去に何処の店もそんな貼り出ししてなかったそうで…なのに大勢の人が店にそう貼り出された情景を懐かしむというミステリー。
人の記憶は簡単に改竄されるものだから、歴史が不確かになるのも致し方無い……って三流映画の様な曖昧オチで申し訳無い。(汗)

参考:Wikipedia等
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2018年、クリスマスには歌を歌おう♪その12

2019年01月01日 18時16分48秒 | クリスマス
ハッピーニューイヤーーー♪♪
2019年が明けたわ!今年はどんな年になるかしら!?
平成最後のお正月…平成~新しい年号に変わる時って、想像するとドキドキね。
今年を表す漢字一文字、今から予想しちゃうけど、「変」か「新」じゃないかしら?

「日本の少女漫画に登場するクリスマスエピソード」、第十二夜目の今回は、竹本泉版「あんみつ姫」単行本2巻収録分より――「年末は大いそがし」よ!

「あんみつ姫」の原作は1949~1955年迄、倉金章介氏が光文社発行「少女」に連載していた同名の漫画作品。
だけど今回取り上げるのは、アニメ版のタイアップとして、講談社発行「なかよし」に、竹本泉氏が1986~1987年迄、連載していた漫画の方なの。
お転婆な「あんみつ姫」が、あまから城の内外で騒動を巻き起こすっていう、パラレルメルヘン時代劇。
あんみつ姫を始め、登場するキャラクター全員の名前に、菓子やお茶の名が使われてるのが特徴で、観ているとお腹が空くわ。

「年末は大いそがし」がどんな話か紹介すると――

年も迫った年末、あまから国は正月の準備で大わらわ。
あんみつ姫も年賀状を書くのに忙しい…漸く全部書き終わり、一息吐いた所へ、家庭教師の「カステラ夫人」から、あまから国での正月の迎え方について訊かれたの。
外国出身のカステラ夫人にとっては、初めてあまから国で迎える正月になるので、彼女は非常に楽しみにしてたのね。
ちなみにカステラ夫人の国では、大晦日にパーティーを開き、一晩中騒いで正月を迎えるって過ごし方が一般的だそうよ。
一晩中騒ぐ為、正月は酔っ払って寝てしまうのも有りがちなんですって。
楽しそうだけど、正月早々だらしないわねェ。
それに対して、あんみつ姫が教える「あまから国のお正月の迎え方」は、「大晦日の晩、除夜の鐘を聴きに行き、そのまま初日の出を拝みに行く」という、アウトドアスタイル。
でも、あんみつ姫の場合、毎年拝みに行きはすれど、駕籠の中で眠ってしまうので、初日の出を見た事は一度も無いんですって。(笑)
そういうわけで、「今年こそ初日の出を見るもん!」と、あんみつ姫は燃えてたの。

さてさて城内の他の皆はと言うと、あんみつ姫のママであり奥方の「しぶ茶」の指揮の下、あんこ・しるこ・かのこ・ちまき・だんご等腰元達は、城の隅々まで大掃除中。
あまから城の主であり、あんみつ姫のパパ「あわの団子の守」は、皆に構って貰えず退屈そうにしてた。
あんみつ姫自身、年賀状書き終われば何もやる事無くて退屈だった為、パパを誘って、畳も襖も運び出した後のガランとした大広間をステージに、コンサート開いたの――即、ママから掃除の邪魔するなって、大目玉食らっちゃった。
パパと共に「暇なら要らない物の処分でもしてなさい!」ってママからお小言貰い、あんみつ姫はぶつくさ言いつつ自室の片付けを始めたわ。
でも要らない物出せって言われても、見付からないんだもん。
仕方なく今年も例年通り、小姓の「甘ぐりの介」に来年処分するって言い訳して、一旦段ボールに詰めた物を、パパ専用の物置に仕舞っとく事にしたの。
「掃除するっていうのは、捨てる事だって、誰かが言ってましたよ」
「来年来年v」

パパ専用の物置は、パパのこれ迄の発明品を置く物置部屋。
発明が趣味のパパは、使えない物を造っては、物置に仕舞いこむの。
あんみつ姫と甘ぐりの介が物置に着いた時、茶坊主の「まんじゅう」もパパから頼まれて、物を仕舞いに来たとこだった。
似た者親子ね~。
物置はさながら金庫の様に重々しい扉で閉じられていて、開けた中にはパパ渾身の発明品が埃被って並んでたわ。
…これだけ使えない物を発明するのも、一種の才能じゃないかしら?
好奇心に駆られ、発明品を色々試してたあんみつ姫は、その中から「強力掃除機マークⅢ」を発見!
「マークⅢ」って事は、「マークⅠ」、「マークⅡ」がその前に存在するって事よね…改良を重ねて尚、物置に仕舞われた理由が気になるとこだけど、あんみつ姫は「これなら大掃除で活躍出来る!!」って喜んだ。
「でもパパが発明した物だから、テストしとかないと」、そう考えてコンセントに繋ぎ、スイッチオン!――忽ち黒煙をボボボボボ!!!!と噴き出して掃除機が大暴走!!言わんこっちゃない!!
直ぐに止めようとしたけどスイッチが利かない!!
騒ぎを耳にした家老の「あべかわ彦左ェ門」が駆け付けて来て、コードを引っこ抜こうとするも間に合わず、黒煙に反応した天井のスプリンクラーが作動し、物置に居た全員が水を強かに浴びる事となったの。

これが原因で、あんみつ姫、まんじゅう、彦左は風邪を引いて寝込んじゃった。
事情を聞いたママは、「ろくな物を造らないパパの発明品を弄った罰」だと言って冷たいの。
隣でママの言葉を聞いてたパパは、肩身狭そうにしてたわ。
ちなみに物置に居た筈の甘ぐりの介は、ちゃっかり難を逃れてた。
「これでは明日の初日の出詣では無理ですね」と残念がるカステラ夫人。
だけど、あんみつ姫は諦め切れない!!
運動で風邪を追い出そうとしてる所へ、姫の様子を見に来た甘ぐりの介に止められちゃった。
「薬飲んで寝てなきゃ治りませんよ!」と叱られ、シュンとなるあんみつ姫。
嗚呼…今年こそは初日の出を見る積もりだったのにィ~!

あんみつ姫が寝込んだ噂を聞き、隣のお金持ち国のお姫様「いちご大福姫」と、魚屋さん(正体はちまき国の若君「さくらもち太郎」)が見舞いに来てくれた。
二人の友達を前に、初詣に行けない事を、泣いて悔しがるあんみつ姫。
いちご大福姫も、さく…じゃなくて魚屋さんも、あんみつ姫が無念がる様子を見て、何事かを考えてるようだった。

除夜の鐘が響く夜、あんみつ姫はカステラ夫人と一緒に、あまから城でお留守番。
パパもママも姫を置いて初日の出詣でに行っちゃった。
あんみつ姫はカステラ夫人と向かい合って炬燵に入り、テレビで「ゆく年くる年」を観ていたわ。
そういえばカステラ夫人、初日の出詣でを楽しみにしてたんじゃなかったっけ?
「カステラ先生は皆と一緒に行かないの?」と尋ねたあんみつ姫に、カステラ夫人は「来年の初日の出も多分、今年と同じ太陽ですね。だったら私、急がないです」と答えた。
カステラ夫人が自分を気遣って城に残ってくれた事を知り、謝るあんみつ姫。
心の優しい、良い先生ねェ。

そこへ大勢の供を引き連れ、いちご大福姫がやって来た。
「あら、いちご。どうしたの?こんなに遅く」
「どうしたのではない。迎えに来てやったのじゃ。初詣に参ろう」
「え?」と驚くあんみつ姫に、いちご大福姫は何時もの如く、自慢気に言ったの。
「わらわの駕籠はFFファンヒーター付の最新型じゃ。
 あんみつの所の物とは値段が違うのじゃ。
 どうじゃ格好良かろう。
 ………そんなわけで風邪引きのあんみつでも一緒に行けるぞ」

てっきりゴージャス仕様の駕籠を見せびらかす為に来たって思ったのに、いちごちゃんったらツンデレ可愛いv

更に何処であんみつ姫が風邪引いた事を聞き付けたのか(ヒント;魚屋)、さくらもち太郎さんまで暖房付の御車で初詣のお誘いに来たの。
皆優しいわ~、ここまでセッティングされたら行くしかないわよね!
ところがカステラ夫人がそれを許さなかった。
流石は家庭教師、優しいけれど、締める所は締めるわ!
「ミスあんみつ、良いお友達ですね。
 でも行っちゃ駄目ですよ」
「なんでー?」
「だって風邪引きですもの」
その代わりとして出された提案は、カステラ夫人の国の年越しに倣い、お城に残った人達全員で、午前零時の鐘と共にクラッカーを撃ち鳴らし、パーティーを開くというもの。
「初日の出は天守閣からでも見えますよねvミスあんみつ」
「ありがとうカステラ先生v」
いちご、さくらもち太郎さん、甘ぐりの介、彦左、まんじゅう、そしてカステラ先生と一緒に、天守閣に上って見る初日の出――

――楽しみにしていたあんみつ姫だったけど、夜更け過ぎまでハシャいだ結果、皆で日の出過ぎまで眠りこけてしまい、今年も見られないまま年越しちゃった。
こんなとこまでカステラ夫人の国の方式を踏襲しなくて良いのに……また来年、今度こそ拝めたら良いわねv

これにて今年のクリスマス・シリーズは終了!
最後に紹介したエピソードの背景は年越し~正月だけど、カトリック圏ではクリスマスに当たる行事だから許されるわよねv

少女漫画にクリスマスとバレンタインは欠かせない、挙げた作品以外にも沢山のクリスマス・エピソードが在ると思うわ。
貴方も良かったら探してみて!

…寂しいけれど、メリーは今夜でサヨナラしなくちゃいけないの…でもまた今年の12月、クリスマス・ソングが巷で流れる頃、きっとここに帰って来るわ!
だから楽しく歌ってサヨナラしなくちゃね…第12曲目のクリスマスソングは勿論これ――「We Wish You A Merry Christmas(クリスマスおめでとう)」!
歌はこちらを参考にね。
それじゃあ、また今年のクリスマスシーズンに、一緒にクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【We Wish You A Merry Christmas(クリスマスおめでとう)】





We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Good tidings we bring to you and your kin♪
Good tidings for Christmas and a happy New Year♪

Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
And a cup of good cheer♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it right here♪


We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪

Good tidings we bring to you and your kin♪
Good tidings for Christmas and a happy New Year♪

Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
Now bring us some figgy pudding♪
And a cup of good cheer♪

We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
We won't go until we get some♪
So bring it right here♪

We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
We wish you a merry Christmas♪
And a happy New Year♪


【訳】

クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

良い知らせを持って来たんだ、貴方と、貴方の家族に
クリスマスが来たんだ、そして新年おめでとう

早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
それから、ちょっとした御馳走も

食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
ほら、だから早く持って来て


クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも

良い知らせを持って来たんだ、貴方と、貴方の家族に
クリスマスが来たんだ、そして新年おめでとう

早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
早くイチジクのプリンを持って来て
それから、ちょっとした御馳走も

食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
食べるまで帰らないよ
ほら、だから早く持って来て

クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
クリスマスおめでとう
そして、新年のお祝いも



…明けましておめでとう御座います、びょりです。
今年も一年宜しくお願い致します。

竹本泉版あんみつ姫…アニメのタイアップなのに、どうしてアニメ版は竹本泉のキャラに寄せなかったんでしょうか?
そんなんでタイアップする意味有ったのかと…竹本泉版の世界&キャラ設定で、アニメも観たかったなあ。

あんまり少女漫画読まない人なので、今回は苦労しました…いや記事書いてるのメリーさんだけど。(汗)
こうして挙げたエピソードを見るに、意外と恋愛をクリスマスに絡ませたものは少ないですね。

ともかく今年もミス・メリーには助けられました。
感謝の意味で十二夜明けるまでは、このブログタイトルのままにして置きます。
あ、そういえば昨日の紅白、トリは北島サブちゃんじゃなくて、サザンでしたね。
誰だ?嘘を吐いたのは!
ゆく年くる年のタイトルがCGになって、周りに雪がチラチラ舞ってたのが、気になって集中出来なかったですけど。
ゆく年くる年みたいなのは、シンプルな演出のままで良いと思うんですが。

写真は東京丸の内のシャンパンゴールドストリート、まだ観られますよ~。
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2018年、クリスマスには歌を歌おう♪その11

2018年12月31日 19時11分17秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
いよいよ大晦日ね!貴方の家では新年を迎える準備は整ったかしら?
今夜放送される紅白歌合戦、久し振りにサブちゃんがトリを飾ると聞いて、メリー楽しみにしてるの♪
やっぱり平成最後の紅白は、サブちゃんの歌で〆て欲しいわよね!

「日本の少女漫画に登場するクリスマス・エピソード」、第十一夜目の今夜は、白泉社が発行する「花とゆめ」にて、1986年~1991年迄連載された、那州雪絵女史著作「ここはグリーン・ウッド」6巻収録分より――「蓮川家の一族」を紹介!

「ここはグリーン・ウッド」は、名門男子高私立緑都学園の緑林寮、人呼んで「グリーン・ウッド」を舞台に、男子高校生の青春の悩みや男子寮での日常的ドタバタを描いて、伝説級のヒットを飛ばした作品よ。
いまいち影が薄い純情主人公「蓮川一也」、どう見ても可愛い女子なルームメイト「如月瞬」、江戸っ子気質のイケメン寮長「池田光流」、神様みたいな生徒会長「手塚忍」、この四人が主に軸となって、物語は展開して行くの。

さて「蓮川家の一族」がどんな話かというと――

蓮川一也にとって唯一の肉親である兄、「蓮川一弘」25歳。
病死した父親と、事故死した母親に代わり、まだ幼かった弟を、自分の母校である名門男子高、私立緑都学園に入学するまで育ててくれた、出来た御兄様だったけど、現在、遅い反抗期を迎えた弟の一也から、一方的に距離を置かれていた。
嫌われた原因の1つは、一弘が緑都学園の保険医に就いた事…男子校の保険医と言う職業の何が気に食わないのか、メリーにはちっとも理解出来ないけど、弟を育てる傍ら、自身も苦学生で優秀な成績を修めた御兄様が、世間からは奇異な目で見られる職を選んだ事に、一也はガッカリして裏切られた気持ちになったみたい。
嫌われた原因2つ目は、一也の初恋の女性である「すみれちゃん」を、一弘がお嫁さんにした事。
一也が実家を出て、緑林寮に入る事を決めたのも、愛するすみれちゃんと兄貴の熱々新婚生活を目前にするのは、居たたまれなかったから…その気持ちはメリーにも良く解るわ~。
そういう訳で、高校で日常的に会うにも関わらず、一也は一弘を極力無視するようにしてたの。

冬休みを前に、緑都学園で或る噂が流れた。
「一弘が保健室で特定の男子生徒と逢い引きをしている」…今までも男子校の保険医と言う奇特な職業柄、ホモ疑惑が囁かれていた一弘だったけど、今回は実際にその現場を見た生徒が数人居て、その内の一人が寮長の池田光流だった為に、一也の耳に入るまで噂が表面化。
最近、何者かに階段から落とされる等の嫌がらせを受け続け、苛々していた一也は、余計に一弘に対して邪険に当たった。

何時もに増してギスギスする兄弟関係…保険医と男子生徒の逢い引き…執拗に狙われる一也…これら事象の断片を、生徒会長である手塚忍の証言が1つに繋ぐ。
「石灰用スコップを蓮川目掛けて上階から投げた者の顔を見たが、ウチの男子生徒ではなかった」
全校生徒の顔を覚えてるなんて、流石は周囲からの信頼厚い生徒会長さんね!
一也が狙われる所を、ただ見てただけで、止めはしなかったけど…。
でも手塚生徒会長の証言のお陰で、一也に嫌がらせをする犯人は、校外からやって来る事が解ったわ。
しかも、わざわざ緑都学園の制服を、オーダーしてまで侵入する熱意…並々ならないわ。
ここで立てられる仮説…一也に嫌がらせし続ける犯人は、近頃保健室で一弘と逢い引きしている若い男ではないか?
一弘が弟を溺愛している為、嫉妬に駆られた恋人の男が、一也を執拗に狙っているのでは?
その説を裏付けるように、後を尾けて犯人の顔を確認した池田寮長は、「自分が保健室で見た逢い引き男に間違い無い」と証言したの。

「すみれちゃんと言う女性が居ながら、なんてふしだらな兄貴だ!!」、仲間の無責任な仮説を真に受けた一也は、一弘と犯人の男が保健室で逢い引き中の現場に押し入ったの。
そこで知った真相…兄の一弘はホモではなく(当たり前)、犯人の男もホモじゃなかった。
犯人の真の目的は、すみれちゃんを蓮川兄弟から引き離し、我が物にする事だったの。
男の正体は、すみれちゃんの従兄弟の「神田利幸」、高校出て直ぐアメリカの大学に入学した彼だけど、すみれちゃんが結婚した話を聞いて、休学を申請し、日本に帰って来たんですって。
「愛しのすーちゃんを、おまえら兄弟から奪い返す!!!」と、横恋慕の自覚無く恋心メラメラな神田。
神田が言うには、「すーちゃんと自分は8歳の時に将来を誓い合った仲」なんですって。
それなのにちょっと目を離した隙に、悪い男の毒牙にかかってしまったと…御父様の様に弁護士を目指してる神田君は、育ちの良さが自慢のエリート、たかが保険医に負けた事で、プライドが大いに傷付いたのね。
その場は神田君が出直す事で、騒ぎが収束したものの、一也は怒りが収まらなかった。
現在仲違いしてるとはいえ、尊敬する兄貴を貶されたんだもの。
「あんな奴にすみれちゃんの指一本触れさせるな!!」と、一弘に檄を飛ばす一也だったけど、肝心の兄貴はヘラヘラ暢気に笑ってるだけ。
グングン上昇してく一也の苛々メーター。
「あんな奴をあてにしちゃ駄目だ!終業式終わったら、家に戻って、すみれちゃんを守ってやる!!」と、自室に戻っても熱血している一也の傍ら、同室の瞬は素知らぬ顔で蜜柑の皮を剥いていたわ。(笑)

それから数日後、授業を終え、寮に帰る道の途中、一也を待ち伏せる神田の姿が――友人の栃沢と共に、偶然その場に出くわした瞬は、「敵が懐柔策に出た」と推理し、栃沢に光流先輩と忍先輩と保険医を呼んで来るよう頼んだの。

カフェ「詩本」で神田と対面する一也、敵の狙いは瞬が推理する通り、懐柔して手を組む事だった。
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、つまりこの場合、馬は一也に当たるわけね。
神田は一也も、すみれちゃんに横恋慕している情報を入手し、自分と手を組んで、彼女と君の兄を別れさせないかと持ち掛けた。
「すーちゃんを自由の身にすれば、君にも平等に権利が回って来る筈だ」ってね、将来弁護士目指してるだけあって、強かに策を講じるわねェ。
でも一也は「あんたが嫌いだから」とキッパリ断った。
「肝心のすみれちゃんの気持ちはどうなる?」…そうそう、すみれちゃんは一也のお兄さんが好きで、結婚したんだもの。
好き合ってる二人を別れさせようなんて、馬に蹴られてしまいなさい!
ところが敵さんも簡単には退かず、もう1つ仕入れた情報で、一也を揺さぶって来た。
「君ら兄弟には身寄りが無いんだってね。いざという時頼れる親類も居ない、たかが保険医の男の元に嫁に行ったんじゃ苦労する。すみれちゃんの事を思うなら、僕みたいな相応しい相手に譲るべきだ」
彼の言葉を聞いた一也は、テーブルを力いっぱい叩き付け、椅子から立ち上がった。
その剣幕に思わずたじろぐ神田。
――おまえなんかに解ってたまるか!!!
言葉が上手く声にならず、泣きながら相手を睨む一也、そこへ保険医の一弘が、光流、忍、瞬を伴って、一也と神田の前に登場したの。
一弘は「君がどうしても僕らの結婚に納得がいかないと言うなら、当人のすみれを交えてキチンと話をしよう」と持ち掛けた。
一弘の申し出に、神田も「すーちゃんが幸せな生活をしてるか見極めてやる!」と意気込む。
勝負は再び持ち越しとなり、緑都学園の面々は店を出て行った…神田が座る席のテーブルに、自分達が注文した分のレシートを置いて。(ちょっと可哀想…)

しがない男子校の保険医でも、初恋の女性を奪われても、一也にとって一弘は、自分を私立校に入学させるまで育ててくれた、自慢の兄貴。
そんな兄貴の努力を知らず馬鹿にした神田を、一也は絶対に許す事が出来なかったのね。
一方の一弘も神田に対して静かに怒ってた。
彼の使命は弟の一也を泣かさない事、ブラコン兄貴として神田の事を許すわけにはいかなかったのよ。

終業式を終えるや、急いで自宅に帰ろうとする一也を、寮仲間達は適当な激励で送り出した。
蓮川家に電話した所、今晩あの神田が来るらしい、決戦はクリスマス…「俺達のすみれちゃんを、あんな奴に渡してたまるか!!」
勇んで帰宅した一也を、すみれちゃんの桜満開スマイルが出迎える。
長期休みに入っても、なかなか帰宅しない一也が、クリスマスに合わせて帰って来てくれた事で、すみれちゃんは超御機嫌。
一也より先に迎えられた神田は、一弘と対面する形で炬燵に入り、うんともすんとも言わない。
彼、すみれちゃんの全身から発される幸せオーラに当てられて、すっかり毒気が抜け落ちちゃったみたい。
神田の表情から敗北を感じ取り、痛快な気分を味わう一也だったけど、その彼をも奈落に突き落とす衝撃の発言が、すみれちゃんの口から飛び出したの。

「この間、病院に行って来たんだけど、私、夏には、お母さんになるんだってーv」

明くる日、一也はルームメイトである瞬の実家に電話して、冬休み中、彼の家にお世話になる事にした。
ちなみに瞬の実家は静岡の有名ホテル、成る程、部屋には困らなそうね。

それからまた数日経った頃、一弘から事情を聴いた寮長の光流が、一也の様子を心配して、瞬の家に電話して来たの。
光流の話では、神田君は、すみれちゃんオメデタのニュースに絶望し、アメリカに帰ったんですって…不憫ね。
瞬は、一也を自分の部屋に泊めて、今は大掃除を手伝わせてる事を、光流に報告。
不憫がる光流に、瞬は「すかちゃん(一也)が、何かしてた方が気が紛れるからって、進んでやってるんだよ」と説明。
瞬の話では、駅で迎えた時から、一也は暗い顔で、何を訊かれても答えないで居るらしいの。
すみれちゃんオメデタのショックは、周りが想像する以上に深刻の様ね…。

とは言え瞬からすれば、自分の所に来て、ずーーーっとクヨクヨされてたんじゃ、いいかげんウザったいわよねェ~。
見た目乙女な割に竹を割った様な性格の瞬は、一也の女々しい態度が我慢出来ず、ズバンと斬り込んだの。
「すかちゃん、すみれさんに一度でも意思表示した事有るわけ!?
 言ってないなら後でグズグズ言う権利無いし、繊細ぶって友達に迷惑をかける権利も無い!!」
瞬から直球で正論をぶつけられ、言い返せずに蹲る一也…耳に届く除夜の鐘の音が、彼女との懐かしい記憶を呼び起こしたの。

――すみれちゃんに出会ったのは、中学三年になったばかりの、春の日曜だった。
英語が苦手な一也の為、兄貴が大学の後輩で英文科四年の彼女に、家庭教師を頼んだのだ。
週に一度、家に来てくれた彼女は、年上で美人なのに全く気取った所が無く、中学生の一也にも対等に接してくれた。
「二人で頑張りましょう!!」
何時しか受験の目的は、「兄貴と同じ学校へ」ではなく、「すみれちゃんと二人で頑張って合格する」事に変わって行った。
夏休みに入れば、水泳部の合宿に参加して居ない兄貴に代わり、ご飯を作って一緒に食べてくれたすみれちゃん。
鈍い子供だった一也は、すみれちゃんと兄貴の関係に、全く思いが至らなかった。
二人の関係に気付いたのは、冬が近付き、本格的な受験シーズンに入った頃――受験が終われば、家庭教師である、すみれちゃんの役目も終る…その事に気付いた一也は、思い切って告白しようか悩んでいた。
そんな時、すみれちゃんの方から告白してくれた。

「一也君…私の事…どう思ってる?」
「好き?ねっ、どうなの?」
「一也君、私…一也君のお家に、お嫁に来ても良い?」

でも、すみれちゃんが好きなのは、自分じゃなかったんだ。
兄貴が腹を決めた様に、二人の関係を話してくれた。
すみれちゃんが大学を卒業し、一也の受験が終わったら、結婚する積もりで居ると……家族として受け入れてくれるか、必死で見詰めるすみれちゃんの顔を見たら、一也は黙って頷くしかなかった。
除夜の鐘の音をBGMに、すみれちゃんの満開の笑顔が目蓋に浮かぶ――

年が明けて一月一日、一也は瞬に連れられ、海から昇る初日の出を拝みに来てた。
「それじゃ本当に、これで諦めるんだね?
 もう家に帰りたくないなんて言わないね?
 お兄さん達の間に赤ちゃんが産まれても喜べるね?」
矢継ぎ早に念押しして来る瞬に、しっかり頷く一也。
「まあ…良い機会だよね、区切りも良いし、これで良かったんだよ。これからは、すかちゃんも、もっと前向きに生きなきゃね!」、そう言って一也の肩を叩いた瞬は、その手を真っ直ぐ前方に伸ばし、波間を金色に染める朝日を指差した。
「さあ!今までの全ての蟠りを捨てるんだ!あの朝日に向かって!!」
「ばかやろーーーーっっ!!!」
旧年までの蟠りは叫びに籠めてサヨウナラ、1989年元旦、蓮川一也、新しい夜明けであった――

…失恋が少年を成長させる、まるで青春ドラマの様なラスト・シーンに、メリー目頭がじんわり熱くなったわ!
大晦日に紹介するのにピッタリなエピソードでしょう!
メリーも一也に倣って、蟠りを初日の出にぶつけに行こうかしら?
それじゃあここで第11曲目のクリスマス・ソングを紹介、元はスコットランド民謡だけど、欧米では年末恒例の歌ね――「蛍の光(Auld Lang Syne)」♪
日本でも紅白歌合戦の〆に歌われるわ
誰もが知る有名な歌でしょうけど、どんな歌か知りたい人は、こちらを参考にね。
それじゃあまた、お正月も楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【蛍の光(Auld Lang Syne)】




蛍の光♪ 窓の雪♪
書(ふみ)読む月日♪ 重ねつつ♪
何時しか年も♪ すぎの戸を♪
開けてぞ今朝は♪ 別れ行く♪

止まるも行くも♪ 限りとて♪
互(かたみ)に思ふ♪ 千万(ちよろづ)の♪
心の端を♪ 一言に♪
幸(さき)くと許(ばか)り♪ 歌ふなり♪



…こんばんは、びょりです。
何とか年が明ける前に更新出来ました。
グリーンウッドは友人が嵌まってて、全巻揃えてたなあ。
当時、瞬が本当の女の子なら良かったのに…と残念に思ったもんだ。

今夜の写真は東京丸の内に飾られたクリスマス・ツリー。
今年は北欧をイメージしたそうです。


↑新丸ビルのクリスマスツリー。


↑丸ビルのクリスマスツリーは、ユーミンの「恋人はサンタクロース」の歌に乗せて、光の雪がクルクル舞う。
巨大な毛糸玉で編んだツリーをイメージしてるもよう。


↑丸の内ブリックスクエアのクリスマスツリーは北欧の御守りをイメージしてるとか…クリスマス・ツリー?

    

↑一番クリスマス・ツリーらしかった、丸の内オアゾのクリスマス・ツリー。

そして記事一番上の写真は今年の9月に撮影したハウステンボスでの朝日…初日の出じゃなくって済みません。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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2018年、クリスマスには歌を歌おう♪その10

2018年12月30日 23時39分47秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
クリスマスに食べるスイーツと言えば、「Merry X'mas」とチョコ書きされたケーキが日本での定番ね。
これが世界を見回すと、シュトレン、パネットーネ、ポルボロン、ブッシュ・ドゥ・ノエル、ジンジャーマンクッキー、クリスマスプディング…と、ケーキに限らず、様々な種類のスイーツが、クリスマスの食卓を飾るの。
一貫してるのは、その国の伝統的お菓子が選ばれると言う事ね。
正月とクリスマスが別個になってる日本と違い、キリスト教圏では新年とクリスマスのお祝いはセットになってる。
つまり、向こうのクリスマス・スイーツに当たる物を日本で探すなら、ケーキよりも正月に食べる栗きんとんや汁粉になるんじゃないかしら?
次回のクリスマスは、久し振りにクリスマス・スイーツを、テーマに持って来たいわ。

「日本の少女漫画に登場するクリスマスエピソード」、第十夜目の今回は、講談社発行「週刊少女フレンド」に、1987年第20号~1990年第1号迄連載された、くりた陸女史著作「ゆめ色クッキング」4巻より――「ハッピークリスマスケーキ」を紹介!

北海道から東京の高校へ転校して来た「五藤芹香」は、著名な料理講師「山脇カンナ」の実娘。
母譲りの鋭敏な味覚と料理の技術が、グルメ雑誌「Teen'sぐるめ」の編集者、「南野草一郎」の目に止まり、高校生ながらグルメコラムの執筆を任される。
作り手の愛情こそが、料理を美味しくする調味料と考える芹香。
今日も彼女は、出会った人達全てを幸せにする為、愛情の籠った料理を作る――というのが作品設定なの。
作者によるとこの連載が決まるまで、フレンドでなかなか芽が出ず、営業目的から少年マガジンで描いたりもしたんですって。
苦労されたのね…この連載の第1話でヒロインが、「美味しんぼ」の主人公の様なシニカルさを醸してる辺り、少年漫画雑誌での経験を感じるわ。

さて「ハッピークリスマスケーキ」が、どんな話かというと――

クリスマスが近付く頃、マンションで一人暮らしをする芹香の元へ、従姉の歩ちゃんが訪ねて来た。
広島でデザイン学校を卒業した歩ちゃんは、東京で絵の仕事を探しに来たそうなの。
ところが東京の家賃は何処も超お高い、それで芹香とルームシェアする方法を思い付いたんですって。
急な彼女の願いを、お人好しの芹香は快く承諾。
こうして芹香と歩ちゃんとの二人暮らしがスタート。

厚かましい所は有るけれど、自分の夢を叶える為、毎日アグレッシブに仕事を探す歩ちゃんの姿を、芹香は好感持って見詰めてた。
…ところが一通の手紙が届いて以来、歩ちゃんはみるみる元気を失ってったのよ。

実は歩ちゃんには向こうで付き合ってた男性が居たけど、彼女の東京行きを賛成してくれなかったそうなのね。
この間届いた手紙は、その彼からで、「帰って来ないと別れる」って書いてあったんですって!
…なんて理解の無い男なの!そんな甲斐性無し、歩ちゃんの方からフっちゃえば良いわ!!

――え?既に電話で「モノになるまで帰らない」って断ったのね…そう…良くぞ言ったわ、歩ちゃん!
でも歩ちゃん……彼と別れて、東京で自分の夢を追う覚悟は決めたものの、やっぱり未練を捨てられないのね。
そんな彼女を励ます為に、芹香はハッピーになれるクリスマス・ケーキを一緒に作ろうと提案。
それってどんなクリスマス・ケーキ~!?
知りたい人は無料で絶版の漫画作品を読める、マンガ図書館Zで続きを読んでみて!(手抜きでも宣伝でもなくてよ;汗)

それじゃあ第10曲目のクリスマスソングを紹介、ビリー・ハインズ&ジェイ・ジョンソンが作詞・作曲した――「Blue Christmas(ブルークリスマス)」!
現代ではロックンロール・キング、エルビス・プレスリーが、1956年にカバーしたバージョンが有名ね。
恋に破れた男の哀しい心情を、エルビスが物憂げに歌って雰囲気醸してるの。
どんな歌か知りたい人は、こちらを参考にしてね♪
彼女の夢を邪魔する様な狭量男だもの、フラれるのは当然だけど…この歌みたいに寂しく独りきりのクリスマスを迎えたなら、ちょっと可哀想ね…。

今夜はここまで、また明日、一緒に楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【Blue Christmas】




I'll have a Blue Christmas without you♪
I'll be so blue♪
just thinking about you♪
Decorations of red on a green Christmas tree♪
Won't be the same dear, if you're not here with me♪

And when those blue snowflakes start falling♪
That's when those blue memories start calling♪
You'll be doin' all right, with your Christmas of white♪
But I'll have a blue, blue blue blue Christmas♪

You'll be doin' all right, with your Christmas of white♪
But I'll have a blue, blue blue blue Christmas♪



【訳】

君の居ないブルークリスマス
君の事を思っただけでブルーになる
ツリーに飾られた赤や緑のデコレーションも
君が傍に居なければ、何の価値も無い

そうして青い雪片が舞い始めると
その時は憂鬱な思い出が蘇る時
君は楽しく過ごすんだろうね
真っ白い雪に包まれたクリスマスを 
でも僕はブルーなクリスマス
ブルーなブルーな、ブルークリスマス

君は楽しく過ごすんだろうね
真っ白い雪に包まれたクリスマスを 
でも僕はブルーなクリスマス
ブルーなブルーな、ブルークリスマス



…こんばんは、びょりです。
二日連続の日付詐称をしてしまった…。(汗)
この作品もマンガ図書館Zで読んで知りました。
食い意地張ってるもんで、料理をテーマにしてる漫画には、興味持つんですよ。
コミックスの最後のレシピまで、楽しく読ませて頂きました。
ピンクハウスとか、原宿でクレープ大人気とか、当時の流行が作中から透けて見えて、大衆文化史を学ぶ良い資料にもなりそう。
原作者のくりた先生、去年の7月に乳癌で亡くなったそうで…今更ですが、お悔やみ申し上げます。
さくらももこ先生といい、乳癌で亡くなる方多いなあ。

写真は代々木公園の名物イルミネーション、青の洞窟。
撮影すると不気味な青い電飾林すけど、実際観たら神秘的で綺麗でしたよ。

  

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2018年、クリスマスには歌を歌おう♪その9

2018年12月29日 23時48分16秒 | クリスマス
はぁい♪ミス・メリーよ♪
年末も押し迫って来たわね、貴方のお宅では大掃除を済ませたかしら?
片付けてる合間に懐かしい物を発掘したりすると、つい手が止まったりしちゃうものよね。
「日本の少女漫画に登場するクリスマス・エピソード」、第九夜目の今回は、石井有紀子女史作「兄貴におまかせ!」5巻に収録されている――「~聖母達へのララバイ~」を紹介!

「兄貴におまかせ!」は白泉社が発行する「別冊花とゆめ」にて連載されていたシリーズ。
交通事故で亡くなった両親の跡を継ぎ、古美術店「初夢庵」を経営する一富士、二鷹、三茄子(みかこ)の初夢家三兄妹。
情に脆いが目利きはイマイチな27歳二代目店主「初夢一富士」。
博物館に勤務する古美術品マニアな23歳次男「初夢二鷹」。
家事を主に切り盛りする17歳女子高校生「初夢三茄子」。
実は、一家の中で長男の一富士だけ、血の繋がりが無いの…でも血よりも濃い三兄妹の絆。
そんな彼らが守る店へ、今日も曰く付きの美術品が持ち込まれる。
果たしてお宝鑑定How much?
…原作者が言うにはホームコメディって事らしいけど、ただそれだけじゃなく、散りばめられた美術品の蘊蓄話が楽しいの。

今回取り上げた「聖母達へのララバイ」が、どんな風なストーリーかと言うと―――

クリスマス・イブ、妹の三茄子に無理矢理、山の手の高級住宅街へ連れて来られた一富士は、外国人の上品なお婆ちゃんの手から離れた乳母車が、坂道を転がり落ちてくのを寸でで阻止!(映画アンタッチャブルの名シーンを思い出すわ~)
安堵した一富士は、乳母車の中を確認し、ビックリ!
そこには赤ん坊ではなく、ブスッとした顔付きの、可愛い気無い人形が寝ていたの。
ところが老婦人は、その人形を「マルコ」と呼び、まるで実の我が子の様な可愛がり様。
是非御礼させてと言われ、老婦人が住む大きな屋敷に招かれた一富士は、人形が赤ん坊の頃に亡くした一人息子の形見な事を、彼女から聞かされた。
老婦人の名前は「モニカ桜木」、イタリアから日本へ来て、嫁いだものの、旦那さんも亡くされて未亡人になったそうなの。
一人息子に続き、伴侶までなんて…辛過ぎ!
同情した一富士は、婦人の孤独を少しでも慰めたいと、クリスマス・イブを一緒に過ごす事を決意。
自宅へ先に帰った三茄子に電話で訳を話し、今夜は家に帰らない事を伝えた一富士が、婦人から人形や彼女の息子さんについての話を聴いていたその時…亡くなった筈の彼女の息子さんが訪ねて来たの!!
――ええ!?これってどういう事ォ~!?
続きは絶版図書館にて無料公開中のコミックスで確認してね!
…手抜きじゃないわよ(汗)

それじゃあ早いけど、第9曲目のクリスマス・ソングを紹介――「When a child is born (子供が生まれる時)」!
イエス・キリストの降誕をテーマとしたクリスマス・ソングだけど、特に歌詞の中でクリスマスと明示してない事で、出産祝いのイメージ・ソングに用いられたりもするわ。
原曲はイタリアの音楽グループ、ダニエル・センタクルツ・アンサンブルにより、1972年に発表されたインストルメンタル、「哀しみのソレアード」。
作詞者はオーストリア出身のフレッド・ジェイと言われてるわ。
どんな歌かはこちらを参考にしてね!
今夜はここまで、また明日、楽しくクリスマス・ソングを歌いましょう♪



【When A Child Is Born(子供が生まれる時)】




A ray of hope♪
Flickers in the sky♪
A tiny star♪
Lights up way up high♪
All across the land♪
Dawns a brand new morn♪
This comes to pass♪
When a child is born♪


A silent wish♪
Sails the seven seas♪
The winds of change♪
Whisper in the trees♪
And the walls of doubt♪
Crumble tossed and torn♪
This comes to pass♪
When a child is born♪


A rosy hue♪
Settles all around♪
You got to feel♪
You're on solid ground♪
For a spell or two♪
No one seems forlorn♪
This come to pass♪
When a child is born♪


It's all a dream♪
And illusion now♪
It must come true♪
Some time soon somehow♪
All across the land♪
Dawns a brand new morn♪
This comes to pass♪
When a child is born♪


All across the land♪
Dawns a brand new morn…♪
This comes to pass…♪
…When a child is born♪



【訳】

希望の光が空で輝き
小さな星が彼方で灯り
この世界全てに、特別な新しい朝日が昇る
子供が生まれる時に起こる事

静かな願いは七海を超えて
木々の間を変化の風が囁きながら抜けて行く
疑いの壁がガラリと崩れる
子供が生まれる時に起こる事

薔薇色が辺りを染め上げて
湿った大地に自らを感じて
孤独を感じる者など居ない僅かな時間
子供が生まれる時に起こる事

今では全ては夢で幻想
何時か直ぐにでも叶えるべき事
この世界全てに、特別な新しい朝日が昇る

この世界全てに、特別な新しい朝日が昇る
子供が生まれる時に起こる事



…こんばんは、びょりです。
遂に日付を詐称するまでに追い込まれました…(汗)

この作品については絶版図書館改め、マンガ図書館Zで知りまして…毎回、古美術鑑定についての蘊蓄が語られるのが、少女漫画的に珍しくって面白いと感じました。
あと血の繋がりが無い兄妹って設定出しながら、恋愛関係にしなかった点も個人的に評価します。(←偉そう)
ネットで作者について検索したのですが、詳細なデータは出て来なかったです…後書きから大体1996~2000年位に、別冊花とゆめで連載してた事は解りましたが…もしかして作者様、現在作品は発表されてないのでしょうか?
そうなら大変残念です。
世の中には埋もれた傑作が沢山有るんだな~。

写真は横浜赤レンガ倉庫のクリスマス・マーケット屋台上に飾られた、巨大クルミ割り人形。
作中に登場する様なレンチドールは、残念ながら撮影出来なかったんで。
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