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瀬戸際の暇人

今年も休みがちな予定(汗)

キラメキのクリスマス7

2013年02月08日 20時36分13秒 | ハウステンボス冬の旅行記
今年の3/2~ハウステンボスの地区名が変るそうな。
長らく親しんで来たブルーケレンとかキンデルダイクとか、ニュースタッドとかビネンスタッドとか、フリースラントとかユトレヒトとかスパーケンブルグとか、もう呼ばれなくなるなんて悲し過ぎる…!
プレスリリースで新名称を知ったけどさ…ウェルカムゲート、フェアウェルゲートとか、初めて来た人にも解り易くとの判断は理解出来る…しかしフラワーロードとかアトラクションタウンとかアドベンチャーパークとかタワーシティとかハーバータウンとかうわっっダサッッ!!!!誰だ!?こんな名称考えたの!??(汗)
特にフラワーロードとタワーシティとハーバータウンなる呼び名のセンスの無さには眩暈がしそうです。
アトラクションタウンとアドベンチャーパークも微妙だ、どれも安易過ぎて愛を感じられない。
――止めとこうよ、マジで。(汗)
社長曰くオランダのイメージを払拭しようって思惑との事。
確かに世間から見たハウステンボスは、オランダのパクリってイメージだろう。
しかし長崎とオランダの歴史的繋がりを考えれば、長崎にオランダ風テーマパークが在るのはむしろ道理に適ってる。
外観は旧きオランダで中身は現代の長崎だからこそ、ハウステンボスと言う街にテーマが生れる。
そこを喪くしてしまったら、ハウステンボスは巷に在り来りの、洋風テーマパークだ。
テーマパークがテーマと個性を見失ったら、存続が危うくなってしまう。(USJやナンジャタウンや他諸々の様に。)
…大体パレス・ハウステンボスを建てる際、オランダ王室から許可を貰ったりと、オランダにはこれまで色々恩が有るってのに。
ハウステンボスが閉園の危機を迎えた時だって応援して貰ったでしょうに、なのにちょっと黒字になってオランダカラーを払拭しようなんて薄情に思われませんかね?
救いはパレス・ハウステンボス、あとは名称変更と言えどアムステルダム広場と、オランダ名も辛うじて残されてる事ですか。
橋や通りや運河の名称なんかは、考えるの面倒って事で、引き継がれるのかな?(笑)
まー私は今後も心中で旧名を呼び続けますよ、今だってミュージアムスタッドって変らず呼び続けてるしさ。(笑)
このブログ上では読んだ人が混乱するだろうから新名称で書く積りでいるけど、自分の心の中でひっそり呼び続ける分には構わないでしょう。
旧エリア名はこれからも私の心の中で生き続ける――キラーン!
つかスリラーなんちゃらって新しい呼び名、長過ぎて未だに覚えられねんだわ。(汗)

のっけから怒涛の愚痴で御免なさい、そろそろ前回の続きでレポを始めましょう。(汗)
悪いニュース有れば良いニュースも有る、今回は光の王国第一夜後編です。


スパーケンブルグバス停で場内バスに乗り、ホテルアムステルダム前にて下車。
アレキサンダー広場ステージ前の観客席は、19時半~始まるショーを待ち侘びて、既に満員の大賑わいだった。
席を確保するのも容易じゃない、しかしそこは母のオバサンパワーで2人分奪取。
いや自分も既にオバサンなわけですが(笑)…戦後の混乱期を生き抜いた女のパワーには恐れ入谷の鬼子母神。
尚、パラソルヒーターが設置されてるアリーナ席は有料2,000円(その内1,500円はクーポンで屋台等の食事に使える。)、にも関らずこの夜は満席に近かった。
長らくハウステンボスに訪れてるが、ステージの有料席まで満員に近い光景を観るのは初めてだ。
立ち見客も溢れてて、ちょっと感動。
ステージを囲むように建ち並ぶ飲食屋台の前にも人が列を作ってた。
光の王国は屋台もキラキラ、今年のクリスマスマーケットは例年以上に店が出ていて、本当に楽しかったです♪

(1)ツリーを飾るオーナメントを売る「ホーリーデコ」。
(2)ドイツから輸入したクルミ割り人形等を売る「ジャーマントラディショナル」。
(3)可愛らしいキャンドルを売る「ラブリーライツ」。
(4)繊細な硝子細工を売る「ブリリアントグラス」。
(5)バウムクーヘンとチョコの量り売り「スイーツハウス」。
(6)味色々ドーナツを売る「ベイクドサークル」。
(7)ドイツソーセージを焼いて出す「グリルスタンド」。
(8)この時期定番のターキーレッグを出す「クリスマスターキー」。
(9)ホットドッグ等温かい料理を出す「シェフズショップ・フジイ」。
(10)スープパスタ専門「スープスパ」。
(11)英国定番フィッシュ&チップスの「パッションスタンド」。
(12)テイクアウト可能なチーズフォンデュを売る「チーズフェイバーズ」。
(13)ミートソースにカルボナーラ他色々「パスタバー」。
(14)グリューワイン、ホットチョコレート、他アルコールも有「ドリンクスタンド」。
(15)ローストチキンをセットでいかが「ローストチキンスタンド」。
…その他5軒のゲーム屋台、焼き鳥、あご(飛び魚)だしうどんの屋台等が並んでた。

どれを選ぼうか迷ってしまうが、何処も物凄い行列が出来ている為…見た目1番人が並んでない、あごだしうどんの屋台を選んだのは誤り、番号札を渡してるだけでその実最も客が大勢待ってたという…ちっ、見た目に騙された。(汗)



仕方なく屋台近くで呼ばれるのを待ってたら、なんと花火が打ち上がった。
現在ハウステンボスでは以前の様に毎夜花火を打ち上げてない。
しかし偶にプロポーズや結婚式で、お客の依頼を受けて打ち上げる事が有るのです。
この夜打ち上った花火は数十発、結構長かった、どんだけ金持ち。
ステージ席に居るお客も屋台の行列客も、音に誘われジャイアントツリーが立つ広場へ急行、勿論私も向ったが毎度タイミング悪くカメラの電池が切れて、左上の様な微妙な写真1枚しか撮れなかった。(涙)
ちなみに席を確保してる母も観に行ったそうな――荷物を置いて――盗まれなくて良かったよ。(笑)
花火を観終りうどんを注文してた事を思い出す、急いで屋台前に戻ったが未だ順番来てなかった、どんだけ人待ってんですか!?(好都合だったけど。)(笑)

色々とラッキー続きで注文したあごだし温玉うどんを受け取り席へ戻ると、丁度「ハッピーウィンターフェスティバル」が始まった。
3つの章で構成されてるクリスマスのナイトステージで、第1章目は「ケルティックリズム」と言うアイリッシュダンスのショー。
アイルランド国立ダンスカンパニー所属のダンサーの皆さんが、伝統的なケルト音楽に乗って見事なステップダンスを披露するという。
解り易く説明するとタップダンス、カツカツカッツンと高いヒールの音を響かせ、皆さんダイナミックに(長い)脚が上る!!
どのダンサーさんも見目麗しく、立ってるだけでも絵になるってのに、歌も演奏も踊りも素晴しいったら!

    

新体操の如くリボンの舞いを観せてくださったブロンド女性は、さながら妖精の様。
ヴァイオリンを弾いてくださった女性は歌も上手い!正しく鈴の鳴る様な美声でした。
タップの勢いに釣られ、ステージ右横で立ち見してた女の子が、微笑ましい事に真似して踊ってた。(笑)
小気味良いリズムのショーな為か、子供にも人気を博してましたよ。
自然と拍手が沸き上がるというのも珍しい光景。
願わくば来年のクリスマスシーズンにもハウステンボスに来て欲しいなと。

    

続いて第2章目はアメリカサーカスチーム、「ベラ」のコメディアンさんが、コミカルなショーを披露してくださった。
最初はショーの間繋ぎと馬鹿にしてたんすけど、これが馬鹿に出来ない面白さ。
何時の間にか乗せられて笑ってしまってた。
てかステージに上らされて、チーム人間椅子(?)に改造されてしまった男性客の方々、お疲れ様でした。(笑)
このコメディアンさん、見かけによらず体が非常に柔らかい、流石サーカスの団員と恐れ入りました。

    

そしてトリの劇団スイセイ・ミュージカル演じる「ウィンターワンダーランド」。
ハウステンボスでは最早お馴染、登場と共にファンから大声援を浴びていた。
聖しこの夜を聖歌隊風の衣装で厳かに歌った直後、鮮やかにミニスカサンタへ早変りする女性陣。
「ジングルベル」や「サンタが町にやって来る」等、次々とポピュラーなクリスマスソングを歌って踊る、元気いっぱいのショーでした。
年寄りの母にはいまいち合わなかったそうだけど(笑)、ハウステンボスにヤングを引き込んだ功労者だと思う。
一生懸命さが伝わり自分は割と好きだわ。
ショー終了後はステージで劇団員自ら、ハウステンボスを背景に撮影した写真集や、CDを宣伝しておりました。
ちなみに写真集やCDはハウステンボスの公式サイトで通販受付けてるが、今確認したら写真集はもう無くなってたって事は売り切れ?
買っとけば良かったか…と少し後悔。
(→http://www.shop-huistenbosch.jp/cd-photoalbum.html)
道添祐一さんのCDばかり残っているのは物悲しい眺めだ…実は私まだこの方の歌ステージを、まともに聴いた事無いんですよ。(汗)
ハウステンボスを応援してくださる気持ちには好感持てる、何時かその内聴きに行こうかなと考えています。(考えてるならさっさと聴けってか?)(汗)

現在、劇団スイセイ・ミュージカルのショーは休演中、しかし春になればまた戻って来るそう。
今春~はニュースタッド(アトラクションタウン)のステージで上演するそうで、エリアを活性化させる好材料になりそうな予感。
長らく夜のニュースタッドは人寂しかった、それを解消してくれればエリア内の飲食店も甦るだろう。
ただマウリッツ広場のステージは、アレキサンダー広場ステージの半分程の規模だとか、多客時席が足りなくなりやしないかと心配。

そして今年の2/2にアレキサンダー広場(アムステルダム広場)が新装開放!
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/pwa2013/)
瀟洒なカフェが建ち並ぶ大人向けショースペースに生れ変ったそうな。
写真を見る限り、2,003年頃のハウステンボスに戻った様で嬉しい♪
ショーも昔のハウステンボスの雰囲気に近い、早く観に行きたいなと感じた。
やはりアレキサンダー広場には緑が溢れていて欲しい、ミッフィーちゃんの花ハウスも復活してくれ!



ショーを観終わった後は、パサージュを通り抜けて、光のアートガーデンへ向いました。
ちなみにパサージュもキラキラ煌いてて美しいです。
今回は写真を撮らなかったので、以前の記事の写真を御覧ください。(汗)

回を追う毎に派手になってくアートガーデンのイルミネーション。
今冬は地表を覆う蒼い電飾が、さながら海の様に波打つ。(公式サイトの光の王国PVを御覧ください。)
溜息の出る美しさであったが寒い、広大なガーデンは風を遮る物無く寒かった…!
寒さに負け、廻るのは明日にしようと、ガーデン内のカフェで一時、暖を取る事にした。
硝子の温室の様な造りのカフェも電飾で覆われててキラキラ、中は暖房効いてて暖かかったが無茶苦茶混んでいた。
幸い帰るお客様が居た為、入替わりに席を譲って貰い、私はホットチョコレート、母はホットコーヒーを注文。
テーブルに揺れるキャンドルの灯り、ホットドリンクの注がれたカップは硝子製。(携帯で撮った為画質いまいちで済みません…)
硝子窓の向うは宝石が散らばってる様な煌く眺め、店内流れるBGMは前回来た時より大人しめでした。
暫しホッと一息吐けたものの、この夜はとにかく混雑していて、ひっきり無く客が入って来る。
どうも結婚式があちこちで行われたらしく、参列客が二次会目的に雪崩込んで来た所で、カフェを早々に出てしまった。
自分が確認しただけでもホテルヨーロッパとホテルオークラで結婚式挙げてたもんなぁ。
地元マスコミも撮影に来てたし、とにかくこの夜の混み方は尋常じゃなかった。
すっかり人気イルミネーションスポットとして全国に認知されたようで、ひょっとしたらチューリップ祭を上回る来場客数になってんじゃないかと。
ヤフーの全国イルミネーションスポット投票3年連続1位獲得は良い宣伝になったもよう。
今冬はTVでも良く紹介されてたしね~。
尚、アートガーデン内「光のカフェ&バー」のメニューについては、まったりさんのブログが詳しいので参考にされてください。

    

再び厳寒の外へ出たものの寒か~!!ちょっと耐えられそうにない。(汗)
ならばとガーデン裏に新しく出来たというアミューズメント施設「Iー4」を観に行く。
360度パノラマ立体映像シアター、ウォータースクリーン、迫力のサラウンド音響という派手な宣伝文句、あまり期待してなかったんですけどね――
予想通りつまらなかったです。

確かに映像は凄かったけど、感動のストーリーはむしろ邪魔。
淡々と映像の美しさを楽しめればそれで良いと思う、この手の施設は。
てかプロジェクションマッピングって、屋外で楽しむものだな~と実感。
てか映像系施設は正直もうお腹いっぱい、既存アミューズメント施設のリニューアルに、資金を費やした方が良いよう思う。
ホライゾンアドベンチャーなんて未だに他所では例の無い、凄いアミューズメント施設だと感心するんだが。
下手にTDR辺りに倣って増やす必要無く感じるんだよな。

「Iー4」にちょっぴりがっかりした後は、直ぐ横の「光の観覧車」に搭乗して、上空からパークの眺めを楽しんだ。
この光の観覧車は今のところ造って正解だったんじゃないかと。
出来るまではパークの景観を崩さないかと不安を抱いてたりもした。
けどパークに配慮したデザインで、それなりに景観に溶け込んでる気がする。
…個人的には無くなっても別段悲しまないけど(笑)、ハウステンボスの美しさに改めて気付かされた意味で、造ったのは正解に思わなくもない。
とくとくチケット利用出来るならもっと良いのに。(笑)
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/001545.html)
昼間の「白い観覧車」もパークの景観に溶け込んでる。

    

21時も過ぎたのでキンデルダイクの道を辿り、場外のホテルへ戻る事にする。
今冬登場のレインボーフラワーガーデン、光の花園の艶やかさに道行く人達はうっとり。
元の花畑をどうするのか心配してたけど、花の上に巧く電飾を施してあって感心。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/interview/)
でもやっぱり昼間に花を観るには邪魔で、冬限定のイルミネーションだなぁと感じた。
それに光をムービングさせるのは床屋のアレを想起させ、安っぽいイメージ持たせるから止めた方が良いかと。(汗)

出国棟スキポールはリニューアル中で、売場が狭くなってました。(また改めて採り上げる予定。)
そこへ大勢の帰り客が詰めかけ、もんの凄い混雑振り。
店にとっては繁盛して良かったろう、置いてた土産は売り切れが目立った、これも珍しい光景である。

買うにはかなり並びそうだった為、私らは真直ぐホテルオークラへ戻り、館内のショップとコンビニで土産買ったり、夜食を買ったりした。
開いてて良かったファミリーマート。
温泉大浴場も超大混雑だった為、部屋備え付けの風呂に入って済ませた。
寝る頃には0時過ぎてた…いや~よく遊んだ!(汗)
パークのイルミネーションは23時に消灯したようでした。


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キラメキのクリスマス6

2013年02月04日 20時17分57秒 | ハウステンボス冬の旅行記
やっとタイトル通り煌いてる写真を出せそうな今回。
今夜も前回の続きでパレス・イルミネーション編です。


ホテルの窓から日没を見届けた私達は、17時半頃パークに再び入国した。
いつもは場内ホテルに泊ってる為、夕刻に入国棟を潜るのは何となく新鮮な気持ち。

    

灯りが点った入国棟へと向う大勢の人達。
ガラガラだった昼間が嘘の様な夜の混雑振り。
イルミネーションで売ってる冬のハウステンボスは、夜から来る客の方が多いのだなと。
写真右は陸路側入国ゲートを潜ったお客様を最初に迎えるウェルカムガーデン、小さな光の帆船は最早ここの定番イルミネーションですな。
ちなみに大きな光の帆船は港町スパーケンブルグに在ります。

今夜はそのスパーケンブルグまで場内バスで向い、パレス・ハウステンボスのイルミネーションを観る計画を立ててました。
というわけでブルーケレンのバス停目指し、ナイアンローデ城を潜る…前にウェルカムガーデン左横から、キンデルダイクを撮影。(記事1番上の写真)
この位置からだと運河に囲まれた風車の小島キンデルダイクを見渡せるだけでなく、パークで最も高い塔ドムトールンも一緒に撮影出来るのです。
場内のベストスポットの1つという事で、撮影する人多いんですよ。
夕闇を背景に風車と塔とガーデンの光が運河に映り込む光景は絵葉書の様に美しい。

ブルーケレンのバス停から、とくとくチケットを利用し、場内バスでスパーケンブルグまで移動。
途中のアートガーデンでナイトパレード「クリスタリア」と出くわしました。
フロートを装飾する20万個もの輝くクリスタル、気分はすっかりTDLのエレクトリカルパレード。(笑)
申し訳無いがパレードには興味無いんで観ずに終わったけど、劇団スイセイ・ミュージカルが踊るなら本格的なショーだったろうなと思うと、1度くらい観れば良かったかなと後悔してなくもない。(汗)
現在は劇団スイセイ・ミュージカルの冬休みに合せ本格的なパレードは休止中との事、でも春になったらまた帰って来るそうなので楽しみに待ってよう。
(光のフロートが街中を廻るイベントは現在もやってます。→http://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule_guide.php#583)
でも本音言えば広過ぎるここにパレードは合わない気がする。
現在開催中のマスカレイドショーみたいな方が、ハウステンボスには向いてる様に感じるのよね。(TDRのパクリと言われず済むし。)

さてバスは港町に到着、そっからパレスまでは徒歩で向います。
お金持ちならクラシックタクシーを頼む所だけど、哀しいかな私達は貧乏な庶民。
(クラシックタクシー→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/000281.html)
(カートタクシーも有るよ→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001239.html)
以前1度クラシックタクシー割引期間に乗った事有る。
乗り心地最高で自分がお貴族様にでもなったみたいに錯覚した。
パレスまで向うならカートタクシーよりもクラシックタクシーを頼みたいね、お城の舞踏会に向う貴族気取りで。(笑)



だが徒歩で冬のパレス参道を行くのも乙なもの。
この日のパーク内は何処も混雑、パレスまでの坂道もゾロゾロ集団で歩く有様、大晦日に神社へ詣でた時の思い出が甦った。(笑)
しかし道が広いから程好い混雑に感じられる。
黄金色に輝く並木に感嘆し、立ち止まって写真を撮る人も多かったです。

    

金色の林を抜けた先に現れたのは光の宮殿。
「光の王国」の始まりはここである。
その後、光の塔、光の教会、光の運河、光の広場、光の観覧車、光の花畑…とイルミネーションは拡大してったが、最も印象深い光のスポットを挙げるなら、私はこの光のパレスだなぁ。
他のイルミネーションスポットについては、他所の観光地でも観られそうだけど、光のパレスは国内ここでしか観られそうにないんで。
他所にこんな宮殿在りますか?
東京駅をイルミネーションで飾るなら近い物は出来上がりそうだけど、んな事したらまた物凄いパニック起して中止になるだろう。(笑)
余談だがパレス・ハウステンボスと東京駅は何となく似ている、これはどちらもオランダ建築をモデルにしているからではないかと。(聞く所によると東京駅の外観はオランダ、アムステルダム中央駅をモデルにしたそうな…しかし同じ駅舎をモデルにしてる筈のホテルオークラJRハウステンボスとは似てなく思えるのは何故?)

話を戻します。(汗)
とにかくパレス・ハウステンボスは、その名の通りハウステンボスを象徴する建物なのです。
光のパレスを観ずしてハウステンボスを語るなかれ。
蒼い星屑を鏤めた様な前庭(写真左)も見事だけど、真にうっとりするのは後庭の眺め。(写真右)
庭園中に響く優雅な音楽の調べ…パレス前の記念撮影用オブジェ(?)は安っぽいんで止めて欲しいが。
黄金色に輝く宮殿は既に完成されている、願わくばこれ以上ゴテゴテ飾らないで頂きたい。
とはいえ現在行ってる「光と炎の宮殿」は写真で観る限り綺麗そう。
(光と炎の宮殿→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/event/fire.html)
「光と炎の宮殿」開催中の平日は前庭を無料開放するとの事、大変嬉しいニュースです!
平日も休日も無く、このまま前庭無料開放に戻して欲しい。
前庭まで観ない事には、後庭まで行って観ようって気も起きないでしょう。

    

後庭には宮殿内を通って入る。
宮殿内1階には「ティーサロン・パレス」が営業しており、小菓子と温かい飲物を買って寛げる。
また後庭の野外席でイルミネーションを楽しむ人の為に、ブランケットや座布団を無料で貸し出してもくれる。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/hot/)
場内各スポットには巷で流行中のパラソルヒーターが設置されてるとはいえ寒い。
とても有難いサービスである。

今冬も後庭では光と音楽がシンクロするイルミネーションショーを開催。
ご好評により3/25迄の延長が決まったそうです。(やっぱりな~)
今回はクラシック音楽中心のプログラム、前回以上にロマンチックな演出で良かったです。
クラシックではないけど「ジュピター」も雰囲気に合うものだった。
ただ光の回廊が以前より地味になってて残念だった、出入り口のみスノードロップを飾るって寂しい。
あの天井から降る星の雫という演出が素晴しかったのに~!
光のパレス自体も前より地味に感じた、予算の都合ってやつですか?
逆にどんどん派手になって行くアートガーデン…差別だわ。

    

光の宮殿イルミネーションショーは18~21時迄の15分毎、後庭を1周する間も無く始まり忙しない。
始まると観てるお客さん一斉に撮影を始めるから、邪魔しないよう回廊に隠れてジッと待つ為、なかなか庭から出られずに困った。(笑)

光のパレスを観た後は、来た道を戻って港町のバス停へ。
ここにもパラソルヒーターが設置されており、バスを待つお客さんだけでなく、休憩所にも利用されておりました。(写真右)



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キラメキのクリスマス5

2013年02月03日 16時29分25秒 | ハウステンボス冬の旅行記
長崎ハウステンボスでは本日より3/10迄光と炎と闇の王国を開催。
冬のイルミネーション祭も遂に最終章、煌く街並みをその目に焼き付けて!…って、最近は冬を過ぎても、一部イルミネーション点いたままなんすけどね。(笑)
それはさて置き前回の続き、今回はチェックイン編で御座います。



    

今回宿泊するホテルオークラJRハウステンボスに到着。
自分にとっては数年振りの宿泊になります。
初めてハウステンボスを訪れた時に泊ったのが、このホテル。
その1年後にも宿泊、以来ずっとご無沙汰してました。

私が宿泊した頃、ここはまだオークラではなく、全日空の系列だった。
以前の名前はハウステンボスジェイアール全日空ホテル、その頃のサービスは個人的にあまり良いと感じられず、その為縁遠くなってたのです。(あくまで個人的な感想ですんで…。)
それがあの日本の御三家ホテル、オークラ系列に変ったと聞く。
ならサービス等色々向上したかも?との期待が高まり、今回久々泊ろうかな~って気になったわけですよ。

ハーバーから館内へ入り、先ずは1階カフェテラス「カメリア」を見学。
(カメリア→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/restaurant/camellia/)
テーブルや椅子の配置なんかはそんなに変ってなく感じたけど…以前は噴水が設置されてたように記憶してる。
あの噴水気に入ってたんだけどなぁ、水流すのにコストかかるから取り外してしまったのかも。
全体の雰囲気が昔より大人っぽく落ち着いた様に思えます。
以前はカジュアルで乙女チックな雰囲気だった。
しかしハーバーとワッセナーの家並みを見通せる開放的な造りは変らないままで嬉しい。
このカフェテラス最大の売りですからねえ。
館内カフェからの眺めの良さで優劣付けると、ホテルオークラ・ウォーターマーク・フォレストヴィラ>ヨーロッパ・アムステルダム・日航>ローレライの順になるか?
これもあくまで主観、異論受付けてます。(汗)

クリスマスシーズンという事で、写真の通り大きなクリスマスツリーが飾ってありました。
2階フロントまで届く背丈のツリーは、2008年にも宿泊客の目を楽しませてくれた物。
毎年オーナメントの色は変えても、多分クリスマスが訪れる度に飾る、ここの定番ツリーなのでしょう。

    

エスカレーターで昇って、2階ロビーからカメリアを見下ろした写真。(右)
ここのフロント部は3階までの吹き抜け構造になってます。
チェックインする為にフロント寄った所へ、母が平戸ツアー申込を済ませ戻って来た。
合流してスタッフからの説明を受ける、今回宿泊する予定の部屋は4階のスタンダードだが、1万円プラスすれば10階のスーペリアルームに変更出来ると言われた。
(客室タイプ→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/stay/roomtype/)
7~9階のスーペリアフロアなら眺めも相当良かろう、しかも部屋はリニューアルしたてで綺麗。
しかし1人1万円追加は痛い。(汗)
ハウステンボス側を向くパークビューなら良いかと、変更しない事で意見一致した。
ここに泊まるならパークビューだけは選んだ方が良い。
初めてハウステンボスを訪れここに泊った時は、構わず駅側向く部屋を選んだのだが失敗だった。
見えるのは駐車場と、山を背景にハウステンボス駅を行き交う電車、実に鄙びた風景が広がっていた。
長閑と言えば聞えは良いですけどね。(笑)
鉄っちゃんでもなければステーションビューは止めた方が良い。
眺めだけでなく駅側は部屋が狭く、窓も小さいんですよ。
主に修学旅行の生徒隔離用に利用されてる感じ。
(こんなに違う、部屋からの眺め→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/stay/view.html)
場外ホテルに泊まるメリットはパークを外から眺められる事、なのでその点だけは譲れない。
でも悲しいかな貧乏なんで、高層からの眺めは諦めたという。

チェックイン時に旅行パック特典というやつで、千円分のホテルクーポンを貰いました。
館内の飲食施設や売店等で利用可能との事、有難い。
パークに行く前に預けた荷物を受け取り、部屋へと案内して頂く。
ええ、クルーザーに乗る前、荷物を預ける為に、フロント寄ったんですよ。
ならついでにここでチケットも買えば良かったって?――あの時はクルーザーの乗船時刻が迫ってたんで、チケット売場で出来る事は先に済ませようって考えたんすよ。(汗)
実際フロントでチェックインし終わるまでかなり待たされた。
そして何故か部屋の案内に2人のスタッフが付いてくださった。
1人は研修生とか???
待たされたけど、フロントの応対は、とても親切でした。

    

ちなみに私がチェックインで並んでる間、母はコンビニに寄って買い物も済ませて来たそうな。(切れちゃってるけど写真左、店内奥がそう。)
ここのホテルの便利な点は、館内にファミマが入ってる事。
毎日7~23時迄営業してくれてるから、パーク閉園後に夜食を買う事も出来る。
勿論雑誌や新聞等も置いてあります。
隣接する売店フロアにはパーク人気の土産だけでなく、ホテルオリジナルの物も陳列されてる。
こちらの営業時間は7~23時。(※2/14~は7~22時に変更との事。)
軽食スペースが取っ払われたのは地味に残念、野外でロンドンバス「カフェ・マルセル」が営業してるから、そっちで…って事かな。

いいかげん部屋の紹介を致しましょう。
写真左が私達の泊った部屋です。
懐かしい、部屋の造りや調度品は、あんま変ってない印象。
TVが薄型に変ったくらい?

    

ベッドカバーは同じく花柄でも、以前は赤かったように記憶してる。
室内着は浴衣から茶色い作務衣に変ってた。
ビーチサンダル的な履物とは別に、スリッパも有ったかどうかは忘れた。(汗)

    

無地で簡素なデザインのカップに、ホテルの性格を感じてしまう。(笑)
落としても頑丈そうで、気楽に扱えたけど。
小さなポットで湯を沸かし、ティーバッグの煎茶を入れて休憩。
洗面台は広く、とても使い易かったです。

          

トイレとバスが一緒になってるのは相変わらずですな~。
サンダルを履きテラスへ出る。
年季が入ってるらしく、正直かなり汚れてたけど、眺めは素晴しいものだった。
ワッセナーの向う、海まで見渡せる。
大村湾を行くサニー号の姿まで観えた。

    

夕刻を迎えて、日が暮れ出す。
園内ナイアンローデ城のカロヨンが17時を告げた。

    

    

    

黄金色の夕陽が空と地上の運河を染める。
17時を過ぎてポツポツ点り出すイルミネーション。
ちなみに手前の小さな教会はホテルオークラ敷地内の物。
ホールン教会と言う名で、結婚式場に利用されています。
(→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/wedding/ceremony/chapel/index.html)


今年初登場のレインボーフラワーガーデンに光が点ってるのが見えますか?

ハウステンボス光のイベントは3/10迄続く予定。(多分延長するが…)
でもキンデルダイクのレインボーフラワーガーデンだけは、チューリップ祭の準備をする為に2/17で終えるんだそうな。
観てない人はお早めに。(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/illuminations_map/)

昨日今日は佐世保市民感謝デーだそうで、えらい賑わってるだろうなぁ。


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キラメキのクリスマス4

2013年01月27日 18時50分59秒 | ハウステンボス冬の旅行記
1/25よりハウステンボスでは恒例チョコレート祭が始まりました!
各種チョコイベントの中で個人的に注目するのが、ハングリーキッチンでのデザートブッフェ。
チョコレート祭期間中毎日、中学生以上の大人1,500円、小学生1,000円、4歳以上の幼児500円というお得な値段で、約20種類のケーキを食べ放題との事。(14時~17時最終受付、制限時間90分)
ホテルヨーロッパの予約制デザートブッフェは高い、日が合わない等で無理って人にお勧め。
気軽に食べられる点で、家族客にはむしろ向いてそう。
いっそハングリーキッチンはチョコレート祭終了後も、デザートブッフェを引き続けてはと思う。
ここの店、以前はグーテンアペティートって名前のベーカリー&カフェテラスだったのを、最近普通のファミレス化(ベーカリーは継続)させた事で特色薄くなってたから、デザートブッフェは良い呼び物になるんじゃないかと。
毎日が無理なら土日祝日開催するとか、したら主に女性客から注目浴びる。
…ところで今回「スイーツ」じゃなく「デザート」なんだね、「スイーツ」って呼び方もそろそろ去り時か?
それはさて置き前回の続きです。



ホテルヨーロッパを出て、さて何処へ行こう?
まだチェックイン時刻の15時にも早い、それまで取敢えずショッピングでもしようかって事で、再び中央街ビネンスタッドへ向った。

    

ビネンスタッドのシンボル、スタッドハウスの内部は硝子の美術館、ギヤマンミュージアム。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/museum/000276.html)
現在は教会として偶に結婚式に使われる事も有る。
そのスタッドハウス右壁側には秋の花畑が広がっていた。
12月のクリスマスシーズンだってのに。(笑)

スタッドハウス右側面に掲げられた巨大なゴッホの肖像は、去年11月に開催された「花と芸術祭」の名残で、全て秋の花等の植物を使い制作されたもの。
(去年の花と芸術祭→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2012/11/04/2613.html)
アレキサンダー広場の花畑も下で観ると解らないけど、ゴッホの「ヒマワリ」の絵になってるのです。
広場にも見晴らし台が設置されてるとはいえ、もっと高所からでないとはっきり判らない。

    

ならば園内1高い塔の上から観ようって事で、とくとくチケットを利用しドムトールン展望台に昇る。
展望台は無茶苦茶混んでいた!この時間位から客がどっと園内に増えた印象。
人を避けつつ窓に近付くのは一苦労、しかし昇って正解、眼下にくっきりゴッホの「ヒマワリ」の地上絵が観えました!
実はハウステンボスは以前にもゴッホの「ヒマワリ」の地上絵を制作してる。
けどゴッホで最も有名な絵って言ったら、やっぱりこの「ヒマワリ」だろうって事で、再度制作したんだろうな多分。
ちなみに何故ゴッホの絵が採り上げられたかっつうと、この「花と芸術祭」以前の7/29~10/28迄、パレス美術館で「幻のゴッホ展」が開催されたから。
(まだリンク残ってたんで→http://www.huistenbosch.co.jp/event/gogh/ ※もう終了してます。
噂で聞くところ、ゴッホ展はかなり話題を呼んだらしい。
ゴッホ展が狙いで初めてハウステンボスに行った人も結構居るそうな。

    

ドムトールン展望台から降りた後は、アレキサンダー広場のクリスマスマーケットを覗きに行きました。
20軒もの屋台が並ぶマーケットはなかなかの賑わい。
(リンク残ってたんで→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/xmas_market/ ※もう終了してます。
本場ドイツのクリスマスマーケットをイメージしたと言う割りに、焼き鳥やうどんの屋台が混じってるのはご愛嬌だが(笑)、例年以上に色んな屋台が出てて楽しい雰囲気だった。
記事の1番上の写真もクリスマスマーケットで撮った物、ドイツのクリスマスでは定番のクルミ割り人形で飾り、形作られてるクリスマスツリー。
巨大なクルミ割り人形も建ってたっけか。
クリスマスマーケットについてはまた後で紹介するとして…屋台を観て廻ってたらリズミカルな靴音がステージの方から聞えて来た。
今年のクリスマスステージの目玉である「ケルティックリズム」が行われてたもよう。
アイルランド国立ダンスカンパニー所属のアイリッシュダンスチームがハウステンボスに初登場。
迫力満点のステップとダンスで満員の客席を沸かせていた。
残念ながら私達が来た時は既にクライマックス迎えてた為、このショーについてもまた後でレポします。(汗)
それにしても昼間からアレキサンダー広場のステージが満員になるのは珍しい。
昼間の場合は夜間に較べて娯楽の選択幅が広い為、1箇所のステージに観客が集中する事は少ないんですよ。
ハウステンボスはそれでなくとも広いのに、昼間は各所で行うショーやアトラクションで、観客が散らばってしまいがちなんだな。
多分皆、私達同様、謎の打音に惹き付けられ、集まったのでしょう。
現在開催中の和太鼓ステージも、きっと大成功に違いない。
(現在開催中の和太鼓、炎のステージ→http://www.huistenbosch.co.jp/event/hikari_2012/event/fire.html)
(2/9~は打打打団→http://www.huistenbosch.co.jp/event/htbmusic/dadadadan.html)


ステージ終了してもチェックインまで未だ時間有ったんで、再びパサージュに戻り店を観て廻る事にした。

    

ショッピングアーケード、パサージュに新しく入った「クート」は、ユーロピアンキャラクターマーケット。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/001970.html)
ムーミンやきかんしゃトーマスやリサとガスパールといった、日本でも人気の高い欧のキャラクターグッズが集合してる。
ムーミングッズが特に人気を呼んでました。
クリスマスシーズン中は店奥にサンタハウスを併設、その影響か店自体も繁盛してる様だった。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/htbblog/2012/11/24/2690.html)
サンタクロースと記念撮影したい人はここへ来れば良い、時間は決められてるけど。
訪れた時、ラッキーにも若い女性グループとの記念撮影に立ち会えた。
ちびっ子にも大人気、サンタが居なくても、子供達の遊び場にされてたほど。
そんなわけでゆっくり撮影する事は出来ず、ちと心残り。
でもまー来年もきっと何処かに出現するだろう。

    

パサージュに続いて、マルシェ・ド・パラディにも寄った。
フランス語で「天国市場」という意味になるらしいそこは、主に飲食品を扱う複合商業施設。

アニーおばさんのチーズケーキで全国的に有名な「タンテ・アニー」、
バウムクーヘンとクッキーの店、「ヘクセンハウス」、
チーズ専門店「ル・フロマージュ」、
キャラメルチーズケーキが大評判の洋菓子店「ラフレシール」、
キャンディーやスナック等の輸入菓子専門店「ポップドゥ」、
オリジナルソーセージやベーコンが評判の食材店「グランシェフ」、
オリーブオイル専門店「オーアンド・コー」、
紅茶専門店「マジェスティーズ ブレンド」、
阿蘇の牧場牛乳で作ったソフトクリームやフローズンヨーグルトが食べられるスタンド「ミルキーパラダイス」、
ワイン専門店「ディオニソス」、
地酒・焼酎・輸入ビール・地サイダーと地物に輸入物、ワイン以外の飲料に酒のツマミまで手広く扱う「DEJIMA」、
ハウステンボスのオリジナルグッズショップ「ロゴグラム」、

――の現在12店舗が営業中…ロゴグラムとミルキーパラダイスがどうしても浮いて思えてしまう。
ミルキーパラダイスはともかく、ロゴグラムはいっそパサージュへ引っ越した方が良い気するぞ。

それは置いとくとして、私は何時もの如くタンテ・アニーへ土産を買いに、母はオークションで競り落としたチーズ引換券を、ル・フロマージュでチーズに替えに行ったのです。
更にお互い興味の有る店に寄ってショッピング。
ヘクセンハウス寄ったら試食用のクッキーが焼き立て、熱々で美味しかったvこんな幸運に当たる事も有るんですね。
この時期は可愛くクリスマスラッピングされた商品を観るのも楽しい。
ヘクセンハウス自体が年中クリスマス仕様、何せ店名が魔女の家(お菓子の家)だから。
母はワールドバザールで菓子を買い、ディオニソスでワインを2種買って宅急便で自宅に送って貰ったそうな。
DEJIMAに寄ったらビールの宣伝してるゴッホに会った、誰が描いたか知らないけど良いセンス。
買った土産についてはレポの最後に紹介する積り…って今回こればっかだな。(汗)

    

ショッピングに夢中になってる内に15時を過ぎていた。
チェックインする為ドムトールン下の船着場から、15:46発のホテルオークラ行きクルーザーに乗る。
さっきの航路を逆向きに進む船、傾いた日が夕暮れ間近な事を知らせる。
船は街区を抜けて紅葉が美しいブルーケレンへ、林の向うにはアドベンチャーパークが広がってる。
船が運河を渡った直ぐ後、頭上のワイヤーロープをスーッと滑り落ちてく人が見えた。(写真左)
良いなあ、気持ち良さそう、でも1回千円は高いと思うぞ。
(シューティングスター→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/001951.html)
3/1~は5階建て巨大迷路が登場、益々広がるアドベンチャーパーク

    

    

    

美しい景観のワッセナー区域に入り、ホテルオークラの船着場に到着。
フロントへチェックインに向おうとしたところで、2人同時に思い出した。
今回、2日目の予定に、平戸ツアーを入れてた事を。
(→http://hattrip.info/plan/hirado-anata/)
それで帰る途中に入国棟内のハウステンボス観光営業所に寄ってツアー予約入れる積りが、忘れてホテル行きのクルーザーに乗ってしまったんだな。(汗)
結局ジャンケン負けた母に、入国棟までひとっ走り予約しに行って貰った。
その間私はフロントへチェックインしに…行く前に船着場やロビー等を撮影。
初めて知ったんだが、ホテルオークラの船着場に、蜜柑の木が植えてあるのね。


何枚も写真撮ってたところ、怪しく思われたのかスーツ姿のホテルスタッフから、「蜜柑珍しいですか?」と笑って訊かれてしまった。
いや蜜柑は珍しくないですけど。
「収穫してレストランに出したりするんですか?」と訊いたら、「出しません。運河の塩気を吸ってか、しょっぱくて食べるには美味しくないんですよ」と更に笑われた。
そういえばここの運河は海水だった。
つまりここの蜜柑はあくまで観賞用ってわけだ、何か勿体無い…いや採って食べないけど。(汗)


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キラメキのクリスマス3

2013年01月20日 17時07分44秒 | ハウステンボス冬の旅行記
頭の中でアバウトに書く事纏めたら、おそらく17回位続く計算になった。
今回入れて後15回…先は長いですが宜しくお付き合いください。
それでは前回の続きで御座います。


予約した昼食の時間が近付いたので、ワールドバザールから徒歩でホテルヨーロッパへ向う。
パーク最高級ホテルと呼ばれるホテルヨーロッパ、その館内に在る「吉翠亭」は必然的にパーク最高級の和食処である。
忘れもしない去年の1月、私と母はここの寿司バイキングを食べに入き、その格調高い味とサービスにすっかり惚れ込んだ。
それで今回の旅でも昼食はここで取ろうと、旅行が決まったと同時に予約。
残念ながら寿司バイキングは毎週第2&第4木曜のみなので今回は通常メニュー、しかし夜と比較し昼はかなりお得な値段設定には違い無く。
何よりここの洗練されたサービスを体験したら1万2万は当り前、むしろ昼間ちょっとお得過ぎじゃねなんて感じるでしょう。

ここの店へ入るまでにクリスマスデコレートされたホテルロビーを通り、その美しさにも見蕩れたが予約時間が迫ってる為見学は後回し。
吉翠亭はロビーを正面に見て左側、一旦ホテルの外へ出て向う形になる。
重厚な玄関を潜ったのに即外へ出るというのは奇妙な感覚で面白い。
ホテルヨーロッパの建物は洋風なのに、吉翠亭周りだけ和風の別世界。
和の店内では流石にクリスマスツリーは飾っておらず、大きな壷に活けてある見事な花が私達を出迎えてくれた。

    

品の良い着物美人に窓際の席へ案内される。
硝子1枚隔てて向うは石庭、ハウステンボスに居る事を忘れそうです。
私達が到着したのは12時半でしたが、店内に他のお客の姿は在りませんでした。
土曜なのに…なんて思ってたら、13時過ぎた頃から混み出した。
ここで昼食を取る場合、遅くに来て、ゆっくり2時間位かけて頂くのが多数派のもよう。
混雑しても1卓毎に板格子で仕切られてる為、煩わしさを感じず食事を楽しむ事が出来る。
店の内装も高級和食処に相応しい設えですね☆

    

可憐な一輪挿しに活けてある、可憐な小花に心が和む。
冬の風で凍えた体を温めるのは湯気が立ち昇るほうじ茶。

    

今回私は京風湯豆富御膳、母は天麩羅御膳を頼みました。
本当は母も湯豆富御膳を頼みたかったそうなのだが、風邪で舌が少し馬鹿になってた為止めたのだそうな。
確かに味覚がやられていては、豆富の繊細な味を味わえないかも。
てか風邪引いてるのに旅行しようって執念に呆れた。(笑)
食後、卓上に薬広げて呑もうとする母に、水を持って来てくださった店員さん、有難う御座います。
とにかくここの店のサービスは非常に心地良いのです。
押し付けがましくなく、さり気無く、距離を開け、見ていながら、見ないふりが上手い。
食器を片付けに来るタイミングが絶妙で恐れ入る。
客が食べ切ったら即片付けたりする店が多いのになぁ、やっぱり高級ホテルの食事処は違うね。(いや、高級ホテルでも中にはちゃちゃっと片付けたり、テーブルいっぱいでも片付けに来なかったりする所は在る。)
客が「片付けて欲しい」という空気を醸したところで片付けに来てくれる、KYとは違うのだよ。
薬を呑む為の水もこちらの行動を読んだかの如く差し出された。
飲みたくなぁったらお~酒~♪眠たくなぁったらベ~ェッドォ~♪次から次へと差し出すあ~なたぁ~♪――古過ぎだがピンクレディーのUFO、そうか店員さんは宇宙人だったのか。(失礼)

サービスだけでなく、肝心の料理の味についても書かなくてはね。(汗)
京風湯豆富御膳は今冬登場の季節メニュー。
写真左は柿と水菜の和え物、柿の甘さと水菜のシャキシャキッとした食感♪
鮮やかな赤はコンニャクです。

天麩羅は芋天(何の芋かは訊き忘れた)、海老天、掻き揚げ天、シメジ天の4種。
海老天は母の天麩羅御膳のそれとは違った。
母の方の海老天にはアラレが塗してあった、「天麩羅」をメインにしてる御膳だからかなと。
写真は済みません撮影してません。(汗)
相手に食べるの待って貰って撮影するのは悪い、絶対機嫌悪くするし。(汗)
素材が良いのは勿論だが、衣のサクサク加減が素晴しいのですよ。
料理長は京都で修行した方との事、なるたけ長く務めて頂きたいもの。

メインの熱々湯豆富が運ばれて来ました。
湯豆富の上の飾り付けに御注目ください。

    

人参の鶴の飾り切りが載せられています。(黄色いのは柚子の皮です。)
粋で細やかな演出ですね~。
紅葉卸と浅葱が用意されてます。
柔らかいのに箸で抓める程しっかりした豆富、とっても美味しかったです♪

右写真は器と盛り付けが可愛らしかったお造り、鮪の上にとろろと生卵が載ってる。
最初目玉焼きに見えてビックリしてしまった。

    

赤出汁の味噌汁の具にも豆富、そしてむかごが入ってた。
むかごがソラマメかって位デカくて2度ビックリ、むかごなのにとても食いでが有りました。

茶碗蒸しは個人的にここの売りメニューの1つと認識してる。
実は私、茶碗蒸し苦手なんだけど、ここの店のは大好き。
中の具は銀杏、百合根、多分スズキ、表面には葛がとろりとかけてある。
鶏肉を具に使わないのは珍しい。
本当に美味しいから、ここへ来たら是非食べて欲しい料理。

    

やつがしら、がんも、かぶ、細いんげん、紅葉麩の炊き合せも、上品な薄味でとても美味しかった。
ここの料理は全てにおいて出汁の味が良いと感じる。
鶏肉、椎茸、人参入りの炊き込みご飯も良い味してました。

    

漬物3種が出て、御飯を食べ終った後は、一旦卓上を片付けて、デザートが出されます。
ここでまた驚いたのが、私と母とで違うデザートだった事。(スイーツってどうも使い難い…)
当り前?――いやいや!私は栗のアイス、母は栗のプリンだったんですけどね、母は氷菓が苦手なんですよ。
お腹壊す為、日常でも食べないようにしてる。
店員さん私達の顔を覚えておりまして、だから前回の私達の要望を思い出し、今回のデザートを出してくださったのかなと。
つまり1度来店した客の要望をしっかり記録してるという事、流石です!
てかはっきり要望出した覚え実は無いんですけど。
ただ前回、会話の中で母がアイス苦手な事を喋ってはいた。
客の会話をそ知らぬふりで脳内レコーディング、恐るべし店員さん!
つっても私の勘繰り過ぎかもしれない、真相解明するには更なるデータ取りが必要で、つまり今後も入店する必要が有りますな。(笑)
栗のデザートはお互い一口貰ったのですが、どちらもマローンって感じでメチャ美味しかったです。
アイスの中に刻んだ栗が混ぜてあった。
デザートだけでも食べに行きたいと思いました。

店を出る時、京風湯豆富御膳の感想を訊かれたので、店員さんに「最高です!」と伝えた。(巨人の阿部か)
冬の定番メニューになると良いなぁ。
その他店の詳しい情報は、まったりさんのブログを御覧ください。
ハウステンボスで美味しい物を食べたいなら、やはりホテルヨーロッパ内の飲食処が最もお薦め。
味・雰囲気・サービス、どれをとっても1級品。
ちなみに吉翠亭では最近お客の要望を受け、オリジナル料理の販売を開始しました。
黒豆、栗の甘露煮、じゃこ等、今度買ってこうかな。
(→http://hotels.huistenbosch.co.jp/he/news/news49.html)

    

店員さんに店の外まで送られた際、「お大事に」と気遣われる。
最後まで温かい心遣い、痛み入ります。
てゆーか病人連れて来店して御免なさい。(汗)
ちなみに一緒に居る私はうつらなかった、馬鹿って事か。
その後再びホテルヨーロッパに入館、何となく頭の中にメビウスリングが浮んで、ちょっと笑ってしまう。
ホテルヨーロッパ――そこはさながら美術館。
ポプリの良い香りがたちこめる館内、点在するのは欧風アンティーク調の家具。
まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたかの様。

    

ホテル専用のクルーザーが行き交うポンツーン(船着場)は冬でも花に彩られて美しい。

    

クリスマスシーズンの間、喫茶アンカーズラウンジとロビーには、大きなクリスマスツリーが飾られていました。



訪れた人の目を何時も楽しませてくれる、ホテルヨーロッパロビーの季節飾り。
今回のクリスマスの目玉はシャンパングラスツリーでした。
クリスマススペシャルウィーク中は、実際にシャンパン注いでイベントを催したとか。
ここまで徹底してると見事と言うしかない。
ただ残念だったのは今回ヘクセンハウス(お菓子の家)が飾られてなかった事。
毎年のお楽しみだったのに…いや、ひょっとしたら自分達が帰った後に飾られた可能性が有?
(※後日、ちゃるさんよりレポその6のコメント欄で「ちゃんと飾ってありましたよ~!」と教えて貰いました…御免、私が見落としたようです:汗)
そういえば同じくカフェデリ・プリュでも毎年飾られてるけど、今年は確めるの忘れてしまった…。
そもそもカフェデリ・プリュって、ホテルヨーロッパが営業するパティスリー兼ベーカリーカフェという触れ込み、だから売ってる商品はホテルヨーロッパでも扱ってる場合有。
今回私達が訪れた際、毎年ヘクセンハウスが飾られてた場所では、ホテルメイドのスコーンやパンを販売しておりました。

    

他に気になったのが、前年のクリスマスに飾ってた物を幾つか使い回してた点。
場内で使い回す分にはあまり気にならないけど、ホテルヨーロッパで使い回すのは止めた方が良いと思う。
なんかチープに感じてしまうから。
色々文句付けつつ、今年のクリスマス飾りも、見蕩れるほど美しかったです。
こんだけポインセチアをふんだんに使ってコーディネートは大変だったろう。
ここへ訪れるのにカメラは忘れるべからず。



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キラメキのクリスマス2

2013年01月14日 16時45分31秒 | ハウステンボス冬の旅行記
成人の日は天気が荒れ易いと言うが……こちら関東も大雪です。
明日の朝が怖い、仕事お休みしたい。
気分はホワイトクリスマス、前回の続きで御座います。


クルーザー降りてハウステンボス本土に上陸。
パーク内のお客はまだ少なかった。
冬場はイルミネーションを観るのが目的で、夕方から来る人が多いのだそうな。
正月明け~2月迄は開園が1時間遅くなるので注意。(→http://www.huistenbosch.co.jp/guide/opentime/)

この日の昼食は吉翠亭に予約を入れていた。
12時半の予約なので、まだ1時間以上余裕有る。
「何処か寄ろうか?」、「何処でも良いよ」と言われ、取敢えず土産屋が集合する区域、ビネンスタッドへと足を向けた。
場内中央に位置するアレキサンダー広場を、各種専門店が扇形に囲んで街並みを造ってる。
その内でドーム屋根を持つショッピングモールはパサージュと呼ばれており、女性が好みそうなファッション雑貨を扱う店が主となって構成されている。
最近ワンピースのグッズショップが入ったりとカオスだったが。
あ、でも今回行ったらワンピショップ無くなってた。
ニュースタッドにワンピのアトラクションが出来た関係で、そっちへ移店したっぽい。
(「SLOEP ~スループ~」→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002317.html)
てか港地区スパーケンブルグでは「シャボンディハウス」営業してるし、サウザンドサニー号でも船内ショップがオープンしている。
着々と営業拡大してるワンピース、流石は海賊王である。

ここでちょっと纏め、去年12月にパサージュ入ってた店は以下の通り――

・クロントン…アジアンテイストな雑貨
・ソルスィエール…ヨーロッパ直輸入のファッション雑貨
・ラ・パレット…ハンドメイド・アンティークなファッション雑貨
・ア・ビアント…幅広いサイズから選べるファッションセレクトショップ
・Happy…皮アクセサリー専門店、パーツ選びから出来てオリジナルの物が作れる。
・クート…ムーミン等のユーロピアンキャラクターグッズ店、去年12月はサンタハウス併設してました。
・ローズテラス…薔薇雑貨店
・Pencils…世界(主にヨーロッパ)の珍しい文房具を揃える店、ここについては後で紹介する積り。
・グリッター…長崎特産大村真珠の専門店
・柿右衛門ギャラリー…世界に誇る名磁器、柿右衛門の作品ギャラリー(販売もしてます。)
・ギャラリーハウス…ステンドグラス専門店(「ビス」って店名は止めたのだろうか?)
・パンドラ…オルゴールギャラリー

初期の高級ブティックモールに雰囲気が戻って来てる様な気がする。
ワンピースショップを移店させた理由も区画整理の為だろう。
個人的にワンピ関連施設はスパーケンブルグに集中させた方が良いと考えてるので、この区画整理は歓迎。
ハウステンボス・ルネッサンス、街よ(なるべく)初期の姿に戻れ。
かつて在ったチューリップ染め雑貨店「エステラ」が、「ラ・パレット」と統合なんかして再オープンなら嬉しい。

    

    

今回最も嬉しかったのが、オルゴールの「パンドラ」復活。
かつてミュージアムスタッドには、クラシックオルゴールのミュージアム、「オルゴール・ファンタジア」が在った。
現在はホラー館「ゴースト・ウエディング ~カロヨンミュージアム~」に変身、幾台かのダンスホール・オルガンはそのまま置かれており観る事が出来る。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/amusement/000403.html)
現在の施設もそれなりに楽しめて好きなんすが、元のオルゴールミュージアムを未だに懐かしく思い返さなくもない。
で、そのオルゴール・ファンタジア内に在ったショップの名が「パンドラ」。
今回、同名での店再オープンは、施設の復活をも期待出来て、旧いファンにとっては嬉しい。
というわけで母を連れ寄ってみたら、シーズン柄クルミ割り人形のオルゴールが、多数陳列されていた。
ゆるかわキャラ好きの心を擽る縫ぐるみオルゴールも有。
写真のカピバラさんオルゴールは口元の林檎を引っ張ると曲が流れる仕組み。
ペンギンさんオルゴールの場合は引っ付いてる雛を引っ張ると曲が流れる。
可愛過ぎ、縫ぐるみ大好きな母は、同じく縫ぐるみ大好きな弟への土産にかこつけて、買おうか買うまいか長い事悩んでた。
結局買わなかったけど。
あと磁石付チューリーちゃんが曲に合せクルクル踊るオルゴールも可愛かったが買わなかった。
次回行った時買ってしまうかもしれない、ヤバイヤバイ。

    

店内奥はミュージアムになっていて、こちらのスペースは有料。(料金300円、とくとくチケット持ってるなら無料)
創られた当時のオルゴールは「オーケストリオン」と呼ばれる自動演奏楽器。
ダンスホールで演奏するのが目的だった為、サイズもかなり大きかった。
それが次第に小型化し、現在のオルゴールとなってく歴史を、ミュージアムのスタッフがガイドしてくださる。
御覧の通り写真撮影OK、時間潰しに最適。
(パンドラ→http://www.huistenbosch.co.jp/shopping/masterpieces/002565.html)

    

リクエストすれば展示してあるオルゴールの殆どを視聴可能。
偶に調整中で聴けなかったりするかもしれんが…何せ時代物なので。(笑)
写真の「シンギングバード」って作品は、ゼンマイを刺して動かすと本物の鳥そっくりの鳴声で、清らかな音色を聴かせてくれる。
篭の中の鳥の羽は本物を使用してるんだそう、昔の職人の拘りハンパ無ぇ。

    

上の写真(右)のオルゴールの内部に、筒型でトゲトゲの物がセットされてるのが見えるでしょうか?
これは「シリンダー」と呼ばれる物で、オルゴール(自動演奏楽器)にとっての楽譜。
ダンスホール・オルガン時代は「ブック」と呼ばれる、穴ボコ開いた本を楽譜に演奏してたのが、時代を経てシリンダーに取って代わられたんだと。
植え込まれた棘を読み込む事で曲を演奏するこのタイプは、現在でもスイスのリュージュ社で造られてるらしい。
(→http://www.reuge.co.jp/)
サイトを閲覧したら日本の香蘭社とコラボしたりしてんのね。

上の写真(左)のオルゴールは「カテドラル(城)」と言う作品。
昔のクリスマスソングを数曲演奏、クリスマスに合せ貴族が造らせたのだろうか?

        

どれもオルゴールファンタジアで観た事の有る懐かしい作品ばかり。
この曲芸ピエロ君オルゴールなんか、特に記憶に残る逸品ですね。
逆立ちした後、彼は得意気に顔を前に向け、決めポーズしてくれる。

  

上の(右)写真、山小屋オルゴールは中が空で、宝石箱に使える。
泥棒の目を眩ます為のアイディアか?でも多分高確率で見付かると思う。

シリンダータイプから更に時を経ると、上の(左)写真の様なディスクタイプのオルゴールが主流になる。
このディスク(円盤)がレコード、そしてCDの御先祖様だって事は説明要らんでしょう。

一通り観終わる頃には正午近くになっていた。
12時~ワールドバザールステージでオークションが始まるという事でそちらへ移動。

 

ハウステンボス名物、オランダ式競り下げオークション。
元の値段から徐々に下がってく商品をお得にゲット。
司会のお姉さんが掲示してく値段で、手に入れたいと思えば挙手するシステム。
ただボタンを押して決めてたランガダイク時代と違い、大抵の場合数人が同時に挙手する。
そうなるとジャンケンで決めるので、ランガダイク時代より難易度が上ってしまった。

この時はまだ園内にはそんなに人居なかったんだけど、会場の席は全部埋まってた=ライバルが多いという事。
しかも購買意欲の高い家族客中心の為か、誰も手を挙げずに流れてしまう商品は無かった。
皆さんノリ良い~。
私の母はここのオークションの中毒。
園内居る間中ずっと参加していて、司会役のお姉さんに顔を覚えられる程。(笑)
この時も競りにかけられた8品全て挙手したんだが、ライバルに阻まれ手に入れられたのは1品のみでした。
波長が余程合ったのか、或るお子様と毎回取り合ってね~、ジャンケン3度勝負してオール負け。
4度目の対決でやっとクリームチーズ2個+ターフルソースのセットを獲得出来たのです。(笑)

最近のオークションは明らかに不人気商品との抱合セットが目立つが、職場や近所への土産を多く購入する必要有る人には有難いイベント。
末永く続いて欲しいものです。
現在は1日2回開催してるもよう。
(→http://www.huistenbosch.co.jp/event/schedule_guide.php#573)


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キラメキのクリスマス1

2013年01月13日 23時57分23秒 | ハウステンボス冬の旅行記
もう去年の話になってしまいますが(汗)…12月のクリスマスシーズンに、またもや長崎ハウステンボスへ行って参りました。
行って来たよ~と申告だけして放っぽり放しでしたが、レポ書く気は充分御座いますですハイ。
というわけで今更去年12月レポをスタート、ハウステンボスが光のイベント終る迄には終りたい。
向うも最近イベント延長するのがデフォだから、余裕で間に合う気がするぞ!
しかしまーせめて4月桜が咲くシーズンまでに書き終わりたいですねっつってる間に、とっとと始めるとしましょうそうしましょう。(汗)


旅立ちは去年12/1(土)、午前5時近くの真っ暗な内から、母と共に家を出た。
羽田第二空港に着く頃、漸く朝陽が昇って明るくなる空。
土曜日だからか空港は結構混んでおり、リニューアル後初めて移動バスを使った。
離陸も30分遅れの7時20分、SNAの小型旅客機に搭乗。
席は1番前で足下が広く空いており、トイレが近いのが有難かった。
また1番前って事で最初に降りられたのも良かった。
当日の天気は曇り、上空からは雲しか見えない。
予報で次第に悪くなるなんて聞いてたから、向うの天気については諦めてたんだけど、いざ長崎空港に着いてみたら精々薄曇って程度。
嬉しい事に陽が射し始めてさえいる!
「やっぱり私達って晴れ女なのね~♪」と母ウキウキ気分。



↑空港1階には何時の間にやらハウステンボス案内デスクが設置されていた。
宣伝一生懸命なのは良い傾向ですね。
ハウステンボス行きのバス車内も、以前と較べ乗客が多く乗っていた。
営業の成果出てるかも。

飛行機の遅れに合せ、9:40に出発したバスは、海沿いの長閑な道路を走る。
道路より更に海沿い、海岸線をなぞるよう走るのが大村線。
今回は残念ながら目にする事が出来なかったが、青い空と蒼い海を背景に列車が走る眺めは、絵葉書にしたくなるほど美しい。
ハウステンボスに着くまでのドライブロードもお楽しみください。
ところで途中の川棚バスセンターから見えた、「あんまり食堂」というあんまりな名前の食堂は、閉店してしまったんだろうか?
一度も入った事は無いが(済みません)、違う店の名前に変ってた。
何時も眺めてる風景が変ると寂しく思うもの。

また前置き長々と…ハウステンボス着く前からレポ書いてどうする。(汗)

10:40、バスがハウステンボスに着。
久し振りに訪れる第二の故郷~♪
今回は場内ホテルではなく、場外のホテルオークラJRハウステンボスに宿泊予定の為、まずチケット売場で1DAYとくとく入場セット券を購入し、場内ホテル受付をスルーしてオークラホテルへ向った。
ちなみに入国棟内では社長が社員数人と話をしていた。
ハウステンボスでは12/1~本格的なクリスマスイベントがスタート、それで現場を見回りに来てたのかもしれない。



ホテルオークラJRハウステンボスには、場内のホテルヨーロッパ同様、専用のホテルハーバーが在り、宿泊者はそこからクルーザーで園内に入国する事が出来る。
乗船する際にはとくとくチケットが必要で、入場券だけだと大人600円子供300円の有料となる。
(→http://www.jrhtb.hotelokura.co.jp/stay/harbor.html)
私の場合ファミリエ会員なので無料で乗船可能、しかし母は違うので先にチケット購入したわけだ。
てか、クルーザー内で入場券を受付てから乗船となるんで、予め入場券を買っておくのは必須事項です。
ちなみに入場券・とくとくチケットは、ここのホテルフロントでも購入可能。
但しここのフロントは2階に在るので、長崎空港からバス乗って来た場合は、入国ゲート前チケット売場で購入する方が効率良いだろう、どうせ入国棟内を通るから。

運の良い事に11時発のクルーザーに間に合う、船長さんは女性でサンタ帽子を被っておられた。
行き先は園内ユトレヒト地区、ドムトールン下のハーバー。
ホテルオークラJRハウステンボスハーバーの前は、園内で最も景観の美しい高級別荘地区ワッセナー。
童話に出て来る様な家並みを間近に眺められるのは、ここのハーバーのメリット。

    

    

    

12月初めは園内の樹々が紅葉し、尚絵になる眺め。
クルーザーはパークエリアに入って、ナイアンローデ城を過ぎ、アドベンチャーパークを横に観ながら進む。
まだこのエリアに入った事無いんですよね~。
色付く林の隙間から覗くアスレチック的な施設、結構遊んでる人が居るもよう。
アートガーデン側の岸辺にヘリコプターが停まってるのも見えた。
ハウステンボスではヘリコプター遊覧飛行も受付けてます、料金10,500円~って高っっ!
でも眺めメチャクチャ良いだろうな~。(→http://www.huistenbosch.co.jp/enjoy/vehicle/001469.html)
なんせ場内広いから大抵の事が実現可能、美しさと広大さはハウステンボスの強力な武器です。

約15分間のんびり優雅にクルーズして、ドムトールン下に着いたのは11:15頃。
やはりサンタ帽子を被ったスタッフがお出迎え、クリスマスだなぁ。
ハーバー側の野外テラスに群れる白鳥達。


運河岸には薔薇が咲き残ってました。

…日付変りそうなんで今回はここで筆を置かせて頂きます、御免なさい。(汗)


コメント (2)
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クリスマスキャロルが流れる頃9

2012年12月03日 18時01分47秒 | ハウステンボス冬の旅行記
名残惜しくも長崎空港イン。
どうやら帰りの便は空いてるっぽい。
コメント (4)
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クリスマスキャロルが流れる頃8

2012年12月03日 16時30分56秒 | ハウステンボス冬の旅行記
壁に描かれた虹。(枕にも描かれてるのだが見えないね:汗)
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クリスマスキャロルが流れる頃7

2012年12月03日 08時54分36秒 | ハウステンボス冬の旅行記
おはようございます!
本日、気持ち良い快晴!

結局雨に当たりそうもなく…
誰だ!?天気崩れるなんて予報出したのは!?
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