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kotoba日記                     小久保圭介

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3つの大事なこと

2011年10月04日 | 生活
昨夜の、
吉増剛造のイベントの余韻が、
ずっと続いています。
朝吹真理子、大野一雄、石川啄木、
にまるわる話や、
311直後、
インスピレーションで、
アメリカで萩原朔太郎の写真展をやって、
ブーイングを受けたこと。
「ブーイングでしたよ。でもやらなきゃだめ」
と強く言った吉増さんの志に、
強い感銘を受けての、
一日になりました。
「311みたいな時には、
新しい光が必ず射します」、
と吉増は言いました。

朝吹真理子に関しては、
吉増の映像「キセキ」に収録されている、
朝吹の言葉なのかな、が、
「真理子の処女作になります」
とユーモアを交えて言っていました。

大野一雄に関しては、
狭い箱の上で踊ることで、
「自由になれる」
と大野一雄が言ったことを、
吉増は重ねていました。
「大きな舞台じゃなくて、小さい箱の上ですよ、そこで自由になるって言ったんだな」
と。

石川啄木に関しては、
啄木の著書の中で、
「たぶん、啄木は自分だけのために書いたんじゃないか。そういう作品がひとつはあってもいい」と、自作の話に重ねて、言っていました。

僕にとっては、
311の「新しい光が必ず射し込む」「ブーイングでしたよ、でもやる」、
という話、
啄木の自分だけの作品の話、
「箱の上で踊ることの「自由」」の話、
この3つのことは、
昨日を境に、
ずっと胸に残ることになるでしょう。
コメント (4)
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