



フジコさんのツイッターで、
数日前に広報されていて、
知った、
吉増剛造のトークと映像の催し。
千種、
正文館本店に、
僕は労働を終えてから、
急ぎました。
3時間に及ぶ、
話と映像、
映像には吉増の声も入っているのだけれど、
会場にいる吉増さんが、さらに話して、
声を加えました。
僕は吉増の言っていることを、
100%理解した。
多数は何を言っているのか判らないかもしれませんけれど、
僕は全部判った。
彼が言おうとしていたことや、
熱意や行動、遅い目の動きや、
芭蕉の本音が現れているという句の箇所の細部、
「風の底」という発語であったり、
全部、判った。
そして、
得た。
本当に、
得た。
現存する吉増剛造に会えた喜びは、
思った以上に、
僕に宿った。
得たものとともに。
あとは、
吉増の言ったことに、
答える小説を、
書くだけです。