雨があがり、
晴れました。
白い鳥が、
青空を、
北へ向かいました。
オジの奥さんから、
僕に、とのことで、
オジから、
柿とみかんをいただきました。
「赤いものを食べるように」
とのことです。
ありがとうございました。
3時の休憩に、
みかんの皮をむき、
食べました。
このみかんの酸っぱい匂い、味、
皮をむく行為、
これは記憶として、
どうしても残っています。
それは秋祭りというほどでもないけれど、
小規模なお祭りが学区であって、
獅子を僕ら子供はかぶり、
唐獅子模様の布を持って、
道を歩きました。
帰ってくると、
酒に酔った大人たちから、
褒美として、
お菓子やみかんを、
もらいました。
そのみかんの酸っぱさを、
この季節になると、
今でも、思い出します。
他のことは記憶に繋がらないのだけれど、
みかんだけは、過去の景に繋がります。
朝は、「26番目の秋」という、
岡林信康の歌を、胸で歌いました。
http://www.youtube.com/watch?v=xB2Du9S0JSQ&feature=related
僕はこの歌が好きで、
この歌が入ったアルバム「金色のライオン」は、
何度も聴きました。
良い歌は、
ずっと残ります。
写真は、トラックに記された、
神社マークの一つです。
熊野の鴉です。
助手席には、
安部清明の人形が置いてあったり、
他にも、
たくさんの神社関連のグッズが、
ありました。
オジも僕も、
見ただけで、
「凄いな」
と言うばかりで、
僕もオジも、
あまり多くを、
訊きたくない思いでした。
短い時間で、
多くを訊くのは、
無理なのだし、
「やあ」と言うだけで、
それだけで、
良いのです。