休憩所の入り口で、
たぶん、スズメバチでしょう、
一匹が、
完全にくたばっていました。
きっと、労働場の誰かが、
叩きつぶしたのでしょう。
スズメバチだけは危ないので、
誰かが、服か何かで、
やっつけたのだと思います。
スズメバチは哀れではあるのですけれど、
僕は笑ってしまいました。
ハチもひどい場所に飛んできたものだ、
と。
労働場には、
強靱な肉体を持った荒くれ達が、
わんさといます。
そんな人たちの、
真上には、
青い空が、
あります。
彼らの日焼けした笑顔や、
まなざし、
それでいて、
情深き人たちを見ていると、
この歌が、
僕の中で鳴ります。
ペケ(いとうたかおさん)の言葉で言うと、
「この世に生をうけた すべての人々のために」
歌われる、
太陽の歌。
「からだひとつが頼りの人達は」
からだひとつが頼りの人達は
寝ころんでみたり歩いてみたり
あまり多くを語ろうとはしない
からだひとつが頼りの人達は
時には重い荷物を担ぐ
両手はいつもからっぽのままで
からだひとつが頼りの人達は
時には小さな隠しごと
こころの窓は開いたままで
からだひとつが頼りの人達は
あるがままの目を持ってる
からだのどこかに硬いタコを持つ
からだひとつが頼りの人達は
道端の花に見とれて立ち止まる
夜は乾いた草に埋もれてねむる
からだひとつが頼りの人達は
街や山や海辺の村に
続いてゆく道を歩いてる
からだひとつが頼りの人達は
時にはそっと振り返る
夕日に向かって思い出話する
からだひとつが頼りの人達は
明日をもしれない夢ひとつかかえ
太陽見上げ今日も笑ってる
たぶん、スズメバチでしょう、
一匹が、
完全にくたばっていました。
きっと、労働場の誰かが、
叩きつぶしたのでしょう。
スズメバチだけは危ないので、
誰かが、服か何かで、
やっつけたのだと思います。
スズメバチは哀れではあるのですけれど、
僕は笑ってしまいました。
ハチもひどい場所に飛んできたものだ、
と。
労働場には、
強靱な肉体を持った荒くれ達が、
わんさといます。
そんな人たちの、
真上には、
青い空が、
あります。
彼らの日焼けした笑顔や、
まなざし、
それでいて、
情深き人たちを見ていると、
この歌が、
僕の中で鳴ります。
ペケ(いとうたかおさん)の言葉で言うと、
「この世に生をうけた すべての人々のために」
歌われる、
太陽の歌。
「からだひとつが頼りの人達は」
からだひとつが頼りの人達は
寝ころんでみたり歩いてみたり
あまり多くを語ろうとはしない
からだひとつが頼りの人達は
時には重い荷物を担ぐ
両手はいつもからっぽのままで
からだひとつが頼りの人達は
時には小さな隠しごと
こころの窓は開いたままで
からだひとつが頼りの人達は
あるがままの目を持ってる
からだのどこかに硬いタコを持つ
からだひとつが頼りの人達は
道端の花に見とれて立ち止まる
夜は乾いた草に埋もれてねむる
からだひとつが頼りの人達は
街や山や海辺の村に
続いてゆく道を歩いてる
からだひとつが頼りの人達は
時にはそっと振り返る
夕日に向かって思い出話する
からだひとつが頼りの人達は
明日をもしれない夢ひとつかかえ
太陽見上げ今日も笑ってる