写真は労働場の東に広がる、
山です。
昨日は、
山から、
まだ、
セミの鳴き声が聞こえました。
右胸に、
僕はペンをさしているのですけれど、
そのあたりを、
ミツバチが飛んでいました。
ほっときました。
ほどなく、
彼は、
どこかに飛んでゆきました。
休憩所には、
蝶の標本があったり、
動植物の生息分布図が、
壁に貼ってありました。
そして、
鰍ッ時計は、
木でできた、
丸い時計です。
木のテーブルで、
木の椅子に座り、
弁当を食べて、
うつぶせになって、
昼寝をしました。
山へ続く扉は、
開けたままで、
冷房もいらず、
気持ちの良い、
場所です。
午後。
小柄な老女が、
坂をのぼっていきます。
僕が見ると、
彼女も僕を見ます。
そして、
何事かを言います。
かがんで、
彼女の口の近くに、
耳を近づけてみると、
「ミツコシマデアルク」
と、自慢しました。
自慢された者は、
「凄いね」
と答えます。
そうそう、
休憩所までの道の途中で、
草がたくさんあるので、
ナムジュンパイクが、
永平寺を撮影する仕方を真似て、
ケータイを目の前で、
適当にメチャクチャに振って、
シャッターを押し、
保存を押しました。
そんなことをしていたら、
へっつき種というか、
植物の種が、
ズックにも、
ズボンにも、
たくさん、
へっつきました。
取るのが、
かなり大変なのは常です。
また、
植物の智恵に感心するのも、
常です。