kotoba日記                     小久保圭介

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いろいろ

2008年02月17日 | 生活


写真は、北西の窓、夕方、デスクから。

朝、アンブレラ氏と会食。雑談。
テレビ「週間ブックレビュー」で、川上未映子が出ていた。
アンブレラ氏と握手をして、
家に戻る。

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先日、録画しておいた加藤和彦出演のNHKの音楽番組を見ました。
ミカバンドを再現していたのも見られたし、
「天国のよっぱらい」(っていう曲名だったかな?)
のアレンジも素晴らしかったし、
「あの素晴らしい愛をもう一度」などを聴いていると、
北山修さんの歌詞も良いのだけれど、
加藤和彦のアレンジや、メロディも良いのだけれど、
たぶん、あのヘタウマの歌、というか、
加藤和彦の声の良さが、
僕は一番おもしろく感じました。
加藤和彦の声の良さを、今頃になって気がつきました。
映画「パッチギ」は、加藤和彦(フォーククルセダーズ)が、
音楽を担当しているのですけれど、
大ヒットの要因は、間違いなく、加藤和彦さんの音楽だと思います。

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花に水を、
布団を干して、
筑前煮を作り、

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先週の週間ブックレビューで、
中上健次の評伝を誰かが紹介していました。
編集者の話になり、
中上の話ではないのだろうけれど、
司会の中江有里さんが、
「編集者の仕事って大変だと思う、作家の原稿を見て、
作家が何を言いたいのかを見極めていく、作家本人が気が付かない、
何が言いたいのかを、探って、そして原稿を返す、
深い仕事、凄い仕事だと思う」
といった内容のことを言っていました。
その話が、一番印象に残りました。
そうやって本を読んでいくのは、
しんどいけれど、
とてもおもしろい読み方だ、
と本気で思いましたので、
メモをしました。

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夜、ミャンマーの海洋民族の番組を見ました。
海洋民族という言葉も知らなかったし、
生活様式も、知りませんでした。
船の上で暮らす、生まれて、死ぬ、
暦がない、中には視力8の人もいる、
子供は大きくなると、自分で船を造る、
なまこをとって、薫製にして、
町で売る、そのお金で粉ミルク、米を買う。
時に、森にあがり、木に登り、マンゴーなどの果実を、
枝ごと落とす、それを家族で食べる、子供にとって、
マンゴーは唯一甘いもので、お菓子代わり、
基本食は、魚。
海洋民族は独自の言葉を持ち、
マイノリティであるがゆえに、
国は村(海洋民族の)を作り、
船上生活から、地上生活にさせようとしている、
理由は不明。
一年に一度、ウミガメを生け贄にして、
海の神に捧げる。
その祭をカメラは撮っていて、
巫女の神への言葉が、
とてもおもしろかったです、
というのは、不思議な言葉だったから。
後、祭事の言葉はチェック要。

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高橋源一郎著「ニッャ唐フ小説」読む。
詩人、荒川洋治の「散文」と、
作家、保坂和志の「散文」の比較の部分を読む。

「白い家が並んでいる」散文。(保坂)小説の側)
「家、白い!」散文。(荒川)詩の側)

ここらへんの文は、とてもおもしろい部分です。
というか、高橋源一郎って、
ずっと前から詩のことしか話していないのじゃないか、
と思えるほど、詩への愛情が凄いです。

コメント
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