千の天使がバスケットボールする

クラシック音楽、映画、本、たわいないこと、そしてGackt・・・日々感じることの事件?と記録  TB&コメントにも☆

伊ベルルスコーニ首相がまた暴言

2009-02-10 22:27:00 | Nonsense
失言癖で話題のイタリア、シルビオ・ベルルスコーニ首相(72)が、今度は自国で多発している強姦事件(年間約34万件、日本では年間約2100件)について「イタリアには美女がイッパイだからレイプはなくならない」と発言。批判の集中砲火を浴びていることが28日、分かった。

イタリアでは強姦事件が多発しており、内務省が街頭警備の警察官を3万人に増員することを検討中。首相はこれについても、「どんなに兵士を増やしても強姦を防止するのは不可能」「強姦防止は国家警察でもミッション・インポシブル(不可能な任務)」などと発言した。

これに対し左派陣営は「薄汚い飲み屋のカウンターで言う冗談」などと“抗議”したが、首相は「イタリア女性をほめたに過ぎない」と強弁。「ユーモアと軽妙のセンスを失ってはならない」と開き直っている。(2009.1.29)


********************************************************

また放言、失言、暴言しちゃいましたイタリアのベルルスコーニ首相なのだが、私の認識不足だったのが、日本での強姦事件が年間2100件もあるということだ。1日ほぼ3件も発生していることか。もしかしたら被害届を出していないだけで本当の被害者はもっといるのかもしれない。これは怖い。夜道にはくれぐれも注意!そして娘さんたち、背景のよくわからない狼の後をついていかないように。

しかし、もっと驚くのがイタリアの年間34万件!銃殺まではできないが、イタリア男にもっと重い刑罰を課してもよい。なんだったら、罪を犯したら懲役100年ぐらいでもよいのではないだろうか。イタリアには美女がイッパイでどんなに兵士を増やしても防止できないなら、そもそもそんな獣のような男たちは一生刑務所から出られないようにしてもよい。なんだったら、小説「東京島」のように、罪を犯した男たちを地中海の無人島に放置してもよい。「ユーモアと軽妙のセンスを失ってはならない」しね。田丸公美子さんが、「シモネッタのデカメロン」でイタリア男は「一期一会、あらゆる機会に愛の模索をする」と、さまざまな誘惑を振り払うのもなかなか大変だったようだ。

日本の森元首相の「男はそれくらい元気があった方がよい」なんたるとんでもない発言も思い出したが、この世代のじいさんたちの中には、旧式の女性を男性の対等なパートナーとしてでなく従属物としてみているのがわかる。