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千の天使がバスケットボールする

クラシック音楽、映画、本、たわいないこと、そしてGackt・・・日々感じることの事件?と記録  TB&コメントにも☆

Gacktとマツケンサンバ

2005-01-01 15:31:38 | Gackt
やっぱり上手い、それに声が良い!
年末最後の私にとってのGackt納めになった紅白歌合戦での「君に逢いたくて」
他の歌手の様子はわからん、聴いていない、観ていない。
けれどもシンプルな歌詞にのせて切々と歌うGacktの声は、年末にふさわしく華があり、尚且つ厳かな雰囲気さえ漂っていた。

ひるがえってあの、噂の「マツケンサンバ」なるものを初めて観た。
時代劇の大御所感ぷんぷんの「松平健」という名前を、「マツケン」(小物B級タレント風)+「サンバ」というタイトル。歌詞も完全にのりのりラテン風、なのにあえてミスマッチなキンピカお代官装束で軽いステップ。この発想は既成概念を超えた勝利とも言える。これを政治の世界で応用できないのだろうか。
覚えやすい歌詞とメロディー、腰元も交えたステップとダンス、小学生からビジネスマンまでまきこんだブームになる要素は確かにある。日本の歌謡曲ここにあり。

売れる歌のひとつのトレンドラインは、かってのピンクレディがそうだったように、こどもまでもとりこめる歌なのである。宴会で歌える、カラオケでノレル、耳になじみやすい・・・そうなのであった。
歌に深い意味や複雑な暗示、気持ちをこめて、ディープで難解な世界観を構築していき、いつでも真剣勝負で歌うGacktとは別な次元の音楽ビジネスも存在するのである。
そんなことをあの、マツケンは腰のひねりで教えてくれた紅白歌合戦でもあった。

それにしてもGさんのあの爆発した髪型、ご愛嬌か。
はたまた髪が大火事になったのであろうか。


Gackt

2004-12-26 16:40:07 | Gackt
Gacktが好きだ。
というようりも、惚れていると言ってしまった方が正直だ。

何年か前、地方のある政治家が「僕の趣味は妻だ」と発言したときはおじさま系の週刊誌でちょっとした話題になった。そこには、おぼっちゃまが子持の年上女性に捕まってしまったという揶揄と、男子たるもの女房のことを惚気て公言するのは少々情けないぞ、というささやかな非難が記事の調子から感じられた。
(もしかしたらちょっとした羨望もあったのかも?)
当時、趣味というのは、美術鑑賞、テニス、読書、競馬・・・などそこには対象と”play”がセットになって初めてうまれるのに、”妻”という一人の人物・或いは対象のみを趣味というカテゴリーに当てはめることができるのだろうか、と疑問だった。
そして妻を趣味にするというのは、どういう状態なのだろうかと。

けれども、今はその時の政治家の気持ちが笑えるくらいわかる。
一人の、しかも遠い存在の芸能人を好きになった瞬間から、彼の音楽、声、姿、語り、どんな小さなこともリサーチして鑑賞し、堪能しているのであるから、これもやはり趣味と言えるのであろう。
趣味が良いと言えるかどうかはわからないが、私にとってはGacktを感じる時間は至福の時・・・。