旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

モニュメント・ヴァレーの夜明、ルート66沿ピーチスプリングス泊

2014-05-17 21:07:47 | アメリカ西部
《手造の旅》アメリカ西部絶景の旅5日目、THE VIEWに滞在してこそ楽しめるこの朝の景色。

すっかり明けて、ロビーにおりてゆく

今朝は9時からナバホ族のガイドさんが運転するジープに乗っての観光へスタート

彼らの案内でだけ行けるエリアがあるのだ。

まずは定番のジョン・ホード・ポイントより、「スリー・シスターズ」三人の尼さんだそうです

ナバホのひとたちに限らず、お土産品は百年一日のごとく変わらない

サブマリン

手前の小さめの岩が↑たしかに潜水艦が浮上するようみ見えます(^^)↑

「あ!止めて」風でひとりが帽子を飛ばされた

すいている朝一番でよかった。これから続々車がやってくると、砂煙ですごいことに…。

*ナバホのガイドさんと一緒でないと入ってはいけないエリア
●SUN’S EYS


ここにはいつごろ画かれたのか定かでない岩絵がある


案内のウィリーさんによると五百年以上は前のものだという

描かれている動物は、この時代には角があったのだが今はなくなってしまっているという。ふうむ。
岩絵はまだたくさんある

崩れている岩の下にもあるようだが、それは誰も発掘しない。
遺跡一般に言えることだが、ただ掘り出せばよいというものではなく、その後にどのように保全できるかまで考えたあとでないと、手を付けてはいけないのだ。

●ビッグ・ホーガン
ナバホ族の土でまるく塗り上げた住居ホーガンに似ているのでそう呼ばれている。

天井にあたる部分に穴が開いているのも同じ。ホーガンではここが煙突になっている

なんだか、ローマにあるパンテオンの天井を思い出した。

ここで、ウィリーさんが尺八に似た笛を吹いてくれた

自然のエコーが美しく響かせる。
見守る孫娘さん(^^;

一般道路にもどる。
トーテムポール

地元のわんちゃんが「あなた、どなた?」知らない匂いしてますけど

この笛を吹く精霊は定番だがおもしろい


我々の泊まったTHE VIEWが見えてきた

風景にとけこむように、うまくつくられている。

***
モニュメント・ヴァレーから三十分ほど走ったカイエンタの街には、ちょっと日本にも関わりがあるバーガーキングがある。ここは「コード・トーカーズ」と呼ばれた暗号部隊の一員が開いた店なのだ

※これについては、また別のところで書きます。


さらに走ってキャメロンにてナバホ・タコの昼食。これでも半分のサイズです

フラッグスタッフからは有名なルート66に入る。正式には廃道になっているが、20世紀半ばまで「マザー・ロード」としてアメリカの主要ルートだったこの道を懐かしくおもうアメリカ人は多い。
ルート66を西にむかい、グランドキャニオン観光鉄道の始点となっているウィリアムズを訪れる懐かしい?生でカントリーを歌っている人もあり、雰囲気がある。
こんな愛国的な看板も




ワラパイ族居住区になるピーチスプリングス唯一のホテルに到着
ここに宿泊するのは、明朝ハバスパイ村へ行くのに最も近い場所だから。
さて、明日、ヘリコプターが無事飛びますように(祈)そうでなければ、三時間半歩いて谷底を目指すことにもなりますから。
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