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旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

琵琶湖の「出島灯台」、浮御堂、ブルーベリーフィールズ紀ノ国屋を経て京都へ

2020-11-28 03:00:58 | 国内
明治八年に建設された灯台が残っている。

同年二月に起きた四十七人の死者を出した満芽丸転覆事故をうけて、出島集落の九戸が私費で建て・交代で灯台守までしていた。
たった八メートル弱の木製灯台で灯油を灯した光だったが、この頃の夜はまだまだ暗かったのだろう。
琵琶湖がいちばん狭くなる場所でちゃんと役割を果たしていたようだ。
江戸時代の丸小舟に代わり、蒸気船がたくさん就航し、お客の獲得競争が過熱していた時代である。
※こちらに今年見学した「丸小舟資料館」について載せています

定番の浮御堂から歩くには遠いが車ならすぐ。だが大きなバスではとうてい近寄れない、路地を抜けた場所。

定番の浮御堂にも寄る


※昨年の浮御堂訪問のブログをごらんください

浮御堂すぐ前のお店で売っておりました。今年長浜で買った卵いっぱいの鮎でおいしかった!
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湖畔を比叡山方向にのぼってゆく
急坂をのぼりきったところに現れる「ブルーベリーフィールズ紀ノ国屋」

周囲のブルーベリー畑が色づいている

眼下にびわ湖がきらめく

ここからの景色がいちばんのごちそうかもしれない

同じ場所でも光がかわると景色は一変する

昼食後には気持ち良い青空になった。

※昨年の様子をこちらからご覧いただけます
今年もこの濃厚なブルーベリージュースが楽しめた(^.^)


今年もおいしいジャムを入手できました
***

大原を経由して京都市内に入る。
下見の時に愛都の西村さんに教えていただいた狸谷山不動院へ。
その下にある詩仙堂あたりはすごい人出だったがそこを抜けるととたんに人がすくなくなった。

無事に石段のすぐ手前まで車で入ることができた。

さらにここから二百五十段ほど登ると、

京都の「もうひとつの舞台」があるのです。

伝説によると平安京をつくった桓武天皇の勅願で、鬼門の方角に咤怒鬼(たぬき)=「鬼を叱る」不動明王を刻ませたのが起源。
崖の高いところに彫られた不動明王を拝むためにこの舞台がつくられた。
現在安置されている不動明王はとても9世紀のものには見えないが、場所はたしかにそこに古来のものがあったと感じさせる。

今日は住職がご案内してくださった。

京都を見晴らす東山の北の端

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今日の泊りは宝ヶ池のザ・プリンス。
チェックインして休憩。16時半に町家での夕食へ出発。

毎年訪れているけれど、今年は文化財指定をうけて、より磨きがかかっていた。


二階で「おりん」の展示会

小さな庭がきれいに見下ろせる


足で集められた日本全国こだわりの日本酒も魅力


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