旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ハトシェプスト葬祭殿とラムセウム

2018-12-31 12:00:00 | エジプト
気球からホテルに戻ったのが遅かったので出発は10:45出発とした。忙しいと身体も心も疲れちゃいますから(^.^)
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ハトシェプスと女王葬祭殿のような建築は他にない。

それまでの葬祭殿はナイルにもっと近い場所に建てられていたので川の氾濫が起こると姿を消してしまってほとんど残されていない。
故にハトシェプスト女王は、けっしてナイルの水が届かない場所=石切り場そのものに葬祭殿をつくってしまったのだった。
↑そう説明されてあらためて見てみると、なるほど山を切り崩した場所に位置しているのが分かる↑

彼女は「プント」と呼ばれた外国との交易でエジプトを豊かにしたので、壁画には海をゆく帆船が描かれた↓

↑水の中に描かれているのは、たしかにイカですね(^.^)
↑こちらはフグ?


近年修復された三階には、後世にキリスト教会として使われていた時代の入口灯りの跡↓

↓教会時代の装飾は古代エジプトにはとても及ばない。はがれて古代エジプト時代の精緻な装飾が見えている


内部で火が焚かれていた跡↓

↓このあたりはポーランドの発掘隊が修復を手掛けていた

※2016年に訪れた時の写真はこちらからごらんください

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次はラムセウム。それほど大きくない場所だがきれいで人がすくない。

倒れた巨像のアタマ↓


↓ベルツォーニのサインがあった↓ほんものかしらん?



※2016年の訪問ブログはこちらからごらんください

そばの畑で父子がいっしょうけんめい収穫していた↓

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昼食はクルーズ船にて。
車よりもボートを利用するのが近道↓
桟橋で物売りにくるこどもたちに「きみたち、学校行きなさい」


クルーズ船にチェックインして、はじめてのランチ

ひと休みしてから午後の行程へ




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