旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ブリヤート人のいるスフバートル広場からウランバートル観光をスタート

2024-08-26 22:56:25 | モンゴル
三角帽子の二人がスフバートル像の下で記念写真を撮っていた。

「ブリヤート人はモンゴルにもたくさん住んでいます」
調べてみると(ロシア領内の)ブリヤート自治共和国に住む28万人以外にもたくさん、モンゴルにも4万人を超えるブリヤート人が住んでいる。民俗的にはモンゴル系。ブリヤート共和国の旗にはモンゴルのシンボルである「ソヨンボ」のいちばん上と同じマークがはいっている。

↑ブリヤート自治共和国の旗↑

↑こちらはモンゴル国旗にもあしらわれている「ソヨンボ」↑※考案したザナバザルについて書きました
★ウクライナ戦争の勃発によって、ロシア内の少数民族の徴兵を強化する動きがあり、ブリヤート共和国からモンゴルへ逃れる人が増えたとそうだ。東北大学の研究ページにリンクします

我々も国会議事堂前で記念撮影。

**
国立博物館に入る。
チンギス・ハーン以前の草原地帯=万里の長城の外にも、いくつもの民族の文明・文化があり、統一王朝があったことを知っていただきたかった。

ここは歴史的な話だけでなく、民族や文化についての解説もおもしろい

ブリヤート族の服装もありました↑

↑ブリヤート人はモンゴル北部・ロシアとの国境付近に住んでいる(赤い色の部分↑)ロシア領内ブリヤート共和国に隣接したエリア。さらに、中国領内にも。彼らはクルド人のように国を持てなかった民族ということか。


ここは社会主義時代の展示も興味深い。

↑社会主義モンゴル建国の英雄スフバートルが実際に着ていた服↑けっこう大柄な人だったんだ。

国立博物館の小さな売店で、モンゴルらしいイヤリングを買われた方があった
※こちらにもう少し書きました

**
再びスフバートル広場にもどり

公共バスに乗る

最近は二階建てバスもあるのか

十三人は公共バスを利用した街歩きツアーをするにはぎりぎりの数

混雑させちゃってすみません。

ガンダン寺の参道近くで下車。

フツー人の行く、知ってないと分からないような地下の食堂に入った。
※こちらに書きました
ガンダン寺の敷地は広く、たくさんの寺の複合体。



本堂の前にでると、大きなフェスティバルの後の片付けをしていた。

「カラチャクラ」という、チベット仏教の重要な法要?
ずいぶん以前にはダライラマ14世も来られたそうな。

※2023年に訪れた時のブログをお読みください

ガンダン寺参道を降りて大通りから再びバスに乗った
前回は予定していた五日目にノミンデパートでのまとまった時間がとれなかったので、今回は今日二日目に時間をとることにした。

外観は古いが↑中は吹き抜けの新しいデザイン。

9月1日から新学年がはじまるので学用品のセールをやっている

三百メートルほど歩いてザナバザル美術館へ

※こちらをお読みください
夕食はすぐ近くのロシア料理店。

このボルシチをたべていただきたくて(^-^)

午後七時にはホテルにもどった。

ホテル目の前のスフバートル広場では今日も屋台がたくさん出ている。

夕飯の後だけど牛と羊と、一串ずつ味見しましょ(^-^)


ウランバートルの夏、爽やかな夕暮れ(^-^)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地下食堂でグヤーシュを

2024-08-26 07:01:59 | モンゴル
↑キリル文字手書きメニュー↑左上が「ボーズ」=餃子、二段目が「グヤーシュ」

ガンダン寺の参道↑写真右を入って何の表示もない奥の階段を降りて扉を開けると…食堂があった↓

地元民で混む前に軽くランチにしたい。
「グヤーシュなら早く出せるよ」
ボーズもピロシキもこねこね真っ最中。

グヤーシュ登場↑牛肉煮込みスープをイメージしていたけれど、ワンプレートランチ風。ハンガリーみたいなパプリカ風味はないが、意外に(失礼)おいしい。羊臭さはぜんぜんない
※モンゴルでは羊料理そのものでなくても、羊っぽい風味を感じることがあるのです

お値段は15000トゥグルク=750円ほど。
冒頭写真のホワイトボード右上の番号は銀行口座。
アプリでここに振り込んで支払う方法もあるのだそうだ。
**


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする