旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ミューレン村の絶景テラスでタルタルステーキを

2023-07-10 20:16:07 | スイス
タルタルステーキはミンチにした牛肉に香辛料を混ぜ味付けしたもの。スイスのレストランでよくみかける。
ミューレン村のホテルで注文すると「ウィスキー?ブランデー?カルバドス?」と訊かれた。
生肉に合わせるのだそうだ。カルバドスを注文した。
どんな風に付け合わせられるのかとおもったら↑上の写真で小さなスポイトに入って逆さに突き刺さっている中に入っているのがカルバドスでした(^^)
質の良い・新鮮な牛肉があればこそのメニュー。


絶景のテラス席にてスイスらしくフォンデュを↓ひと口大に小分けする専用のパン↓

チーズ・フォンデュは白ワインがどっさり入っていて日本人には苦手というイメージを長年もっていたが、実際のところ店によってずいぶん違うのだと気付いてきた。今日はお酒を飲まない人にも美味しいと言ってもらえるチーズ・フォンデュ。

ジャガイモ、追加しちゃいました。

↑こちらはメニューに「お父さんのちょい飲みセット」とでも訳せる↑日本人にはじゅうぶんな量のおつまみ。
こちらは焼いた石の上のステーキ。


↓スイスのドイツ語圏ならどこでもあるレシュティ(Rösti)

↑ジャガイモを筋状にスライスして焼くシンプルな料理だけれど、ここではたっぷりチーズがかかって登場した。

「Saft von fass(樽入りジュース)」は微炭酸で↓アルコール入りと無しとがある

↑シードルになる途中のリンゴジュースのようだった。

夕食を終えた20:30は少し雲があったが

21時過ぎになって青空がひろがった

日の入りは21時半ごろ

夕陽が赤く染める

↑夜明け前04:45


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地中の滝を見にラウターブルンネンの谷に降りる

2023-07-10 16:36:06 | スイス
トゥルンメルバッハの滝は外からは見えない。
**

ミューレン村(標高約1600m)からグリュッチアルプ駅(1486m)まで↑崖の上を走る列車の窓から↑アイガー、メンヒ、ユングフラウの三峰がきれいに見える。

↑ウィキペディアにこのルートを分かりやすくした写真が載せられていた↑緑色の線がこの線路↑
↑赤色のロープウェイからの眺めがこれ↓

ラウターブルンネンの谷からミューレン村への↑このルートは1891年には開通していた。

↑ラウターブルンネンの駅舎は歴史を感じさせる。

ラウターブルンネンは標高800m、ずいぶん暑くなったと感じる。
バス停ひとつ歩いて村の雰囲気を感じていただいたらまたバスに乗ろう。

↑「スイスも暑いですなぁ」「ほんまに」

↑村の名前の由来になった滝が見えてきた↑ラウター(音の大きい)ブルンネン(泉)というほど音は聞こえないのだけれど。

10分ほど乗ってトゥルンメルバッハで降車。

バスは一時間に二本ほどしかないからちゃんと確かめておかなくちゃ。
★トゥルンメルバッハの滝は地下にある
※2017年のブログをごらんください
その存在がはじめて記録されたのは1810年、
1870年代後半には谷から割れ目をのぼってゆく見学階段が設置され
観光地としてホテルやレストランが併設された。

当時はがんばって登ってもこのぐらいまでだっただろう。
1913年に建設された地下をのぼってゆくリフト↓

これができたおかげで一番上の滝までの地下通路が延長された。

地下の急な階段

下は轟轟の水流

地中の滝は全部で十段もあるそうだが、

最上階の光が見えてきた↑
↓地上からの光が水煙を照らすビーム

天気の良い日の昼の数時間しか見られない。

出口から少しあるいたところにあるバス停で
小さな姉妹をつれたご家族といっしょになった。スペイン語を話していたから「スペイン人?」と訊くと、「メキシコから」とのこと。
「日本のお菓子食べる?」

醤油味の日本の煎餅は外国人にはうけないことも多いのだけれど、妹ちゃんはちょっと興味を持った様子(^^)

シュテッヘルベルグでゴンドラを待っている間、近くの滝をちょっと見学。

標高1600mのミューレン村に帰ってくると暑さもやわらぐ。

ホテルへの道で手入れをする村の人たちに出会った。
スイスの「自然」はたゆまない手入れの結果保たれている。

ホテルの夕飯、今日はスイスらしい一品をおねがいした。

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アルメントフーベルからミューレン村の列車に乗る

2023-07-10 14:53:19 | スイス
アルメントフーベルのカフェで出会った牛の話↑※こちらに書きました

↑アルメントフーベルへ上がるケーブルカーから見下ろしたミューレン村↑
**

シルトホルン展望台からミューレン村のホテルに戻り、
厚物を置いてTシャツでふたたび出発。

犬のお散歩用の袋が備え付けてある

崖の上の小さな村だけれどミューレンのCOOPは良心的な値付けだと感じる。

↑村の中ほどにあるアルメントフーベル行きのケーブルカー乗り場↑

↑このケーブルカーは今年で111周年になるのか↑

スイス・トラベル・パスの提示で往復7CHF

到着するとすぐ↑アイガー、メンヒ、ユングフラウがきれいに見晴らせる

有名観光地に行くことよりも、こういう花畑をゆっくり歩く時間にこそ価値がある。

「観光客」と呼ばれる我々が求めている本質だと思う。

ここはヨーロッパでもっとも初期にスキーの大会が開かれた場所。

***
ミューレン村に降りて本通りのひとつ山側を歩く

小さな村には不釣り合いにも思える立派な「スポーツセンター」↑
巨大な釣果が軒からさがっていたり(笑)

↑いかにもヴィクトリア朝のアルペン・パレス・ホテルは1872年創業で
「女王陛下の007」を撮影した時、007役のジョージ・レーゼンビーが滞在していたのだそうな。

このホテルから坂を下るとすぐにミューレンの鉄道駅がある。

こんな崖の上にもちゃんと鉄道が通されているのがスイス。
これに乗ってラウターブルンネンに降りるゴンドラの駅まで行く。
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シルトホルンへの途上、牛を見つける

2023-07-10 11:28:50 | スイス
「あんなとこに牛がいる~」
↑見えますか?
ミューレンからシルトホルン展望台へ上がるロープウェイからの雄大な景色の中、よく見つけられました。

↑スマホ撮影ではこれが限界↑
光学ズームの立派なカメラをお持ちの方が撮った一枚↓

↑みたところ牛たちだけで幸せそうに草を食んでいる↑柵はあるからちゃんと管理された場所なのだ。
**
朝食を15分だけ早くしてもらって、07:15にミューレンの宿を歩き出した。

十分ほどで村を抜け、ロープウェイ乗り場へ。

朝いちばんのロープウェイ。

すっきり晴れている。
↑クレーンが見えるのは?

Brigで一度乗り継いでシルトホルン展望台に到着。
↑「2」の上の尖りがアイガー峰、その右がメンヒ峰。
ユングフラウエリアの中でも指折りの絶景展望台である。

アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山は

ちょうど逆光↑
***
また、
ここは映画「女王陛下の007」で悪役のアジトとして登場したので

展望台にはジェームズ・ボンドが待っている(^^)

展望台の下の階で映画の一部を上映。

映画の中でカーリングをしていた?

「体験コーナー」?ではヘリコプターの座席にも座れます。

トイレに行ってまたびっくり

目の前の鏡に突然ボンド・ガールが浮かび上がり
「ジェームズ、どこへ行ってたの?」と語りかけてくる。

↑右奥の言葉はボンドがウォッカ・マティーニを注文する時の決まり文句
"Shaken, not stirred."
「シェイクで、ステア(まぜる)でなく」の秀逸なパロディ。

半世紀以上前の映画だけれど007シリーズの知名度は世界的に抜群(^^)
****
下からクレーンが見えていたように、

展望台は改修工事真っ最中。

↑雪渓を資材を運ぶヘリコプターの着陸場所にしている↑

工事中でもお土産屋さんは開いていて

上手に見つけられます!(^^)

天気が良い今日は
厚物を置いて、Tシャツででかけよう。
ミューレンに連泊する利点です(^^)



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