旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

ロフォーテン諸島日帰りドライブ

2014-01-26 22:22:20 | ノルウェー
朝8時半に、ハシュタのホテルを出発。ここはロフォーテン諸島への入り口となる街である。
12月末ならまだ真っ暗だっただろうが、一か月後の1月末には、世界がこんな風に青くなっている

やがて入り江にそびえる山々が赤く朝焼けし

静かな湖面、いやフィヨルドの海にきれいに映っている


フィヨルドの海岸線に沿って走るのであまりスピードは出せない。
三時間ずっと走って11時半にロフォーテン諸島で一番大きな街・スフォルバーに到着。
去年と同じRICAホテルにて昼食

ここも12月とは明るさが全然違う。
天候の違いもあるけれど、こちらをご覧ください。

スフォルバーで今年見つけたいと思っていた「ヤギ岩」は、すぐに見つかった。テレビ「不思議発見」でとりあげていた、ロッククライミングで登ることの出来る岩は、この写真でも角がはっきりわかります。

山全体はこんな感じ

さらに引いて、入り江に並ぶロルブータイプの赤く美しいコテージも


人が少ないのも良い。
昼食を終えて、さらに四十分ぐらい走るとホニングスヴァーに到着。

ああ、この電話ボックス、よく覚えている。
小さな集落

日曜日でお店はほとんど開いていない。

それでも「来てよかった」と確実に思える

住宅の入り口で、ノルウェーの森のネコを発見



14時になると、もう夕焼け。

北極圏大聖堂もオレンジ色12月の雪の藍色世界のの教会はこちらからご覧ください。

緯度が高くなると、夕焼けは日本よりもずっと長い時間続く水平線に隠れてからも、こんな美しい風景を見せてくれる
雲が広く空を覆い始めた…今晩はオーロラチャンス、どうかしらん?

夕食は再びホテルにてサーモンをトルティーリヤで巻いたものとメインはカレーチャーハン?
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直行便で北極圏へ

2014-01-25 22:03:33 | ノルウェー
通常、日本から北極圏へノンストップで入れる便はない。だから、このスカンジナビア航空の特別便でエヴェネスというノルウェー北部の街へ到着できるのは便利なのだ
十時間ほどのフライト

午後二時半は、ここではもう夕暮れの時間。だが、一昨年12月末に来た時よりはずっと明るい。一か月で太陽が出る季節になったのである。

ターミナルはご覧の様な小さな建物。

気温はマイナス六度と、それほど寒くはない。

エヴェネスからノルウェー第二の島ヒン島にあるハシュタまで、約40㎞の距離
市内中心にある快適なRICAホテルにて夕食メインコースのチキンカレーは、タイ風。「地元の味」というのにこだわることなく美味しい料理を出してくれるのが嬉しい。

夕食後、20時現在の空は少し曇っていて、オーロラ観測には向かない天気。よし、それじゃあ、近くの(といっても片道一時間ほどかかりますが)トロントネス教会へ行きましょう一昨年のツアーでご一緒だった方が教えてくださってはじめて行ったが、中へ入れなくてもちょっと面白い場所であった。
こんなモニュメントもありますこれについてはこちらに書きました。
また、教会についてもこちらよりお読みください。

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日帰りフロム鉄道とフィヨルドの旅

2013-08-03 04:11:01 | ノルウェー
ベルゲンの市内にある駅からオスロ方面へ向かう列車に乗る。駅舎は今年でちょうど百年を迎える

夏休み最後の週末ということで、とても混むのが予想される日だったのだが、この列車の車掌はグループの予約カードを付けてくれていなかった。
のんびりした普通の日なら「適当にすわってね」でもなんとかなるだろうが、今日はこれではいけません(-.-)
この時の話はこちらに書きました。

ミュルダールで乗り換えて、今度はフロム鉄道へ。ここは別会社が運営していて、観光的に大成功しているベルゲンから日帰りで、山岳列車とフィヨルドの旅が楽しめるのである。途中に停車する滝の下には、この線が電化するのに必要だった発電所が隠れいている

フロムについて昼食サーモンをおいしく食べていると、ガラス張りの屋根を激しい雨がたたきはじめた

しばらくして船に乗る頃には雨は止んだが、デッキにいると風はあるし肌寒くもなってくる

船内の席は混み始めて、となりにインド人とおぼしきおばさんが座った。
「どこからですか?」
「シンガポールに住んでいるの、アメリカよりも住みやすいわよ」
インド人の富裕層というのは、住む場所にあまり拘泥しない人が多いようだ。ちょっと記念撮影

グドヴァンゲンに着いてバスに乗車。西ノルウェー最大のリゾート地ヴォスVOSSの湖畔で休憩する頃には、すっきり晴れてきた

ベルゲンにもどって自由食。ホタテはツアーメニューではまずでません
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空から見るベルゲン

2013-08-02 03:53:35 | ノルウェー
コペンハーゲンからの飛行機は、ちょうどベルゲンの旧市街上を飛行した。雲の間から射す明るい太陽に照らされて、地図を見るようである。手前の山の上には今晩夕食予定の山上ホテルがはっきり見える↓

フィヨルドで分断された島と半島をつなぐ巨大なつり橋さながらサンダーバードの基地のような場所も見える

今回はベルゲン二泊で時間がある観光。最初に訪れたのはノルウェーを代表する作曲家グリークの住んだ家「トロール・ハウゲン」ノルウェー人にしては珍しく、グリークとニーナ夫人は二人とも身長が150センチほどしかなかった。北欧神話のトロールのようだということで自分たちの住んだ家を「トロールの丘」と呼んだのだそうだ。
ここへ至る森の道に、グリークの時代にもあっただろうブナの木が並ぶ。ガイドさんによるとブナの木の北限はノルウェーのベルゲンであり、南限は日本になるのだとか
記念館に「ハルダンゲル・バイオリン」

**
市内へ出てハンザ博物館へ世界遺産のブリッゲン地区。ちょうど港祭りということで地元のブラスバンドが演奏していた

今まで何度も訪れていた場所だが、今回初めて知った事。
第二次大戦でドイツに占領されていた1940-44年、ブリッゲンの一角にノルウェー人の抵抗組織THETAがあったのだそうだ。イギリスに亡命したノルウェー政府に向けて、占領ドイツ軍の情報を流す役割をになっていた。THETAとは「聴く」という動詞からきている言葉である。
この建物にその博物館があった。訪れる時間がほしかった

ブリッゲンから徒歩すぐのホテルへチェックイン、夕食は飛行機から見たフロイエン山の上のレストランでゆっくり(^^)朝、飛行機から見ていたレストラン、たいへんおいしいお肉です

食事の後、雨は止んでいて、まだまだ明るいので近くの散策道を少しだけ歩く。森の中の気持ち良い道だ
最後にトロールも待ってます
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雨のベルゲンから晴れのコペンハーゲンへ

2013-07-09 22:42:19 | ノルウェー
きのうまでとはちがった空模様である。未完成のハルダンゲル橋を横目にこのフェリーボートに乗る
ベルゲンに着く頃には本格的な雨になっていた。世界遺産のブリッゲン地区。写真一番手前角にある「ハンザ博物館」は入場になっていなかったが、それぞれ皆さんに入場をお支払いいただいて入場した。雨の時に屋内の観光はほっとさせてくれる。
ベルゲンの観光に、この博物館は不可欠だと個人的には思います。

昼食の後しばらく自由行動。雨の旧市街も美しい古い教会にでくわしたので入ってみた。ボランティアらしい老婦人が「ベルゲンで二番目に古い教会だよ」と教えてくれた。

KORS教会は1185年に建設中だったことが古いサガに記録されている。この場所は当時の街の南端にあたり、海のそばであったとか。今はまったくの街中になっている。 記録では七度火事に遭い、途中バジリカ型から十字型に改築された。二本あった塔は1582年の火事のあと一本のまま。今も地味ながら歴史を感じさせてくれる内部だ。

空港でみかけたポストカードベルゲンはそうです、雨が降っているのがふつうなんです(笑)

乗継のオスロも雲がある

が、夜10時近く、ようやく暗くなってきたコペンハーゲンは、天気の良い夏の夕暮れであった。今日の泊まりのSASホテルのシルエットが前方左手に
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