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小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

貰い物のXTRハブ

2005年12月25日 | MTB[Orange P7]
Xtr_hub_06_s 貰い物のXTRハブです。大分前に頂いたのですけれども、唯一のVブレーキ車のチタニシモとはホール数が合わず、今までずっと保管してました。折角のXTRなので、今回P7を組むにあたり、リムを新調して、このハブでホイールを組むことにしました。

 このXTRハブをくださったのは、サイクルワールドの最初のオーナーのTさん。たまたま自転車屋さんで、Tさんがディスクハブに組替えているところに居合わせたら、「要る?あげるよ。」ってくださいました。Kさん太っ腹!長い間使わなくてゴメンナサイ。今回ありがたく使わせて頂きます。

Xtr_hub_01_s この通り、使用済みですがスポーク&ニップルもついています。新調するリムで長さが合うかわかりませんが、先ずはこのスポークで組みたいと思います。
 Kさんは、DHリムとの組み合わせで使っていたので、VブレーキでDHしていた頃の古い物のようです。「買ってから一回もバラしてないから、オーバーホールした方がいいよ。」とのことなので、今回オーバーホールしてみます。

Xtr_hub_02_s やっと買いました。ハブレンチ。今まで持ってなかったンですねぇ。ずぅ~っと、自転車屋さんに工具を借りてました。
 これからは、家でハブがバラせます。

Xtr_hub_03_s 回転性は非常に良好、ガタもありませんが、Fハブをバラしてみます。開けてみると、この通りグリスまで綺麗な状態です。バラす必要はなかったみたい。
 開けちゃったので、全バラして洗うことにします。オーバーホール自体は別に面倒ではないンです。苦手なのが玉押し調整。どうせ玉押し調整するなら、全バラ掃除しちゃおうって訳です。

Xtr_hub_05_s こちらはRハブ。こっちも綺麗。でも、開けちゃったので、Rハブも全バラ掃除します。
 
 
Xtr_hub_04_s いつものように、食器用洗剤で洗います。それにしても台所は寒い。しもやけになりそうです。
 ベアリングは馴染みがでてるかもしれないので、一応左右を分け、元の位置に組めるようにしておきます。
 ベアリングもワンも傷一つなく、綺麗な状態でした。

 後は組み立てるだけ。グリスをワンに塗り、ベアリングを詰めていきます。グリスは、回転性を重視するなら余りタップリ塗らない方が良いようですが、心配性の私は何時もギチギチにグリスを詰め込んでしまいます。案の定、粘性抵抗で回転性はかなり落ちちゃいます。まあ、耐久性と防水性重視ってことで。

 次に苦手な玉押し調整。玉押しナットを適正な位置まで締め込み、ダブルナットを締め込む分だけ玉押しナットを戻してからダブルナットを締め込めば、玉押しナットは適正な位置きます。って訳ですけど、そうは簡単にいきません。この作業を4、5回繰返して、やっと「イッかなぁ~?」て具合になります。

 これで出来あがり。綺麗になりました。(一番上の画像)
 でも、リムをまだ発注してないや。今から頼んでも届くのは年明けですね。


CaneCreek C2 お前もか・・・・

2005年12月22日 | MTB[Orange P7]
 P7を本気で組みましょう。ってことで、ヘッドを組まないと始まらないので、ヤフオクで買ったCaneCreek C2をフレームに組む事にします。

cane_creek_c2_051222_01_s ところが、ところがですよ。上ワンは圧入できたのですが、下ワンが圧入できません。圧入できないと言うか、圧入しなくてもヘッドにスポンと入っちゃう。手を放せばポロンと落ちちゃいます。何コレ?
 ヘッドが悪いのか、フレームが悪いのか分かりませんが、表面処理の品質からしてC2を疑ってしまいます。各径を測定すれば、犯人は明確になるのですが、この時は、動揺してそこまで頭が回りません。なにせ、XTRクランクをオシャカにした直後なので。
 このまま使っちゃっても構わなくもないンですが、多分、ヘッド回りにガタが出るでしょうし、使用を続ければフレームを痛めかねません。

cane_creek_c2_051222_02_s 何を思ったか、手持ちのアルミ板を、ワンとフレームの間に挟んでみる事にしました。
 動揺すると、ナニをしでかすか分かったモンではありません。一旦冷静になりましょう。

cane_creek_c2_051222_03_s 動揺したまま、作業は続きます。
 このように、ワンとフレームの間に挟もうって訳です。動揺してても写真は撮っているンですよねぇ。多分「これはネタになるぞ。」とか思ってるンでしょう。何てヤツでしょう。

cane_creek_c2_051222_04_s 圧入してみました。アルミ板の余厚分が、このように押し出された形になりました。
 
 
cane_creek_c2_051222_05_s ワンを抜いてみると、プレス成形したようにアルミ板にフランジ形状が付き、余分な板を切り取れば上手くいきそうな感じ。アルミの板幅を見直して再トライすれば使えそうです。と一瞬思います。
 が、「そうやって、シロート加工で何時もパーツを壊してるじゃねぇーかぁ。」と私の中の「良識くん」がささやきます。(そう言えば「良識くん」、暫く登場してませんね。) なるほど、それもそうです。取り合えず頭を冷やして、保留とします。
 多分この案はダメです。先ずは、ヘッド回りの各径の測定をして、原因を探りましょう。

 この日は、前述したXTRクランクの件といい、このヘッドパーツといい、良いことがありません。
 XTRクランクのオクタリンク修正とクランクキャップ部のネジ山修正に、このヘッドパーツの作業、全て無駄骨です。完全に打ちのめされました。グウの音のも出ません。


XTRクランク様がお亡くなりになりました・・・             否!俺が殺したようなモンだぁぁぁ!

2005年12月21日 | MTB[Orange P7]
 ナニ?この煽情的なタイトル。XTRクランクをオシャカにしちゃったンです。ショックなんです。それもバイクに乗ってて壊したのではなく、弄り壊したという、ナンとも情けない壊し方。

 「うがぁっ! XTRのクランクがっ!」で、潰してしまったクランクキャップが嵌る部分のネジ山(コッタ抜きを嵌める所)を、如何にか修復しようとしてたんですけど・・・

 素直にタップをかければイイんですけど、持ってないし、こんな大きなタップは高くて買う気はしません。そこで、コッタ抜きをタップ代わりに、ネジ山を修復しようとしたのですが、更に被害を拡大してしまいました。

brokenxtrcrank_02_s 最後の手段として、ネジ山が潰れた部分を電ドルで削っちゃいます。これで、写真のようにコッタ抜きは嵌められるようになったのですが、ネジ山の山数がねぇ~・・・。
 
 
 
brokenxtrcrank_01_s ほら、この通り。まともなネジ山は2山しか残っていません。コレではクランクを抜く時に、ネジ山がもたない可能性大です。
 つまり、クランクが抜けなくなって、にっちもさっちも行かなくなっちゃうって事です。少なくとも、高いXTR BBもオシャカにしてしまうでしょう。

 コッタ抜きで修正しようとせずに、ヤスリで潰してしまった部分のネジ山だけを、電ドルで削っちゃえば使い物になってたかも?今更遅いけど。

 さて、P7に付けるクランクが無くなっちゃった。どうしよう・・・。ヤフオクで探してはいるンですけど、高いンですよね。XTR。綺麗なのばっかりだから仕方ないけど。

 ボロでイイから安いのないかなぁ~。アームだけでイイから。XTR BBのBB-M952のオクタリンクに合うXTR。型式は、FC-M951か、FC-M952か、FC-M950。アーム長は165mmがいいなぁ~。(ナニ細かく書いてるの?もしかして、ねだってる?)


サッサとバイクを組めェッ!               ポリッシュ・リアディレーラー(2)

2005年12月20日 | MTB[Orange P7]
p7_rd_oh_19_s
 「いい加減にしなさいって・・・ポリッシュ・リアディレーラー(1)」の続きです。

p7_rd_oh_14_s 磨きが甘かったので、ステッカーロゴで誤魔化してみます。
 描画ソフトでXTオリジナルロゴを描いて、これに合わせてカッティングシートを切り抜きます。

p7_rd_oh_16_s ロゴの色はグレイ。デュラエースっぽい高級感を狙ってみましたが、ナンかイマイチ。
 どうも気に入らないので、剥がしちゃいました。

p7_rd_oh_17_s 今度は私オリジナルデザインのロゴ。ちょっとポップな感じにしてみました。
 でも、更に良くない。黒って色も浮いてますね。

p7_rd_oh_18_s そんじゃあ、白を入れて軽くしてみよう。ってコトでやってみました。
 これなら、P7のデカルデザインに合うかな?とも思ったンですけど、やっぱり気に入りません。結局、剥がしちゃいました。

 やっぱりステッカーで誤魔化さずに、キチンと磨くべきでした。下地がダメだと何をやってもダメでしょう。
 磨き直そうかなぁ。とも思いましたが、グリスアップして組み立てちゃったし、直ぐ汚れて傷だらけになる部品だし、第一こんなコトに時間を掛けずに、サッサと組みたてろォ!なので、磨き作業はこれでおしまいにします。
 次にオーバーホールする機会があったら、その時磨きましょう。(やる気があったらの話)

p7_rd_oh_20_s 最後に音止めのゴム板を巻いておしまい。現行ディレーラーには付いていますよね。
 これは、SJさんがやってたコトの真似ッコです。


いい加減にしなさいって・・・            ポリッシュ・リアディレーラー(1)

2005年12月19日 | MTB[Orange P7]
p7_rd_oh_13_s
 また懲りずにやってます。ポリッシュ・・・。今度は、P7に使う予定の旧XTリアディレーラーです。

p7_rd_oh_01_s これが磨く前。チタニシモに使う時に磨いていたら、XTの文字と表面処理が剥げちゃって、下地処理のベージュ色が出てきちゃったンです。だもんで、みっともないからXTのロゴの部分だけポリッシュして使ってました。
 なんか中途半端ですよねぇ。

p7_rd_oh_02_s 取り合えず、いつものようにバラします。
 
 
 
p7_rd_oh_03_s シマノは、スラムのようにパンタ部がバラせないので、このようにドライバーを突っ込んでパンタ部を開いておきます。

 この状態で、電ドルで粗磨きしちゃいます。

p7_rd_oh_05_s 粗磨きで表面処理を全部剥がした状態です。電ドルで#400まで磨いています。
 
 
p7_rd_oh_06_s #1200までサンドペーパーを当てた後に、ピカールで磨いた状態です。磨き傷がかなり目立っています。
 でもこの時は、もう面倒くさくなっちゃって、「これでイイや」でおしまいにしちゃいました。今見ると、全然良くないです。

p7_rd_oh_07_s で、何時ものように食器用洗剤で洗います。
 これは100円ショップで見つけたブラシ。なかなか便利です。

p7_rd_oh_08_s 洗い終わりました。間違えそうな部品は、器を別けています。
 
 
p7_rd_oh_09_s 折角なので、黒色塗装が剥げた部分もマジックで黒く塗ってみます。直ぐ剥げちゃうんですけど、組んだ直後は仕上がりが綺麗になるンで。

p7_rd_oh_10_s XTはプーリーにシールド(?)ベアリングを使っていますが、結構しょぼいシールなので、開いて見ると泥だらけになっている事が多いです。
 綺麗に洗って、新しいグリスを詰めて組み直します。

p7_rd_oh_11_s ゴム部品は、このように保護剤を塗っておくと、耐久性が増すようです。
 
 
p7_rd_oh_12_s 落ちては困るプーリー類のネジは、脱脂した上で、中強度のロックタイトを塗っておくと安心です。

 後は組んで出来あがり。出来あがった状態が一番上の写真です。ポリッシュはかなり不満足な出来です。


うがぁっ! XTRのクランクがっ!

2005年12月15日 | MTB[Orange P7]
 あ~あ、やってしまいました。P7に使う予定のXTRクランク、「XTRクランクのチョット面倒な問題」に記した通りの事情で、オクタリンクがこのように座屈しています。

 これを修正する為、夜な夜な金ヤスリでオクタリンクを整形していた訳ですけれども、この時オクタの整形に夢中になって、右側のクランクキャップのネジ山も削ってしまったンですねぇ。キャップが取り付かなくなるだけなので、機能上は問題ないンですけど、外観を気にする私には結構ショックです。

 金ヤスリで、変形したネジ山を整形してみたンですけど、上手く行きません。これに合うタップも無いし、持ってる人も居ないでしょうし、有ったとしても買う気もありません。仕方がないのでキャップなしで・・・

 タップ・・・ 今、思い付きました。コッタ抜きをタップ代わりにして、ネジ山を整形できないかな?今度やってみよう。

 ってことは、ネジ山が復活しないとコッタ抜きが使えないンですね。危ない危ない、危うくクランクが抜けない組み方をするところでした。


XTRクランクのチョット面倒な問題

2005年12月05日 | MTB[Orange P7]
bb_m952_01s
 P7のクランクは、チタニシモに使っていた、このXTRクランクを使う予定ですけど、チョット面倒な問題があります。
 実はこのクランク、このような事情で、無理矢理XTのBBに取り付けられていた経緯があるンです。
 今回P7に組むにあたって、ヤフオクでXTRのBBを入手したンですけど、クランク側オクタリンクの溝の変形が酷く、加工無しには組み付きません。

bb_m952_02s この通り、クランク側の溝が座屈している為、溝を整形してやらなければならないンですねぇ。XTRの溝は結構細いので、かなり細い金ヤスリ(と言う事は、かなり目の細かいヤスリ)で削る必要がありそうです。気が遠くなりそう。

 てな訳で、クランクは手付かずのまま。やる気が出るのは何時になることやら・・・。


ポリッシュ・ステム再び

2005年12月01日 | MTB[Orange P7]
rf_xc_stem_06_s
 さっさと組み立てればイイモノを、また余計なコトをしています。
 1×1で、千円ステムポリッシュしましたが、今度はP7に使うステムをポリッシュしました。
 ステムは、レインに付いてきたレースフェイスのEvolveXCです。突出し実長90mm、ステム鉛直方向85mm、実測質量130gと、P7にはピッタリのステムです。
 こうやって磨くと、DeusXCに見えなくもない?

rf_xc_stem_01_s 先ずは、電ドル+回転ヤスリ#120、400で、表面処理を剥がします。

rf_xc_stem_02_s 次にサンドペーパーで地道に水研ぎです。#400、800と磨きましたが、ロゴ部と磨き面の見切りが綺麗に通らない事が発覚。

rf_xc_stem_03_s 結局ロゴは剥がしちゃいました。あらためて、#400、800、1000、1200、1500、2000と水研ぎします。#2000まで研いだのは初めて。長い道のりでした。

rf_xc_stem_04_s これをピカールで磨くと、ピカピカになります。さすがに#2000まで研ぐと綺麗です。

rf_xc_stem_05_s でも、ハンドルを固定する部材の表側は、荒削りのままです。組み合わせ部品の面差を通す為、固定したまま磨いたので、表側は磨けなかったンですね。
 この磨き残し部分を、また一から磨いて出来あがり、一番上の写真になります。

 よく見ると、荒削りの傷が残っていたりして、完璧ではないンですけど、それなりに綺麗に磨けました。
 もう暫くは磨きモノをやりたくないンですけど、幾つか手を付けちゃったモノがあるンですよねぇ~。今は、磨きモチベーションは最低状態です。


P7のヘッドパーツはCaneCreek C2

2005年11月01日 | MTB[Orange P7]
cane_creek_c2_051028_03_s P7のヘッドパーツは、CaneCreekのC2にしました。またもやヤフオク。新品です。
 実はこのパーツがヤフオク初体験。海外からの発送だったので、少しアップが遅くなりました。

 開始価格3,200円の落札希望価格3,200円だから、落札価格も3,200円。送料は600円で振り込み手数料が315円。合計4,115円で手に入れた事になります。

cane_creek_c2_051028_01s この通り大変丁寧な梱包で送付頂きました。また、タイムリーにEメールのやり取りをして頂き、安心してお取り引きすることができました。出品者の方有り難う御座いました。

 ここで、落札額の検証。C2は既にラインナップから外れたか、国内販売はしていないようです。私はケーン・クリークは良く知らないのです。そこで北米サイトを調べると、定価$60。実勢価格は$30~50みたいですけど。コレを使って計算してみます。
 (定価$60×115円/$×代理店利益率他1.10(推定です。ホントの所は知りません。)×オークション出品品0.7)-送料600円-振り込み手数料315円=4,398円
 イイところなんじゃないですかぁ。

 ヘッドパーツは、AHEADSETのLAV-82あたりを買おうと思っていたンですけど、ヤフオクでこのヘッドパーツを見付けてしまったンですねぇ。
 C2をWebで検索して見ると、丁度リジットバイクに付けた写真があって、四角いデザインが私の好み。シールドベアリングだし、使ったことがないメーカーなので、買うことにしまいた。

cane_creek_c2_051028_02_s ところで、フラッシュを焚いた写真を見ると良く分かるンですけど、メッキ表面にポツポツが見えますでしょ。コレ、メッキのピンポールっぽいンですよね。こんな酷いのを見たのは初めて。
 これはケーン・クリークの品質管理の問題であって、出品者の責任ではありません。ケーン・クリークってこんなメーカーなの?

 ちなみに質量はカタログ値128g。実測値もこのくらい。ちょっと重いなぁ。


P7はFliteを使います

2005年10月30日 | MTB[Orange P7]
flite_051027_03_s

flite_051027_01_s P7のサドルは、selleITALIAのFliteを使います。この通り中古品です。またヤフオクで買いました。
 このサドルはお買い得でした。開始価格100円。落札価格はちょっと競って898円。送料はエクスパックで500円。銀行振込手数料は315円。合計1,713円で手に入れた事になります。

 出品者の方には、丁寧かつ迅速に対応して頂いた上、ジャンク扱いなのに十分使える状態のものを譲って頂き、大変感謝しております。有り難う御座いました。

 さて、いつもの反省会です。フライトの定価は12,180円なので、購入額は85%引きとなります。この購入額は適正だったのでしょうか?ちょっと計算してみます。
 {(定価12,180×オークション出品品0.6
  ×ジャンク扱い(状態:良)0.2)-送料500
  -振り込み手数料315}×欲しい度1.3=841円
 と言う事は、ほぼ予算通り。イインじゃないですか。

---<10/31訂正>--------------------------------------
 あっ、違う、間違った。送料、手数料分予算オーバーですね。予算組みの中に送料、手数料入れてますから。
 でも、状態が良いから全然問題無しです。
----------------------------------------------------

 フライトはかつて、こんなになるまで使ったサドルであり、私のケツに馴染むことが分かっているので安心です。さらにヤフオクと言えども、フライトは高いので、サーリー1×1使っているフライトのように、表皮が貼り換えられる安いジャンク物を探していました。サドルレザーも余っているし。

flite_051027_02_s レールもフレームもこの通り綺麗な状態で、スポンジも含めてヘタリは無さそうです。
 
 
flite_051027_04_s 質量はこの通り、ほぼカタログ値229g通りです。今となってはありふれた数値ですが、サドルはやっぱりケツに馴染む物が良いです。

 このサドルを手に入れられて、とってもラッキーでした。
 表皮の貼り換えは、思ってたより状態が良いので、取り合えず保留。

 問題は私自身。いくらケツに馴染んだサドルといえども、サドルにケツを着けての走りは、ここ何年もやってません。私のケツは耐えられるのでしょうか?それどころか、脚も上半身も心臓も肺も、かなりヤワになっています。(だから登りもやっとけって) 今からでも、クロカンバイクに乗れるのでしょうか?


ひかえおろぉぉッ!                トムソン様であらせられるぞぉぉッ!

2005年10月26日 | MTB[Orange P7]
thomson_seatpost_03_s

thomson_seatpost_04_s トムソンのシートポストです。ヤフオクで買いました。
 ポスト径26.8mm、長さ330mmのノンッカット。色は私の好きなシルバー。中古です。中古には見えないでしょう。

 開始価格4,000円の落札価格4,700円。エクスパック500で送料500円。銀行振込手数料420円。(しまった。休日に振り込んじゃった。平日にしとけばよかった。) 合計5,620円で手に入れた事になります。
 定価が9,800円だから、43%引きで手に入れたことになります。タキザワ価格が7,980円だけど、新品同様だからイイ価格ではないでしょうか。出品者の方、有り難う御座いました。

 コレで晴れてトムソンオーナーです。憧れのトムソン、使った事がないンです。初めはDMRに使うつもりで買ったンですけど、カットするのが忍びないので、カラーを使ってP7に使う事にしました。P7だったらクロカンポジションなので、そんなに切らなくても済むでしょ。(でも短足だから、かなり切るか。)

thomson_seatpost_01_s これがエクスパックで届いた状態。袋付きで、さらに柔らか物で包んでありました。お心使いが有り難いです。
 このままで十分綺麗なのですが、ばらして、いつものように食器用洗剤で洗うことにします。

thomson_seatpost_02_s ちょっと洗って磨いただけでこの通り、ピッカピカです。
 さすがトムソン仕上げが綺麗。それにホントに軽い。ヤグラ部分は厚板プレスのように見えますが、複雑な形状なので鍛造なのでしょう。厚板プレスと言っても、何回もおすので鍛造のようなモンですけど。

thomson_seatpost_05_s これがトムソンの証、異型断面です。前後方向の入力荷重に耐える形状となっています。
 初めて現物を見ました。感動です。

 嬉しいなったら、ウレシイなぁ~♪


超ジェラルミン製のハンドルバー

2005年10月25日 | MTB[Orange P7]
 とうとう登録しちゃいました。Yahoo!オークション。これで更に物欲街道まっしぐら。

 で、買ったのが、P7用のハンドルバー&グリップ。

nittosyspro_01_s 出品者の方とはスムースに取り引きができ、梱包もこの通りしっかりしてます。出品者の方、どうも有り難う御座いました。

nittosyspro_02_s
  このハンドルバーセットは、NITTOとOGKがタイアップして商品化した「SystemPRO MTB SLIM HANDLE & GRIP SYSTEM」ってもの。ハンドルバーはNITTOのG164、グリップはOGKのGX-53。
 入札する前に、メーカーHPやWeb検索で調べてみたンですけど、情報はありませんでした。「長期在庫処分」とありましたから古い製品なのでしょう。誰か知ってる?

 状態は新品。落札額は3,000円。送料、振り込み手数料(一緒に買ったクワハラグリップと按分)を含めると、3,725円。製品定価が分からないので、お買い得かどうかは分かりません。

 じゃあ何故買ったかと言うと、「超ジェラルミン(スーパージェラルミン)」てトコ。レシプロ飛行機ファン(マニアと言うには知識がなさ過ぎ)には、たまらない響きです。心惹かれちゃいます。

 さて、実際の性能はどうなのでしょう?先ずは箱書きから。
「このハンドル・システムは、NITTOとOGKとのタイアップによって、従来からトップライダーより求められていたグリップの小径化を、実現させた画期的なシステムです。164g超軽量スーパージェラルミンのハンドルと、特殊ラバーグリップのコンビネーションにより、ハンドルの引きが向上し、操作性がアップしました。また、走行時のショック吸収は、従来品に比べ、大幅な向上を実現しました。」
 ハンドル幅560mm、バックスィープ6°

 ほほう。なんか良さそうです。本当はハンドルバーとシートポストは、軽量化と振動吸収性を狙ってカーボンモノを狙ってたんですけど、「そんなに出すのかぁ?」ってくらい値が上がっちゃうンですよね。じゃあってンで、P7はクロモリフレームだし、またサーリー1×1と同じく、クラシカルなスタイルにすることにしました。
 と言うコトで、シルバーパーツのこのハンドルと相成りました。「狭い」トコ行くのが好きな私には、お似合いのパーツでしょ。

nittosyspro_03_s 更に、最近の若い女性より手が小さい私にとっては、この製品の売りである細いグリップは魅力的。ホント細ぉ~いンですよぉ。
 グリップのカーブも手に馴染み、材質のせいか手に吸い付く感じ。表面に凹凸が無いのが気になりますが、P7は山バイクにするつもりなので、グラブに泥が付いたらゆっくり泥を落とせばいいんです。レースに出るわけじゃないですから。
 6°のバックスィープも実際に握ってみると、私の好みです。

 ここで、ちょっと他の製品と較べて見ましょう。
 先ずは大御所EASTONのEC70。質量125g。さすがEASTONです。実勢販売価格は11,000円くらい。ヤフオクで3、000円では落とせませんね。
 次に、TRIGONのGHB101。質量135gで実勢販売価格は、7,000円くらい。これならヤフオクで3,000円ぐらいでどうにか落とせなくも無いかな?でも、出物がありませんでした。
 最後に、庶民の味方grungeのアルミストレートハンドルバー。現在私がチタニシモに使っているヤツです。150gの定価2,415円。ゲッ!今回買ったハンドルバーより軽くて安いじゃん!さすがコストパフォーマンスぴか一の東京サンエスさんです。てコトは、チタニシモのハンドルをそのまま移植すれば良かったってコト?

 いやいやいや、そんな事はありません。握りは細いし、超ジェラルミンだし、珍しいじゃん。ジェラルミンの振動吸収性に期待しましょう。振動吸収性については、バイクを組んでからのお楽しみってことで。

nittosyspro_04_s 最後に、さすがNITTOさん。ハンドルクランプ径は25.4mmピッタンコでした。


ウォォォ~!                   やっちまったぁ!買っちまったぁ!

2005年10月19日 | MTB[Orange P7]
p7_reached_1_s うぉぉぉ~!とうとう買ってしまいました。これ以上バイクを持っててどうする?! 状態なんですけど・・・・。
 コメンサルです。って、うっそぉ~!?
 スミマセン。ウソです。
 
p7_reached_2_s 「クロモリXC欲しいかも」で欲しがっていた、クロモリクロカンフレームです。「ロクにバイクに乗っていないのに、コレ以上バイクを増やしてどうするんだ!」と言っていたのに、やっちゃいました。ポチッとインターネットで発注しちゃいました。インターネットの馬鹿ぁ~!(八つ当たりです。「ポチッ」だけじゃ発注できないし。)

p7_reached_3_s オレンジのP7です。ヒュウゥゥ~!カッコいいィ~!
 MTBマガジンで、ピンキー号ことピンクのサーリー1×1の記事や他の記事を書いていらっしゃる鏑木さんのお店「轍屋」さんで買いました。破格のお値段だったンですよ。さっき轍屋さんのHPをのぞいたら、P7はもう無くなっていました。買っといてよかったぁ~。

 いやぁ~、実は「クロモリXC欲しいかも」の記事をアップした時には、もう既に轍屋さんに発注しちゃってたンですねぇ。
 前記の記事のエクセルの比較表を作って、P7がイイなと分かって、何気なくWeb検索したら轍屋さんのHPがヒットしちゃたンです。しかも、フレームサイズが私が乗れる15インチフレーム。更に、破格のお値段。
 ’06年モデル発表の時期だし、直ぐ無くなっちゃうだろうなぁ。と思ったので、30分ばかし考えて在庫確認のメールを打っちゃいました。
 何を買うにも、1週間は考える慎重な私は何処に行っちゃたの?レインなんて2ヶ月も悩んでいたのに・・・。そうだ!これで誰にも「あなたって、石橋を叩いて渡らないタイプねっ。」って言わせないぞ!新しい自分、こんにちは!(そういうコトか?違う気がするぞ。)

 ところで、鏑木さんのピンキー号と私のサリーちゃんといい、今回のP7といい、鏑木さんとは何か縁がありそうです。(無理矢理です。) 鏑木さん。今後もよろしくお願いします。

p7_reached_4_s 轍屋さんには、BBやヘッド部のフェイシング、シートピラー上端のバリ取りはもちろん、デイスクブレーキキャリパー台座のフェイシングまで、サービスでやって頂きました。どうも有り難うございました。
 
p7_reached_5_s これが、デイスクブレーキキャリパー台座のフェイシングされた状態。私、初めて見ました。フェイシングしてない面って、結構精度が出てないンですね。座面が凹んじゃった分のシムまで付けてくださり、有り難うごさいます。
 サーリーの座面なんて、ぽってりパウダーコーティングだから面出てないンだろうなぁ。サーリーには’05LXディスクを使うので、調整は楽なんだけど。(ヘイズのように、車体進行方向軸に対して回転方向に調整可能です。)
 
p7_reached_6_s うっ、どっかで見た光景せっかく綺麗にしたのに。チャッチャと組んじゃいましょう。
 という訳にもいかないのです。パーツはこれから集めなければなりません。まあ、大部分はチタニシモからの移植なんですけど。
 チタニシモはどうなるか?そうなんですねぇ~。チタニシモのフレームが「お気楽固定ギア」のバイクになります。26インチ固定ギア通勤スペシャルです。でも、お気楽なので本当に固定ギアになるか分かりません。なので、チタニシモで固定ギア化の現物確認をしてから、P7へのパーツ移植となります。
 なもんで、サーリー同様、P7ものんびり組みたいと思います。乗るバイクもいっぱいあるし・・・・。
 バイク資産も、すっかり小太り状態です。


クロモリXC欲しいかも

2005年10月12日 | MTB[Orange P7]
 クロカンバイク(リアルクロカンではなくて、登って下れる山バイク)としては、チタニシモを持っているのですが、最近このチタニシモに嫌気がさしてきてしまいました。このバイクを生かそうと、近所の裏山を登り降りしてきたのですけど、どうにも下りが気持ち良くありません。登りはペダリングを丁寧にすれば登れるようになったンですけどね。
 古いフレームですから(もともとフルリジットのバイクです。)、仕方がないのですけれども、リア廻りがDMRより硬いのに、ヘッド廻りがグニャグニャ。自分のライテクの無さを棚に上げて、ナンなんですけど、リアがバンバン跳ねられるほどに、方向が定まらなくなるって具合です。

 チタニシモに対し、フルリジットのサーリー1×1は、全然気持ち良く走れます。でも、チタニシモは、走るほどに不安と緊張が増すばかり。音も「グヮシャ!グヮシャ!」と壊れそうな物凄い音がします。壊れないンですけどね。
 フルリジットの時代のフレームに、今としては剛性は低いけどそれなりの剛性のブラックコンプを、無理矢理インストールしたモンだから、単純にバランスが悪いンでしょう。

 既に、登りも下りもこなすバイクとしてはレイン2を持ってます。今は下り設定になってますけど、ステムを長くして、サドルを水平にセットすれば、立派なオールマウンテンになります。15kg強とちょっと重いけど、登りも下りもスキル不要でこなしてくれるサスペンションと引き換えなら、十分元を取ってます。
 でもねぇ~クロモリハードテールの気持ち良さがないのよねぇ。なぁんて、ライテクもないクセに贅沢なことを言ってみたりして。

 クロモリリジットと言えば、サーリー1×1があります。このバイク、フルリジットでも登りも下りも気持ちイイ。ホーンを使ってリア多段化と言う手もあります。でも、オートマ失敗したばっかりだし、なんか中途半端になりそう。 まだ本来のシングルスピードで乗ってないので、多段化で遊ぶのはまだ早いでしょう。

 なんだかんだ屁理屈を言ってますが、単純に物欲です。只欲しいだけ。今でさえバイクに乗ってないのに、コレ以上バイクを増やしてもしょうがないンですけどね。
 てな訳で、クロモリXCを所有するのが現実的かどうか判断する為、フレームで買える5万円前後(10万円以下)のフレームを横並びにしてみました。

「CRMOXC.XLS」をダウンロード
<10/25訂正> オレンジP7のシートチューブ径、シートポスト径を、
         実測値に修正。

 エクセル95ファイルです。05モデルなので直ぐに役に立たなくなっちゃいますけど、興味のある方は開いてみて下さい。
 各数値については責任は持てません。確実な数値はメーカーや代理店のHPを参照して下さい。また、全てのクロモリXCを載せている訳でなく、私の興味のあるフレームだけを載せてます。

 載せているフレームは、DMR Switchback,OnOne Geared Inbred,Orange P7,Cove HAND JOB,Voodoo WANGA,MITANI BigBear,Voodoo BIZANGO,ANCHOR XNC7,Rocky Mountain BLIZZARD です。安い順に並べています。
 調べた項目は、定価(税込み)、Vブレーキ台座有無、フレームサイズ、チューブ材質、重量(g)、カラー、想定フォーク、フレームサイズ(センター~トップ)、フレームサイズ(センター~センター)、キャスター角、シート角、オフセット、リアセンター、トップチューブ長、ヘッド~シート延長線、ハンガー下がり、BBハイト、フロントセンター、ホイールベース、ヘッドチューブ長、シートチューブ径、シートポスト径、基準フォーク、代理店 です。ジオメトリーについては、私が乗れる小さいサイズしか調べていません。

 調べた結果、さすがに5万円以下のフレームはありませんでした。でも、5、6万円強って結構あるンですよね。イイ時代になりました。

 先ず最初に目を付けたのが、カナダブランドの「Cove HAND JOB」。東商会さん扱いなのでお世話になってる自転車屋さんで取れます。値段もソコソコ。材質もコロンバス LIFEと申し分なし。でも、トップチューブ長が異常に長い。これはヘッド~シート延長線上のトップチューブ長と考えるのが妥当なのかもしれませんが、取り合えず保留。

 お次は、「DMR Switchback」。このフレームのコンセプトは山バイクにピッタリみたいです。ISCGマウントも付いてるし。でも、スケルトンの標記がフレームサイズ(センター~トップ)だっけってどういうこと?これじゃ何も分かりません。一番小さい16in(C-T)でも普通に考えたらデカ過ぎます。それにトレールスターと被っちゃうし。
 このSwitchbackは、トレールスターが廃版になった年に出たモデル。トレールスターを買った時に、Switchbackの小さいサイズがあったら、コレを買ってたなぁ。なんて言ったてコストパフォーマンスがピカ一。トレールスターを買った頃って、このぐらいの値段のクロモリフレームってなかったンですよねぇ。

 「OnOne Geared Inbre」も安くてマニアックな匂いのするフレーム。でもこれもスケルトンデーターが少なくて、現物確認なしに買うには不安があります。と言うことでコレも保留。

 「Voodoo WANGA」も、ソコソコの値段でReynolds 631と良さそうなフレーム。でも、これもスケルトンデーターが少ないので、保留。

 「ANCHOR XNC7」は、リアルレーサーなのでパス。

 「Voodoo BIZANGO」、「MITANI BigBear」、「Rocky Mountain BLIZZARD」は、値段的にパス。

 残るは、「Orange P7」。オリジナルクロモリですが、カスタムバテットとあります。リアセンター、ホイールベースも小さめで、山遊び向き。値段も安くて、デザインも色も私の好み。このP7が最適のようです。

 と・・・・?ちょっと待てよ? クロモリクロカンを(新たにフレームを)買うのは、現実的ではないって結果を出すつもりだったのに、すっかり「買ってもイイかも」って結果になってるじゃない。
 イカン!イカン!ロクにバイクに乗っていないのに、コレ以上バイクを増やしてどうするんだ!