小太りMTB

ちっともMTBに乗ってないMTBerのブログ

クロモリXC欲しいかも

2005年10月12日 | MTB[Orange P7]
 クロカンバイク(リアルクロカンではなくて、登って下れる山バイク)としては、チタニシモを持っているのですが、最近このチタニシモに嫌気がさしてきてしまいました。このバイクを生かそうと、近所の裏山を登り降りしてきたのですけど、どうにも下りが気持ち良くありません。登りはペダリングを丁寧にすれば登れるようになったンですけどね。
 古いフレームですから(もともとフルリジットのバイクです。)、仕方がないのですけれども、リア廻りがDMRより硬いのに、ヘッド廻りがグニャグニャ。自分のライテクの無さを棚に上げて、ナンなんですけど、リアがバンバン跳ねられるほどに、方向が定まらなくなるって具合です。

 チタニシモに対し、フルリジットのサーリー1×1は、全然気持ち良く走れます。でも、チタニシモは、走るほどに不安と緊張が増すばかり。音も「グヮシャ!グヮシャ!」と壊れそうな物凄い音がします。壊れないンですけどね。
 フルリジットの時代のフレームに、今としては剛性は低いけどそれなりの剛性のブラックコンプを、無理矢理インストールしたモンだから、単純にバランスが悪いンでしょう。

 既に、登りも下りもこなすバイクとしてはレイン2を持ってます。今は下り設定になってますけど、ステムを長くして、サドルを水平にセットすれば、立派なオールマウンテンになります。15kg強とちょっと重いけど、登りも下りもスキル不要でこなしてくれるサスペンションと引き換えなら、十分元を取ってます。
 でもねぇ~クロモリハードテールの気持ち良さがないのよねぇ。なぁんて、ライテクもないクセに贅沢なことを言ってみたりして。

 クロモリリジットと言えば、サーリー1×1があります。このバイク、フルリジットでも登りも下りも気持ちイイ。ホーンを使ってリア多段化と言う手もあります。でも、オートマ失敗したばっかりだし、なんか中途半端になりそう。 まだ本来のシングルスピードで乗ってないので、多段化で遊ぶのはまだ早いでしょう。

 なんだかんだ屁理屈を言ってますが、単純に物欲です。只欲しいだけ。今でさえバイクに乗ってないのに、コレ以上バイクを増やしてもしょうがないンですけどね。
 てな訳で、クロモリXCを所有するのが現実的かどうか判断する為、フレームで買える5万円前後(10万円以下)のフレームを横並びにしてみました。

「CRMOXC.XLS」をダウンロード
<10/25訂正> オレンジP7のシートチューブ径、シートポスト径を、
         実測値に修正。

 エクセル95ファイルです。05モデルなので直ぐに役に立たなくなっちゃいますけど、興味のある方は開いてみて下さい。
 各数値については責任は持てません。確実な数値はメーカーや代理店のHPを参照して下さい。また、全てのクロモリXCを載せている訳でなく、私の興味のあるフレームだけを載せてます。

 載せているフレームは、DMR Switchback,OnOne Geared Inbred,Orange P7,Cove HAND JOB,Voodoo WANGA,MITANI BigBear,Voodoo BIZANGO,ANCHOR XNC7,Rocky Mountain BLIZZARD です。安い順に並べています。
 調べた項目は、定価(税込み)、Vブレーキ台座有無、フレームサイズ、チューブ材質、重量(g)、カラー、想定フォーク、フレームサイズ(センター~トップ)、フレームサイズ(センター~センター)、キャスター角、シート角、オフセット、リアセンター、トップチューブ長、ヘッド~シート延長線、ハンガー下がり、BBハイト、フロントセンター、ホイールベース、ヘッドチューブ長、シートチューブ径、シートポスト径、基準フォーク、代理店 です。ジオメトリーについては、私が乗れる小さいサイズしか調べていません。

 調べた結果、さすがに5万円以下のフレームはありませんでした。でも、5、6万円強って結構あるンですよね。イイ時代になりました。

 先ず最初に目を付けたのが、カナダブランドの「Cove HAND JOB」。東商会さん扱いなのでお世話になってる自転車屋さんで取れます。値段もソコソコ。材質もコロンバス LIFEと申し分なし。でも、トップチューブ長が異常に長い。これはヘッド~シート延長線上のトップチューブ長と考えるのが妥当なのかもしれませんが、取り合えず保留。

 お次は、「DMR Switchback」。このフレームのコンセプトは山バイクにピッタリみたいです。ISCGマウントも付いてるし。でも、スケルトンの標記がフレームサイズ(センター~トップ)だっけってどういうこと?これじゃ何も分かりません。一番小さい16in(C-T)でも普通に考えたらデカ過ぎます。それにトレールスターと被っちゃうし。
 このSwitchbackは、トレールスターが廃版になった年に出たモデル。トレールスターを買った時に、Switchbackの小さいサイズがあったら、コレを買ってたなぁ。なんて言ったてコストパフォーマンスがピカ一。トレールスターを買った頃って、このぐらいの値段のクロモリフレームってなかったンですよねぇ。

 「OnOne Geared Inbre」も安くてマニアックな匂いのするフレーム。でもこれもスケルトンデーターが少なくて、現物確認なしに買うには不安があります。と言うことでコレも保留。

 「Voodoo WANGA」も、ソコソコの値段でReynolds 631と良さそうなフレーム。でも、これもスケルトンデーターが少ないので、保留。

 「ANCHOR XNC7」は、リアルレーサーなのでパス。

 「Voodoo BIZANGO」、「MITANI BigBear」、「Rocky Mountain BLIZZARD」は、値段的にパス。

 残るは、「Orange P7」。オリジナルクロモリですが、カスタムバテットとあります。リアセンター、ホイールベースも小さめで、山遊び向き。値段も安くて、デザインも色も私の好み。このP7が最適のようです。

 と・・・・?ちょっと待てよ? クロモリクロカンを(新たにフレームを)買うのは、現実的ではないって結果を出すつもりだったのに、すっかり「買ってもイイかも」って結果になってるじゃない。
 イカン!イカン!ロクにバイクに乗っていないのに、コレ以上バイクを増やしてどうするんだ!