【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

スティーブン・フリアーズ監督「あなたを抱きしめる日まで」(2013年、イギリス他合作、98分)

2014-03-27 18:45:02 | 映画

              

 「MOVIXさいたま」で、標記の映画を観ました。


 ストーリーは以下のとおりです。

 1952年、アイルランド。18歳のフィロミナは未婚の母となり、家を出され、修道院に男の子アンソニーとともに入れられます。そこは表向きの博愛精神は名ばかりの、ところ。子どもとは会う時間は一日、一時間。強制労働が行われている非人間的な組織でした。3歳の息子は母であるフィロミナと引き離され、金銭と引き換えに、アメリカの資産家のもとに養子として引き渡されます。

 フィロミナは50年たって、そのことを娘のジェーンに話します。ジェーンはその話しを、ジャーナリストのマーティン・シックススミスに伝えます。彼はBBCのお払い箱になった元記者でした。そこからフィロミナとマーティンとの、息子アンソニー探しになります。ふたりはアメリカに渡りますが、手掛かりになるものがありません。ところが、話しは意外な展開となります。

 実際にあった話しのようで、マーティン・シックススミスのノンフィクションによります。原題は"Fhilomina"、主人公の名前です。「あなたを抱きしめる日まで」と比べると、何ともそっけないですね。外国の映画はそういうものが多いです。主演のフィロミナに字名優ジュディ・デンチ、マーティンにスティーブ・クーガン。

 イギリスの映画はしっかり7安定して、わかりやすく、好きです。深刻なストーリーですが、ユーモアもあります。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿