テレビが家庭にはいってきたころには、子ども向けのドラマが多数ありました。それらがどのような内容のものだったのか、出演者が誰だったのか、記憶は薄れています。そのなかからいくつか、調べて紹介します。
最初は「あねいもうと」という番組。内容は全く覚えていませんが、出演者が西尾三枝子さん、岡崎友紀さんだったことはなぜか忘れていませんでした。夕食時の番組で土日を除く毎日放映されていました。
ストーリーは、高等女子職業学校に通う、しとやかな姉けい子と、高等女学校生の活発な妹とし子が、様々な人生体験をしながら成長していく姿を描いたもののようだったようです。二人の故郷は兵庫県の山村の変電所ですが、姫路市のおばさんのところに下宿して学校に通っているという設定です。
周囲の友達、先生との交流がさわやかに描かれていました。当時は知る由もなかったのですが、若き近藤正臣さんが出演していました。脚本は西島大、小田和生、原作は畔柳二美です。
近藤正臣さんは、姫路高等学校の学生という設定で、西尾三枝子さんの恋人役でした。
役名は、確か「麻生さん」というのだったと記憶しています。
美男子だったのでびっくりしたのを覚えています。
岡崎友紀さんは、まだ中学生でしたが、好感度抜群でした。
あのシーンは脳裏に焼き付いています。当時私自身同じような苦悩をいだいていましたから。背景に姫路高校の寮歌が流れていました。以来今でも時々口ずさみます。