朝日カルチャーセンター(新宿)で「寺川奈津美の気象講座-異常気象と冬の天気-」がありました。もう2か月ほど前に予約して、ようやくの今日でした。
寺川さんは、「NHKニュース7」で最後の2分間ほど登場する気象予報士です(月~金)。ふだんは真面目に(当たり前)、しっかりしたお顔で、天気予報の解説をしていますが、ご本にはいたって明るく、フランクで、親しみやすいお人柄でした。
講座のお話は、まず気象予報士の一日が説明されました。2分間だけ仕事をしているのではなく、ブリーフィングなど、朝から忙しいようです。
次に今年の夏の暑さの特徴、5月31日に東京で32.2度を記録したこと、7月19日から8月16日まで真夏日が続き、その長さ歴代7位だったこと、9月に一転して東日本で5年ぶりの低温だったこと、そうなったわけの分析の説明がありました。
さらに、9月9-17日の関東東北豪雨の実態の解説がありました(日光市で627.0ミリ、今市市647.5ミリ、鹿沼526.0ミリの雨量を記録)。寺川さんは個人的に現地に赴き、自分で撮った写真をパワポで示しながら(三坂地区、水街道)、防災の大切さを訴えました。
そして最後に、今冬の暖冬の予測。しかし、暖冬といっても平均の話で、関東では大雪の可能性がないわけではない、ようです。
寺川さんは、ときどきずっこけながらも(?)、楽しそうに講義をしていました。聞いている人は80人ほどでしょうか。ほとんど男性でした。(笑)
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