【岩崎俊夫BLOG】社会統計学論文ARCHIVES

社会統計学分野の旧い論文の要約が日課です。

時々、読書、旅、散策、映画・音楽等の鑑賞、料理とお酒で一息つきます。

「ベネルクス3国+1」かけ巡り③-ハイデルベルク大学-

2011-09-13 00:03:33 | 地理/風土/気象/文化

 往復ともフランクフルトに入って、そこから帰路となりましたが、そのフランクフルトからバスで約1時間15分の距離にあるのがハイデルベルク、そこにハイデルベルク大学があります。この時期のこのあたりの気候は、札幌のいまのような感じでしょうか。暑くはなく、やや肌寒さを感じます。
          
 ハイデルベルクは人口約14万、そのうち3万人ほどは学生という、学生中心の都市です。

 ハイデルベルク大学の正式名称はルプレヒト・カール大学ハイデルベルク(Ruprecht-Karls-Universität Heidelberg)。この大学は、1386年、プファルツ選帝侯ループレヒト1世によって創立されたドイツでは最古の大学です。フンボルト大学ベルリンなどと並びドイツで有数の、そして多くのノーベル賞受賞者を輩出しました。

 人文科学では、著名な教授が数多くここで教鞭をとりました。哲学史家のヴィルヘルム・ヴィンデルバント、哲学のヘーゲル、社会学のマックス・ヴェーバー、文芸学のフリードリヒ・グンドルフ、社会哲学のユルゲン・ハーバーマス、実存主義哲学のカール・ヤスパースなどです。というわけで、このキャンパスに立つと思わず、襟を正さざるをえません。
              


      ←キャンパスの一部
 
 京都にある哲学の道は、この大学にある哲学者の道に由来するそうです(聞きかじりです)。旧市街の対岸には多くの植物が生育する「バルコニー」があり、ここが「哲学者の道」と呼ばれているのです。

 近くに学生牢というのがあります。かつて学生たちが犯罪を犯したときに、彼らが入れられた牢屋です。そこの壁には多くのいたずら書があり、それなりの藝術作品(?)のようでもありました(下の画像)。ここを見物は有料です。確か3ユーロでした。

             


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