黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

マカロン@スクウ

2009-02-09 | スイーツ
 Y嬢からのいただきもの♪
 奥の白いのは不明(酢の香りがするのはわかるのですが…)、ピスタチオクリームとアプリコット酢、コーヒー酢、アールグレイ酢のガナッシュ、フランボワーズの酢ジャムの5種類。
 ピスタチオ~には、ピスタチオのクリームと酢漬けのアプリコットが挟まれていて、アールグレイ酢~はチョコのマカロン生地にアールグレイ酢風味のガナッシュが挟まれています(他は、それぞれの風味の酢のクリームorジャム)。
 すべてに酢が使われてますが、あまり主張しておらず、ほのかに香る程度。

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 パティスリー・スクウ:東京(自由が丘)

 酢を使ったスイーツを扱っているお店。
 ケーキ類もどんな感じなのか食べてみたいかも~。


『造花の蜜』蓮城三紀彦(角川春樹事務所)

2009-02-09 | 読了本(小説、エッセイ等)
裕福な歯医者であった夫・山路将彦の元から、5歳になる息子・圭太を連れ、逃げ出すように実家へと戻ってきた小川香奈子。しかし、実家は経営の危うい印刷会社である為肩身が狭く、理解者は兄嫁の汀子のみ。
そんな1月の末。かつての隣人であった小塚君江とスーパーで再会した香奈子は、彼女との立ち話に付き合っているうちに、圭太の姿が見えないことに気づく。その後、すぐに見つかったのだが、後に誰かに連れ去られそうになり、自力で逃げ出していたのだと圭太自身の口から聞かされた香奈子。山路の仕業ではないかと思いつつも、ある事情から他者の介入を避けたい彼女は、結局届け出なかった。
そのひと月後の2月末。香奈子は、幼稚園から圭太が蜂に刺され病院に運ばれたとの連絡を受け、普段から送り迎えをしてもらっている父の会社の従業員・川田の車で向かった。しかし、途中で不審を抱き、幼稚園に連絡すると、そんな連絡はしていないと言われ、誘拐事件が発覚。
幼稚園の先生・高橋を責める香奈子に、彼女は、香奈子と川田が迎えに来た為、送り出したのだと強く言い張る。
そんな中、誘拐事件のエキスパートである橋場警部をはじめとする警察が捜査に乗り出すが、自分たちからは身代金の要求はせず、くれるというのならば貰う、というおかしな犯人に翻弄される。
その後、圭太は無事戻り、事件は収束したかに思われたのだが……

誘拐ミステリ。
……といってもただの誘拐ものではなく、二転三転四転…と、どんでんがえしにつぐどんでんがえしで、めまぐるしく変わる様相が、ちょっとすごすぎ(笑)。
今まで気になりつつも、何となく敬遠していた連城さんですが(恋愛小説を書かれるイメージだったので…)、他の作品も読んでみたいですv

<09/2/8,9>