黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『12番目のカード』ジェフリー・ディーヴァー(文藝春秋)

2006-11-20 | 読了本(小説、エッセイ等)
ハーレムのラングストン・ヒューズ高校に通う、成績優秀な黒人高校生ジェニーヴァ・セトルは、図書館で資料を閲覧中、何者かに襲われそうな気配を感じ、間一髪で難を逃れた。
現場に残されていたのは、レイプの為の道具の入ったバッグと1枚のタロットカードだった。
そんな現場を調べるべく到着したニューヨーク市警のロン・セリットーの目の前で、聴取中だった図書館長が銃撃される。
その後も執拗にジェニーヴァを狙う犯人の影。
動機が、彼女の調べていた南北戦争時代の解放奴隷であった先祖、チャールズ・シングルトンに関わっているのではないかと、過去彼が関わったとされる事件について調べ始めたリンカーンとアメリアたちだったが……。

リンカーン・ライムシリーズ第6作。
終盤の二転三転するところが、いつもながら楽しめたのですが……前作の方がドキドキ感は上かなぁ(笑)。

<06/11/19,20>