『霧の訪問者 薬師寺涼子の怪奇事件簿』田中芳樹（講談社）

警視庁一の傍若無人女王・薬師寺涼子警視は、部下・泉田準一郎警部補を引き連れ、軽井沢へとやってきた。彼女の目的は、アメリカ有数の大富豪であるマイラ・ロートリッジ主催のパーティに参加すること。
しかしその矢先、泉田が車にひかれ、拉致されてしまうという事件が発生……その犯人はマイラの娘・アーミテシアだった。
そんな彼女の元から何とか抜け出した泉田は、涼子と共にパーティ会場へ。
ところが会場である洋館ホテルもろともアーミテシアが焼身自殺。真相を探るべく乗り出した涼子たちは……。

アーミテシアについて今ひとつ、もの足りなさを感じます。
……女装大会のインパクトの所為？(笑)。

<06/11/4>