黒猫書房書庫

スイーツ多めな日々です…。ブログはちょー停滞中(´-ω-`)

『ツバサ 15』CLAMP(講談社)

2006-07-16 | 読了本(漫画)
“砂の国”に辿り着いた小狼たちを待っていたのは、神威という少年の率いる集団。
有無を云わさず、小狼たちに襲いかかっていた彼らだったが、その戦いの最中に現れた、もうひとつの集団の存在によりその抗争の理由が明らかに。
その国では、地上に15年間酸性雨が降り続き、人々は地下へ逃れ、わずかに残された地下水脈の水を守っているのだという。彼らは、小狼たちがその水を狙ってやってきたのだと思っていたのだった……。

もうひとりの小狼も動き出し、謎が謎を呼ぶ展開です(笑)。
前日にホリックを読んでいて、?と思っていた小狼のシーンも繋がり、納得。
……それにしても表紙が、めちゃめちゃ平和(笑)。


<06/7/16>

『あらしのよるに』きむらゆういち(小学館)

2006-07-16 | 読了本(小説、エッセイ等)
嵐の夜。互いの姿のわからぬ状況で出逢ったオオカミのガブとヤギのメイ。
種族を超え、友情を育む彼らの前に立ちはだかる厳しい現実。そして待ち受ける運命とは……。

絵本の小説版。
以前、木村さんがどこかの本かインタビューで、絵本での表現では、極力文字を削る(その為にどちらが話してるか説明しなくても良いようにふたりの口調に変化をつけている等)というような話をされてたと思うのですが、やはり小説では合間を補われてますね。
どちらが直接的に響くかと言われれば、やはり絵本かなぁという気がしますが、エピローグは秀逸です。

<06/7/16>