昨年のマイルチャンピオンシップ、大外の18番枠からまるでワープするような離れ業でペルシアンナイトを優勝させたが、今年はどうなることか、このまま流れをつかめず終われないと思うので、潮目は来るはずだ。前走のペルシアンナイトは不利もあったが、今度は試金石だ。京都外回りは下りの下手な馬には厳しい。ここまで書くと想像がつくと思うが」、昨年の実績は今回のクロコスミアの快走と同じで侮れない。
ルメールの快進撃の陰でかすんでいたデムーロの勝つ番が来たと思って、あえて3連単の頭固定で馬券を組み立てたが、終わってみれば3着と何とも微妙な結果に終わった。頭無くても紐にはとの期待から馬連も購入して万全と思いきや、よりによって3着とは、何とも難しい結果になった。頭なしで3着固定の馬券これも買いにくい。ゴール前はリスグラシューとのデッドヒートで紐荒れと読んだが紐が二着まで確保して波乱となった。リピートの多いこのレースでクロコスミアが二着に粘り切ったのはそれはそれで、データ通り。リスグラシュー以外には三馬身もの差をつけており、実力は証明したといえる。今後とも京都のこのコースは要注意だ。穴馬は忘れたころにやってくるの格言通りだった。
そろそろMデムーロの出番と思うが、連覇のかかるモズカッチャンで勢いを取り戻したいところだと思う。どうも勝ち運に見放されているような、特にG1だけど、この騎手は勢いを取り戻すと止まらない。そういった意味でもこの一戦は興味深い。エリザベス女王杯の日は九州場所の初日に当たる。福岡の大相撲を見に行った時のラキシスの快走が忘れられない。エクセル博多からタクシーで移動したのを懐かしく思い出す。
今週もルメールのG1勝利の勢いが止まらない。勝負事は何かのきっかけで流れが変わるものだけど、今の所変わる気配がない。全く関係ないけどアメリカの中間選挙の結果が予想を外すようだと、流れが変わるかもしれない。エリザベス女王杯はラキシスの快走が思い出だが、福岡場所のスタートと被る。稀勢の里の復活に引っ掛けて建徳外でもするかな。
地方の祭典レースが中央で開催され、盛り上がった。中でもJBCクラッシックは注目レースだったが、結果は実力伯仲の中上位人気の馬が上位を占めた結果となった。狙いのオメガパーフュームは惜しい二着だったが、三歳馬ながら現時点での最高のパーフォーマンスを見せてくれたと思う。