終わってみれば、クロノジェネシスの完勝だった。桜花賞、オークスが3着、秋華賞を勝ってラスト一冠を獲得、勢いに乗って臨んだエリザベス女王杯は物足らない0.3秒差の5着。この結果が前評判上の距離不安になり人気を下げ気味だったけど、全く関係ないぐらい完勝のレースだった。重馬場と京都巧者と言うことで注目していた、アメリアブルームは俗にいう家賃が高かったということか。その少し後ろに位置していた、カレンブーケドールは負けて強しのレースだった。これで、次走が楽しみになった。
改めて札幌2歳Sを見たが、直線で進路を切り替えて、着もないような位置からぎりぎり伸びて3着だった。前走もレコード決着のレースをビュイックの激しい追い込みに応えて、何とか三着確保今回の共同通信杯は馬体重は前走からプラス2キロ成長分を維持して、迫力のある場体となった。絶対的な一番人気のマイラプソディから離されての三番人気ながら、内容はビターエンドとのたたき合いを制しての勝利。札幌記念のレースぶりが生かされたような気がする。迫力十分の走りと馬体からは大物感が漂う。