ふたり 著:唐沢寿明
ずいぶん古い本ですが読みました
唐沢寿明さんについては、いろいろなドラマとか映画とかで、
いい役者さんだなとしみじみ思っていたところ
何かの記事で、面白人間だという話を知って
そんなことでも書いてないかと読んだ次第であります
週刊誌に見つかった別居部屋が
ただの模型部屋だったとか、そういう
面白テーマを読みたかったんですが、
実際は、唐沢寿明さんという人が
どう悩んで、どう演技に向かってきたかという
非常にまじめで、思ったのとは違ったけども
面白い本でありました
内容からして、どうやら
奥さんとのなれそめと、その時の心境
それをつづった時期とかに出たんでありましょう
実際内容もそうでありまして、
心が通っていくというか、ふたりという題名にふさわしい
そういう出会いと、そういうものならば
そりゃすばらしいなと思わされる
見事なお話であります
だが、それよりも生い立ちとか、
実際に役者へと進んでいく生き様のほうが面白かった
若いうちから、結構とんがっていたようで
正直、その頃のそういう唐沢さんを見たいと思ってしまったんだが、
ともかく、やさぐれて酷い有様だった頃とか、
なんか、大きくなる役者の3人に1人くらいは
こういう人なんじゃないかと、
そのやさぐれぶりに目を見張るのでありました
というか、覚悟が違うといったらいいんだろうか
賭けているという感じなんだけど
気負いとは違う、ブラフというか、そんなでは当然ない
当たり前に、とんでもないことをしていくといった
その行き当たり場当たりを
まさに体現したかのような生き様は
凄いバイタリティだよなと感心しきりでありました
まさに、体で、人生で学んでいくというのを
地で言ったかのような生き様が面白くて
でも、その内容とか、いろいろ思っていると
本当はもっと違うところにあるのかもとも
思わされたりなんだったりなのであります
ただ、悪役のきわまったところのを見たいなぁと
そう思わされるのであります
どこか、無機質とも思えるようなところがあるのは
実際に、そういうところを持っているからなんだなぁと
改めて思わされるのでもあります
そんなわけで、今現在の唐沢さんが
これを読んで、ノリで書きましたと言っても
なんら不思議ではないほど
なかなか凄い内容でありました
面白かったのでメモっておくのであります
いい役者さんだよなぁ
ずいぶん古い本ですが読みました
唐沢寿明さんについては、いろいろなドラマとか映画とかで、
いい役者さんだなとしみじみ思っていたところ
何かの記事で、面白人間だという話を知って
そんなことでも書いてないかと読んだ次第であります
週刊誌に見つかった別居部屋が
ただの模型部屋だったとか、そういう
面白テーマを読みたかったんですが、
実際は、唐沢寿明さんという人が
どう悩んで、どう演技に向かってきたかという
非常にまじめで、思ったのとは違ったけども
面白い本でありました
内容からして、どうやら
奥さんとのなれそめと、その時の心境
それをつづった時期とかに出たんでありましょう
実際内容もそうでありまして、
心が通っていくというか、ふたりという題名にふさわしい
そういう出会いと、そういうものならば
そりゃすばらしいなと思わされる
見事なお話であります
だが、それよりも生い立ちとか、
実際に役者へと進んでいく生き様のほうが面白かった
若いうちから、結構とんがっていたようで
正直、その頃のそういう唐沢さんを見たいと思ってしまったんだが、
ともかく、やさぐれて酷い有様だった頃とか、
なんか、大きくなる役者の3人に1人くらいは
こういう人なんじゃないかと、
そのやさぐれぶりに目を見張るのでありました
というか、覚悟が違うといったらいいんだろうか
賭けているという感じなんだけど
気負いとは違う、ブラフというか、そんなでは当然ない
当たり前に、とんでもないことをしていくといった
その行き当たり場当たりを
まさに体現したかのような生き様は
凄いバイタリティだよなと感心しきりでありました
まさに、体で、人生で学んでいくというのを
地で言ったかのような生き様が面白くて
でも、その内容とか、いろいろ思っていると
本当はもっと違うところにあるのかもとも
思わされたりなんだったりなのであります
ただ、悪役のきわまったところのを見たいなぁと
そう思わされるのであります
どこか、無機質とも思えるようなところがあるのは
実際に、そういうところを持っているからなんだなぁと
改めて思わされるのでもあります
そんなわけで、今現在の唐沢さんが
これを読んで、ノリで書きましたと言っても
なんら不思議ではないほど
なかなか凄い内容でありました
面白かったのでメモっておくのであります
いい役者さんだよなぁ