CLASS3103 三十三組

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【読書】陥没地帯/オペラ・オペラシオネル

2018-10-27 21:36:59 | 読書感想文とか読み物レビウー
陥没地帯/オペラ・オペラシオネル  作:蓮實 重彦

読んだけど理解できていない
荒涼とした風景と砂、そんなイメージが連綿と語られていて、
それが何を表していて、何がどう描写されたのか
もう、さっぱりわからない、凄い詰まってるようにも思うんだが、
同じことを繰り返しているだけで、
何がなんなのか全然理解できない
そんな按配で終わったのが、陥没地帯という中篇でありました

もう一本のオペラ・オペラシオネルは、まだ若干理解できたようにも思うが、
やっぱり同じように、似たような表現が繰り返されて、
夢と現実と、オペラの情景がごたまぜになっていって
最終的になんだったのかは、さっぱりわからんと
そんな感じだったのであります、こっちは短編

と、そんな風に、書いてあったことを
とりあえず自分が感じたままに書くことしかできなかったので
まるで、追いつくことができない読書となったのでありますが
個人的に感じたのは、こういう本は、仕事とか引退して
しっかりと性根をすえて読もうと思いながら、立ち向かうべきだということである
電車の行きかえりとかで、つらつら読むのには
さっぱり適さないと、物凄く反省したのでありましたとさ

どちらの物語も、描写はステキでありまして
その情景や、絵のようなものは物凄く浮かんでくる、
映画のシーンのようといったらいいか、
登場人物があえて影だと描写されて、その蠢く様や、
ざわめきみたいなものが、そうだと書かれていないのに
そう聞こえてくるような、不思議な読書をすることができたのであります
そういう意味で、凄い面白いというか、小説を体験したような
不可思議な読書になって大変面白かったのであります
が、やっぱり、中身というか意味がよくわからなかったので
なんともはやという感想なんでありますけども、
一本の物語を本当か嘘か、騙りか、作り話か
そういうように、いったりきたり、語り手も変わり、代わり、
そしてそれぞれの語りに相手が登場人物として現れて
気付いたら、その人物が語り始めてと
とりとめなく続いていくようなお話なのでありまして
どう考えたらいいのかさっぱりわからんのだけども
ただただ、舞台のイメージや、砂漠のようなイメージを
絵葉書のように、そこにあるように
想像しながら読むことができて、よかった、
いや、よかったのか?
よくわからんが、ともかく、風景は伝わってきた
そんな読書でありました

私には難しすぎる


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