CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

西郷どん  波乱の新政府

2018-10-28 20:45:38 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「西郷どん」
視聴完了であります、明治政府のどたばたが
凄い面白いのでありました
実際どうだったんだろう、新政府の高官たちは
やっぱり金におぼれていてもいただろうし、
それなりの、いや、もっと強い志もあったろうしと
考えられるんだけども、
ちょっと前まで整然としていたものが、あっという間に瓦解して
皆が好きなようにしだすという
この事態というのが、大変興味深い
そう思わされた一回でありました、人間、そういうものなのかもなぁ
階級というのは、ひとつ社会不安を払拭するにあたり
必要な制度ではないかと、中世的に思わされるのである

そんなどたばた新政府で、西郷さんの役どころは
もうマスコット的なものになっているのも確かでありました
主役は大久保といっても差し支えない感じなのが
またいいところだなと思わされたりしながら
その大久保の苦悩と苦難がみてとれて
やりすぎという感じを描写していないので、
ただただ正しいことをしようとしている
しかもスピードが足らないといらいらいしているというのが、
周りとの剥離や乖離を呼んでんだろうと思ったりすると
なかなか考えさせられるところでありました
そういう意味で、民主主義というのは難しいものであるな
みんなと刷り合わせるという時間が必要だというのが、
西欧列強との差を埋めるという段において
非常に足かせであるというのも、考えさせられたのでありました

そんなわけで、これまでとまったく別ベクトルの物語だけども
年齢を重ねたおかげか、今凄い面白いと
このところの政府のあり方と、そこでの戦いが
楽しくて仕方ないと、明治の楽しさに
ようやっと気付いたと思えるような物語に
没頭しておるというわけでありました


最新の画像もっと見る

コメントを投稿