CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

青天を衝け  栄一、もてなす

2021-11-14 20:59:34 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「青天を衝け」
視聴完了しました
今回は、前回から比べるとだいぶ落ち着いた感じで
まぁ、次回へつなげる一話という意味もあったんだなと
さっき予告みて思ってしまったんだけども、
千代を中心とした、きゃいきゃいする女子会風景がほほえましい
全体的に、きな臭いことのない箸休め回だったように
感じるのであります

とはいえ、三菱がちゃっかり海運を握っていったり、
大隈さんが悪いのか、そうでもないのか
わからんまま、伊藤の暗躍やらなんだかんだ
楽しそうでもあったりしていたんだが
全体を通して、グラント将軍とのあれこれに終始で、
世相との対比が面白かったのでありました

栄一がすっかりえらくなってしまったし、
親戚の関係も、なんだかんだ、喜作とか実業筋に入ってしまったので
こわ高々と渋沢を非難する声というのが
どれくらい本当の意味の民意に近いのか
そのあたりがわからないというのが、視聴者としては残念なところなんだが
無責任にそういった人たちを糾弾するという図式は
まぁ、昔からテンプレートのそれこれよなぁと思ったりするところ
あたりもすれば、はずれもするが、
そういう石を放り投げることを仕事だと言い張る輩は
なんとなく、虫が好かんと思ったりしてしまうのであった
内容と関係ないな

女子会できゃぁきゃぁやってた楽しそうな風景もよかったんだが、
嫁紹介で、旦那の顔だけ出てくる演出で
しょっぱなの井上だけ写真選択が間違ってるくさかったのが面白かった
いや、あれで正しいのかもしれんが、こういう部分を見てると
大河ドラマって変わったなぁと思わされるばかりである
なんというか、見やすい、しょーもないけど面白い

物語としては、将軍自らが言っていた通り
すでにロートルの身をもてなしたところで、何も与えることはできないというのは
絶望的な話でもあるが、実際そうだったろう
そして、そこを考えると、市井での糾弾は正しかったとも思えたりしたのでありました
まぁ、それはそれとして、おもてなしはしっかりしないとなと
いい話になってるのは、もうドラマだからそれでよいと
見ていてほのぼのとしたわけだけども
社会派的な作品であれば、このあたりもう少しつっこんでもよかったのかもなぁと
考えさせられたのでありました
オリジナル脚本の歌舞伎やらせるとかいうあたりとか、
すげぇ学園祭っぽくて楽しそうでよかったが
それを国の金でやるとなるとなぁと
改めて、小難しいことを考えてしまったのでありました
いや、彼ら民間だからどうでもいいのか、よくないのか

とりあえず、次週つらい話になりそうなので
あんまり見たくないと思ったりしてしまうんだが、
もう11月も終わりだと思うと、このイベントはささっと終わらせておくれと
思ったりして、一週間過ごそうと思う