CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

麒麟がくる  訣別

2020-12-13 20:45:53 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」
視聴完了しました
とうとう将軍方との物別れとなって、
光秀悔恨の涙といった具合が、凄くよかった回でありました
しらっとしている、三淵が酷いなと思ったんだが
これが戦国の政治かなとも思わされるところ
その大外で、帝の威光というか、あまりにもまばゆいカリスマのようなものが
恐ろしく感じたのも確かでありました
皆、それぞれ生きている感じが面白い
政治劇としての戦国時代でありますな

そんな中、さらっと、一回目の松永謀反事件が消化されたわけで
謀反というか、むしろ、信長が裏切ったという感じで処理されていて
この物語ならではの関係だなと思わされる
これもまた、仕方のない政治の一幕だったという感じでもあるし、
そこに限界や、苦難がある松永の立場というのも
出てきてないのに察して余りあるというか
前回の茶席のことを考えても、
苦労したのが伺える内容で面白かったのでありました
さらっと見逃したことで、信長としては裏切っていないというか、
なんというかな、不思議な決着に見えたのであります

と、ここまで書いておいて、
これが世に言う一回目の謀反とは別の話だったらどうしよう
と調べてみたら、これをきっかけに裏切るのかと
そうなら、納得というか、謀反の理由がわかったとか
まぁ、ドラマ見てるのか、歴史をなでているのか
自分でもよくわからなくなってんだが
ともかく楽しいのでよしである

先週とはうってかわってというか、
もう、折々に将軍との思い出がちらつきまくる光秀が
完全に離れる気になってんじゃねぇかと思ったりしてしまったんだが
知らない内に、将軍が成長というか、権力を使っての喧嘩をする男になって
様々画策しているというのが衝撃的で、
なんとかしようとしていた光秀が愚かなようにも見えるし、
さりとて、剣術をかじった将軍との言いようのない差が
何を暗示しているのかというのも
なんというか、切ない回でありました

さらっと三方ヶ原も終わって、ばたばたとあわただしく
信長包囲網が作られていくのでありました