人間 作:又吉 直樹
面白いけども、随分重い読み物でありました
SFではないのだけども、最終的にどこまでが妄想で、
どこからが現実だったのか、
あるいは、そういう垣根がそもそもないものだったのか
わからないまま読んだのでありますが
受け答えというか、話が進むためのやりとりというのが
とても、わかりやすく面白くて
なんだかんだと、難しいことは脇に置きつつ読んでしまった
そんな感想であります
内容としては、ひょっとしたら本人が味わった
酷いそれこれなんかを文学化したのかとも思ったりしたのだけど
そんなことではなく、単純に、でてくる主人公が思い描く人々すべてが
彼の妄想だったんじゃないかというくらい、
似たような感じ、でも、そこにおける安楽というか、
何かほっとする感じなんかが描かれていて、興味深かったのでありました
この感想すらも、批判されてしまうという恐怖におびえながら
でも、批判したくなってしまうというか、誰にでも思うことを伝える権利はあるなんて、
そういう土俵に立つ時点で違うなと思ってしまうくらい、
何かしら、引き寄せられてしまう、日常感があって新鮮でありました
あまりオチがどうしたというものでもなく、
連綿と、誰でも思い当たりそうなところについて語り、
それが批判にさらされ、そして、どうしたか、
あるいは、どう思ったかというところで終わる
面白い小説だったように感じたのでありました
何がということはないけども、
読んだということと、
一人で、この小説に向き合いたいという気持ちが芽生える
読書になりました
面白いけども、随分重い読み物でありました
SFではないのだけども、最終的にどこまでが妄想で、
どこからが現実だったのか、
あるいは、そういう垣根がそもそもないものだったのか
わからないまま読んだのでありますが
受け答えというか、話が進むためのやりとりというのが
とても、わかりやすく面白くて
なんだかんだと、難しいことは脇に置きつつ読んでしまった
そんな感想であります
内容としては、ひょっとしたら本人が味わった
酷いそれこれなんかを文学化したのかとも思ったりしたのだけど
そんなことではなく、単純に、でてくる主人公が思い描く人々すべてが
彼の妄想だったんじゃないかというくらい、
似たような感じ、でも、そこにおける安楽というか、
何かほっとする感じなんかが描かれていて、興味深かったのでありました
この感想すらも、批判されてしまうという恐怖におびえながら
でも、批判したくなってしまうというか、誰にでも思うことを伝える権利はあるなんて、
そういう土俵に立つ時点で違うなと思ってしまうくらい、
何かしら、引き寄せられてしまう、日常感があって新鮮でありました
あまりオチがどうしたというものでもなく、
連綿と、誰でも思い当たりそうなところについて語り、
それが批判にさらされ、そして、どうしたか、
あるいは、どう思ったかというところで終わる
面白い小説だったように感じたのでありました
何がということはないけども、
読んだということと、
一人で、この小説に向き合いたいという気持ちが芽生える
読書になりました