CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】神の守り人 来訪編

2017-06-07 20:28:15 | 読書感想文とか読み物レビウー
神の守り人 来訪編  作:上橋 菜穂子

上下巻シリーズは、どっちも読んでからレビウってましたが、
近所の図書館で、下巻だけ見当たらず、
内容忘れてしまうまえに
とりあえず読んだところまでとメモっておくのであります

ちょうどテレビドラマの第2シーズンでやっていた話と
同じやつだったということもあって、
さらっと読めてしまったのでありますけども
バルサを主人公にして、神の力を宿した子供を守ると
そんなお話でありました

上下巻の上というところなので、
話はちょっとハンパなところで終わってしまうのでありまして、
どうなってしまうんだと、そういう感じで、
実際は先を知ってんだけども、気になるなぁ
タンダ大丈夫かよと、そんな気分になったのであります

読み応えがあったのは逃走劇の描写で、
逃げるバルサがどれだけの実力かというのが
ありあり浮かんでくるというのが、
読んでいる身分としては、かっこいいと満足できるのであります
いわゆる、俺ツエーという満足感というか
恥ずかしい話だが、やっぱり、主人公の実力が評価されるというのが
とても楽しく読めてしまうのでありました
感情移入といっていいのだろうか
バルサの知恵と勇気と、生き方がかっこよくて仕方ない
かっこよいほど嬉しくなるのである

今回はテレビ版を見ているということもあって、
あれこれ思い出しながら読んだのでありまして、
驚いたのが、四路街のマーサの描写で、
原作とまったく姿が違うじゃねぇかと衝撃を受けたのでありますが
どっちのマーサも、実に見事というか、
マーサであったなと感心しきりだったのでありました
原作、ドラマともに、物凄くよいキャラクタだ
見た目とかではない、その雰囲気というか
かもし出すものが共通して見えたんだから凄いと思うのである

読み終えたところまででは、何も解決していないものの
子供たちの成長といっていいのか、
心のありようの変化が丁寧に描かれていて
感動を催したりしながら、楽しく読み終えたのでありました
続きをどっかで探してこないとなぁ