CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】指輪物語 二つの塔

2017-06-24 20:40:08 | 読書感想文とか読み物レビウー
指輪物語 二つの塔  作:J.R.R.トールキン

シリーズ2つ目であります
前回仲間と出会い、それぞれの冒険へと繋がっていた話から、
そのそれぞれの仲間たちの行程が描かれていた
冒険譚であります
アラゴルン隊とピピン&メリーチーム、
そしてフロドとサム
大きくは三手に分かれて、それぞれの活躍が
なかなかかっこよく描かれていたわけでありまして、
ファンタジー戦記というか、なかなか
そういう物語を堪能できたと満足なのであります

劣勢を強いられていた状況から、
各地の王たちとの連携を深めたりして、攻勢に出ていく
そんな感じの流れなので、この逆転しだしたあたりが
なかなかに爽快で、面白く読めたのでありました
特に、エント族なる巨大な樹木種族の快進撃が素晴らしく
それを受けてからの、白のサルマンとの対決が
なかなか白熱といっていいのか、ほぼ一方的に勝ってた内容だけども
やりとりも含めて面白かったのであります

相変わらずといっていいか、重要なのは指輪のような
強い力ではなく、ホビットたちの真剣さというか、
勇気と真面目さ、強靭な精神力というそれに尽きていまして
これが主人公のフロドだけじゃなく、サムにも、ピピンにもメリーにも
4人のホビットそれぞれに、同じ資質が備わっているかのような描かれ方が
ことの大小は別にして感動を覚える内容だったと
思うのでありました、純粋に素晴らしいというか
かっこいいな、ステキだわと思わされるのは
古典ならではの楽しさなのかもしれないと感じたのでありました

フロドとサムの行程がもっとも難関で、さらには、
苦境のまま次の章へと紡がれていくという内容なので
早いところ次のを読まないといけないと思うのでありますが
ともかく、二つの塔までを読み終えたので
メモっておくのでありました