CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

坂の上の雲 留学生

2009-12-27 21:33:32 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャルドラマ坂の上の雲
今年最終回を無事見終えました

駆け足であっという間すぎたと思うのですが
それにしたって、あれこれと重厚でありました
ただ、ばたばたしすぎた感というのは
ちょっと気になりまして
子規パートとそのほかパートとをいったりきたりするのが
なんともかんともというところであります
実際は、どちらも相当に面白いドラマでありまして
たまらんと思うのですが、戦パートが重厚に
外交まで交えてやっているとき、子規は少し弱いかしらなんて
思ったりしてしまった次第
浮いているとはいわないんだが
そのころの民意みたいなイメージでもないしなぁと
思ったりなんだったり

しかし、今の情勢に対する
とてつもない直球意見投下と個人的には感じてしまった
伊藤閣下のくだりとかは、ふるえてしまいましたところ
なんというかな、色々と怖いな
これをNHKが映像化してしまうということが怖いなと
誰かが思ったんじゃないかしらと
ちとちと残念に思うところ
ずいぶんと面白い内容だし、あの部分、
あの正気を失ったようにして軍備を増強するあたり
あれは、当時としてもおかしいし、
今となって正しいといえるのは、それこそ
最期のくだりである、数々の幸運の一つの結果であるなとか
なんか、政治的なそれこれを思わされたのでありました

そうかと思うと、餅食い合戦をしこたまやってみたり
軍神広瀬をやたらめっぽうクローズアップしてて
個人的にステキすぎると感心したりと
あれこれ大忙しでありました
もちょっと、調練風景みたいなのも見たいなぁと
思ったりもするんだが、考えてみると
留学できる士官なんだから、もう、そんなレベルじゃねぇんだなと
よくわからないままに、どんどん出世していく
天才どもを見送ってしまったのでありました

テレビだから、身近とは言わないにせよ
あれこれと見ることができるけど
実際は、ああいう頭のいい人がごろごろいた、という過去と
現在もどっかにいるんだろうなという恐怖に
おののいたりしたのでありました

しかし、海外ロケ、舞踏会風景には圧倒されたし
もう、ぎゅうぎゅうと詰まりすぎた内容、
序列をどうつけたらいいか全くわからないほど
立派な俳優人と、楽しすぎて涙がでそうでありますが
次回が来年12月ということで
どっかで、来年2月にちょっと見られるとかいう嘘情報を聞いてたんだが
これが簡潔するまでは、なんとか生きていたい
そして、テレビを見られる環境で生きていたいと思うのでありました

まぁ、いくつかというか、散見された
急に二次大戦の陸軍人みたいなのが出てきたり、
ミンピの件を断定しちゃったりとか、
しょーもないところもありましたが、
なんとか完遂してほしいと思うのであります
これは、国内に向けたものとして作ってほしいんだがな
プロパガンダでなくて、なんというかな
ドラマとして、面白くなるだろうに
国内向けにつくるという意味でなんて
考えたりしつつ

というか、そろそろ地デジに移行しないと
見られなくなるんだろうかと、不安を抱えつつ
今年のNHKも面白かったと感激をここにしたためておくのです