CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

坂の上の雲  少年の国

2009-11-29 22:03:29 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャル大河ドラマ坂の上の雲
ついに始動であります
待ちわびた、思えば長かった、というか、
長すぎた、しかも、まだかかるのか
色々思うところはあるのですが
何年も心待ちにした甲斐があったというべきか
すごく楽しみにして、この第壱話に挑んだのであります

ああ、すげぇ

臨場感というではない、なんだろう
この高画質すぎる画面はどうだ
これでもかと、惜しげもなく使い捨てられていくセットが
たまらんと感激したり、まぁ、いらぬところで
まず感激してしまったのがいけませんが
最初にそこが眼についてしまうのでありました
すごい、メイキングとかもいくつか見てきたけど
あの、軍艦出航シーンが、まさかはりぼてなんて
誰がわかろうかとあっけにとられるような出来
すさまじい、すさまじすぎる

と、そんなお金つかえば当たり前的なところは
まぁ、それはそれとおいておきまして、
実際の話のほうですが、
思ったよりも速い、進み方がけっこうなあれであります
この調子でいくと
今年だけで、日清戦争までいくんじゃねぇか?
まぁ、それはそれでありがたいんだけども
どうなんだろうか
駆け足すぎて驚きの展開でありました

ばたばたと、主要人物が語られていくところは
なかなか爽快で見やすかったのですが
掘り下げが少し浅いというか、なぜ、のぼさんとじゅんさんが
あんだけ仲がいいのかとか、そのあたりがわかりづらい
このあたりは残念でありました
しかし、通常の大河ドラマみたいに、その少年期に
三話もさけないから仕方ないところではあります

とはいえ、役者全員から立ち上るような
なんともいえない熱気みたいなのが伝わって
ああ、こういう時代だったのかなという
妙な説得力を感じてしまったのも確かでありますところ
なんだろう、ちょっと、色眼鏡にすぎるのかもしれない
何見ても感動してしまう
是清役で、西田御大が出ておられたのも
イメージどおりというべきか、すばらしいなぁと感激したのですが
今回の目玉だったと思われる、あの
外人とのやりとりシーンがなかなかステキで
中国人通訳をつかっているあたりとか
なんとも、明治っぽさがたまらんと感激したのでありました

しかし、ドラマとして、これが万民に受けるのかというところが
すごく気になってしまうのは確かでありまして
なんというか、いいとは思うけど、笑いどころとか
感動どころがわからないという意見がでそうで
そういうものじゃないんだがなと、よくわからない反論をする自分の未来が
すけて見えるようでいやな感じであります
あと、予告というか、前評判でいろいろ流していた映像で
やっぱり、一話分見てたんじゃないかと思うほど
見たことある映像ばっかりで
ちょっと新鮮みにかけてしまったと感じたのも確か
面白いけど、期待がふくらみすぎていたかもしれない
そんなことを思ってしまいましたところ

まずは、今年分でどうなるか
楽しみに視聴していこうと思うのであります
しかし、渡辺謙がナレーションとか、豪華すぎるだろう
なんか役あたってんのかしら