滋賀県立陶芸の森でやっておりました
北大路魯山人展を見てきました
先日の信楽焼祭の時は、人が多すぎて
とても見てられなかったので
ちょっと時期をずらして
今更いってきたのであります
というか、先日の信楽祭の話書いてないのか
まぁ、いいや
とりあえず、話題として熱い間に書いておきます
陶芸の森という場所、個人的には大好きなのでありまして
なんせ、すごくよくできている場所なのに
人が少ない、とてもすがすがしい
この二つだけで十分
そんなところであります
が、今回は違った、そこにあんなにたくさんの人を集められるものか
魯山人のすごさをそこにもかいま見たのでありました
さて、魯山人については
前にNHKの単発ドキュメンタリーで見たなと思ったんだが
その大半を忘れておりまして
ともかく、とんでもなくわがままなくせに、才能にあふれた
手に負えないじじいだったと思っておったのですが
おおかたそれであっているようでありまして
今回、展示物のほか、その当時のことなんかが
パネルで解説されておったんですが
いやー、噂にたがわぬというか、あれこれ
才能を振り回して、振り回されて、なんか
よくわからんうちに、わがまま放題して死んだ
そういうじじいでありました
人となりはともかくとしまして
今回の展示では、たくさんある魯山人のその作品の中から
星岡茶寮で使われていたという、ちょっとユニークなものが多かった
なんというか、料亭で使われているから
しっかりと、使うこと重視で作られているというそれであり
器が思いっきり自己主張しているそれでなくて
でも、すごくいいものだな
なんか、見てると楽しくなるなというものばかりで
すばらしい展示の数々であります
しかし、このじじいのすごいところは
本当、青磁、陶磁器、漆器と
ありとあらゆる食器をとりあえずてづからやってみたところ
また、織部、志野、京焼、備前、信楽と
どこのそれも、すげーうまいこと焼いてしまうという
とんでもないチート性能であります
なんだこのじじい、絶対生きてた頃恨まれただろうな
しかし、どの作品も今まで色々みてきたそれとは
若干異なる、これこそが魯山人の魅力なのかなと
おぼろげにわかったような気がする次第
魯山人展については、何年か前に
京都の大丸で見たと思ったんだが、あのときとはまったく違う
なんというか、ありふれたといっても過言でないような
よくできた器がたくさんあって、すごく感動したのであります
つまるところ、これで飯を食ってみたい
そういうお話であります
飾っておく器というのは、それなりの価値と意味があるわけですが
今回のこれは、食器として使ってどうかというところに
主眼があるわけで、その職業が違うと思うところ
こういういい器で召し食ってみたいよなぁと
改めて感激したよい展覧会でございましたというお話
余談でありますが、パネルのなかに
魯山人が料理について語っている部分があったんだが
その料理が納豆茶漬けでありました
この納豆茶漬けに関する記述の詳細緻密で
とてつもない着眼というか、うまそう、と思わせる文章は
それひとつで作品だよなと感激して
同時に、納豆にここまで語ってしまえるじじいというのは
やっぱり憎めないというか、すげーなと
ただの食道楽としてあこがれてしまうのでありました
うまいものをうまく食う
そのために器がいる
シンプルでありまして
魯山人とは、そういう人でありました
北大路魯山人展を見てきました
先日の信楽焼祭の時は、人が多すぎて
とても見てられなかったので
ちょっと時期をずらして
今更いってきたのであります
というか、先日の信楽祭の話書いてないのか
まぁ、いいや
とりあえず、話題として熱い間に書いておきます
陶芸の森という場所、個人的には大好きなのでありまして
なんせ、すごくよくできている場所なのに
人が少ない、とてもすがすがしい
この二つだけで十分
そんなところであります
が、今回は違った、そこにあんなにたくさんの人を集められるものか
魯山人のすごさをそこにもかいま見たのでありました
さて、魯山人については
前にNHKの単発ドキュメンタリーで見たなと思ったんだが
その大半を忘れておりまして
ともかく、とんでもなくわがままなくせに、才能にあふれた
手に負えないじじいだったと思っておったのですが
おおかたそれであっているようでありまして
今回、展示物のほか、その当時のことなんかが
パネルで解説されておったんですが
いやー、噂にたがわぬというか、あれこれ
才能を振り回して、振り回されて、なんか
よくわからんうちに、わがまま放題して死んだ
そういうじじいでありました
人となりはともかくとしまして
今回の展示では、たくさんある魯山人のその作品の中から
星岡茶寮で使われていたという、ちょっとユニークなものが多かった
なんというか、料亭で使われているから
しっかりと、使うこと重視で作られているというそれであり
器が思いっきり自己主張しているそれでなくて
でも、すごくいいものだな
なんか、見てると楽しくなるなというものばかりで
すばらしい展示の数々であります
しかし、このじじいのすごいところは
本当、青磁、陶磁器、漆器と
ありとあらゆる食器をとりあえずてづからやってみたところ
また、織部、志野、京焼、備前、信楽と
どこのそれも、すげーうまいこと焼いてしまうという
とんでもないチート性能であります
なんだこのじじい、絶対生きてた頃恨まれただろうな
しかし、どの作品も今まで色々みてきたそれとは
若干異なる、これこそが魯山人の魅力なのかなと
おぼろげにわかったような気がする次第
魯山人展については、何年か前に
京都の大丸で見たと思ったんだが、あのときとはまったく違う
なんというか、ありふれたといっても過言でないような
よくできた器がたくさんあって、すごく感動したのであります
つまるところ、これで飯を食ってみたい
そういうお話であります
飾っておく器というのは、それなりの価値と意味があるわけですが
今回のこれは、食器として使ってどうかというところに
主眼があるわけで、その職業が違うと思うところ
こういういい器で召し食ってみたいよなぁと
改めて感激したよい展覧会でございましたというお話
余談でありますが、パネルのなかに
魯山人が料理について語っている部分があったんだが
その料理が納豆茶漬けでありました
この納豆茶漬けに関する記述の詳細緻密で
とてつもない着眼というか、うまそう、と思わせる文章は
それひとつで作品だよなと感激して
同時に、納豆にここまで語ってしまえるじじいというのは
やっぱり憎めないというか、すげーなと
ただの食道楽としてあこがれてしまうのでありました
うまいものをうまく食う
そのために器がいる
シンプルでありまして
魯山人とは、そういう人でありました