
今日は、S足学園音大の卒業式がございました。
まったく例年通りではありませんが、卒業式が出来たことは、昨年に比べたら大きな前進でした。
(是非、来年以降もと願わずにはいられませんが、やはり、昨年が悔しいですね・・・
。)
でも。
卒業生にも話したのですが、この憎むべきコロナの世界になって、でも・・・「良かった」ことも、何かしらあったはず
。
僕は。
小さなことでは(でも大切なことですが)、ステイホームで毎日長い時間を過ごすことになった自分の部屋や家を整理整頓できたこと。
また新たにオンライン環境などをある程度しっかり構築できたこと。
世の中が立ち止まったことによって、自分のことをしっかり考えられたこと。
時間ができたことで、ピアノに関して、やってみたかったクラシックの曲にチャレンジできたこと、など。
まだまだ他にもありますが、あのままの世界が裁断なく続いていた未来よりも、一度、こういう時間が持てた(持たされた)あとの未来の方が、
きっと有意義で、充実したものになると、確信めいたレベルで思えたりもしています
。
なんとなくネガティブな話になりがちですが、だからといっていきなり何もかもが元通りにもならないですし、すぐに改善することでもありません。
ならば。だからこそ。ポジティブな気持ちを持ち続けられることが、すごく重要なのだと思います。
それが、強さに繋がりますし、これから当面の世の中を生き抜くには、きっと必要なものだと思うのです。
やがて、グラデーションではありましょうが、「アフターコロナ」がやってきたとき。
きっと、明確に差が出ていることでしょう。
そして、ここで頑張れた人は、きっと、その後も頑張れます。
その為に、今、こんな時だからこそ、めいめいの精一杯の知恵を、一生懸命絞ってほしいですし、僕もそうありたいです。
元気であることをありがたく思いながら、そして、楽しみながら、この稀有な時間を、有意義に使っていってほしいです
。

あれ。君は卒業・・・はしないよね
(笑)。
ではー。