ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




毎日、暑くなりますねえ。

このまま、「明日の最高気温は58度です」とかいう日が、本当にくるのじゃないだろか、

と、暑いラーメンを食べながら、うつらうつら(寝るなよ)。

 

いえ、かるくホーローになるのですよ。

それなら、あモーローね。

流し台になってもねえ。

 

そういえば、「ドクターモ-ロー」じゃなくて、「ドクターモローの島」(リンク先ネタバレあり)ってすごく面白い映画がありましたね。

一昔前でしたら、こういうちょっと怖い映画は、こんな暑い時期にテレビでやってくれそうなものですが、

最近はホラー系とかは、もうテレビでは演らない時代だそうですので、

夏の定番「ホラー映画」のテレビ放送が減ったのはなぜ?

 

記事をかいつまみますと

・(スポンサーが)視聴率が取れたとしても、クレームや抗議というものに過剰に反応

・(厳しい)自主規制

・(近年は)テレビ局が製作員会に入っていない(映画)作品がない=テレビ局制作映画から優先的にテレビ放送。

こんな理由が挙げられておりました。

 

……面白くないですねえ(笑)。

最初にテレビで見て、そりゃあ、確かに怖かったけど、強烈に面白かった(・・・というといまどき語弊があるのでしょうが、つまり、作り物としての映画、エンタテイメントとしての娯楽物として)記憶が残った映画として、

 

エクソシスト」・・・とにかく、名作。休憩を入れながら、数日かけての神父とリーガン(悪魔)との戦い、というのが、ものすごくリアルで怖かった。それまで知っていたウルトラマンと怪獣とのあっという間に終わる戦いとは一線を画していた。

エクソシスト2」・・・映画としてはアレなので評価は分かれると思います、冒頭の針の山のシーンだけは、強烈に怖かった(痛かった)のが、印象的。イナゴは食べられないし、怖い。

マニトウ」・・・今見たら、どう思うのかものすごく興味がある映画。ただ、子ども心には、ものすごく怖かった。背中に妊娠するという題材が、それだけで、子ども心にアウト!だった。(いや、ストライクだったのか)。

オーメン」「オーメン2」・・・こういう悪魔ものは、日本人よりもあちらの方の方が怖いのでしょうね。でも、一作目の格調の高さと、二作目の下世話さの落差が、子ども心にも「二作目ってアレなんだな」なんて思わせるものがありました。生意気な子どもです。片目でしかみれなかったくせに(笑)。

サスペリア」・・・なんといっても、ゴブリンの音楽が凄い。大人になってCDで買ってしまったほど。映像も怖かった。今見ても、このカメラワークや色彩は怖いと思います。子どもの頃の、トイレに行けなくなった夜を思いすからなんでしょうけれども。

スクワーム」・・・前にも紹介しましたが、これは、もう二度とテレビでは放送されないでしょうねえ。深夜枠でもどうだか。クリアな映像のDVDでは、僕ももう見れないかも。

ゾンビ」・・・これも名作です。この手の映画で開発された(考えられた)手法、ゾンビというものの設定の強烈さと「正しさ」。この後のゾンビもの映画は、どれ一つとして、この映画の設定の影響を受けずに作ることはできませんでしたものね。逆に「走らせよう」という発想だって、このオリジナルゾンビがあってのこと。三部作の一作目「Night~」があってこそとはいえ、全てのゾンビ映画の出発点であり、終着点でもある映画です。大型スーパーマーケットに行って、この映画を思い出さないことはない?くらいです(笑)。

 

きりがないなー(笑)。

でも、テレビで初見だったものだけでも、こんなに名作が沢山あるんですねー。

この後、大変なホラーブームがやってきたので、僕も色々と映画館で観ることになりましたけど、

やっぱり、テレビの影響は大きかったです。

 

・・・でも、さすがに今は、ホラーを見ることは減りましたが、

やっぱり、頭をからっぽにして楽しむ側面の娯楽としての、また、特撮などを含む、作り物としての映画、という面では、

SFと並んで、ホラーは、やっぱり映画の一つの無くてはならないジャンルであると思います。

過剰に眉をひそめるのではなくて、「よく出来てるなー!」くらいに、一歩余裕をもって、見るとよいと思います。

 

それでもついつい引き込まれて、怖くなるような映画は、最高ですね

 

ではー。



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