映画が中心のブログです!

中島けんです。新しい映画や舞台の感想を中心に、大映の思い出、海外旅行・地元の話題などを写真付きで書かせていただきます。

大映宣伝部・番外編の番外 (31) 三角八郎さん + さようなら李香蘭

2014年09月15日 | 日記

       

     昨日、「大映宣伝部・番外編の番外」の下書きをしていたら、山口叔子さんの
     訃報を聞き、どうしても一言書きたかったのでスペースを取りました。お許しく
     ださい。
     山口叔子(李香蘭)さんには、戦後東宝撮影所でお会いしたことがありますし、
     私としてはどうしても忘れられない方のお一人なのです。
     昨年5月30日の「楽しかった旅の一コマ(16)台中」に私の思い出として李香蘭
     のことをアップしています。良かったらご覧ください。
     そして山口叔子さん、どうか安らかにお眠りください。・・・合掌・・・


    

     前回、丸井太郎さんを取り上げましたので、どうしても引き続き書かなければ
     ならないのが三角八郎さんです。
     二人とも昭和33年(1958)に大映に入ってきた人ですが、二人を見た会社が、
     これはまさしく丸・三角だと、今だったら漫才コンビにでも通用するように芸名
     をつけたのです。し

     かしその割には役に恵まれず、彼が出演した作品は脇役で約20本ですが、ま
     ともな役はほとんどないという状況でした。外観の印象で、悪役とか三枚目が
     多い彼でしたが、生の彼は真面目で律儀な青年でした。
     一方、丸井太郎は前回書いたようにテレビに出て、なまじっか人気が出たのが
     アダとなり、悲惨な結果を生みます。

     三角八郎は、大映が倒産したことがきっかけとなり、テレビに活躍の場を移し
     て、各局にドラマに結構出演し、その顔を覚えている方も居られると思います。
     大映では浮かばれず、その後はテレビを主体に活躍、後年になって名をなした
     人は、平泉成・峰岸徹(故人)などが居ますが、この二人については、後日また
     取り上げたいと思っています。

          


    
コメント (2)
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